同発表では、不当景品類及び不当表示防止法(略称:景品表示法)などに基づく見解について、29項目に分けてQ&A方式で解説。昨年、社会的問題となったいわゆる「コンプガチャ」やアイテム課金などに対して、わかりやすく当局の見解を示している。 例えば、「コンプガチャ」が景品類の提供形式である「カード合わせ」に当たり、インターネット上でも従来の取引の分野と同様に禁止されるなど、その解説は詳細になっている。
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
みんな大好き石原俊介(石原俊)さん率いる現代産業情報ですが、最近の記事で「あれっ」と思う記事が出て興味深いわけです。 ●グリー、DeNAなどへのバッシングに「産業の芽」を潰す行き過ぎはないか! http://www.gendaisangyojoho.co.jp/index.html 有料媒体ですので、記事を丸ごとコピペするような野暮な真似はしませんので、ご興味のある方は最寄の東京電力本社資料閲覧室等でお読みいただければと思うわけですけれども、何かその方面で手打ちでもあったのでしょうか。 半年前には、まったくベクトルが逆の記事が出ていて、内容はともかくトーンは叩きモードだったことを考えますと、何らかの折り合いがついたのかなと思うところであります。というか、何事もないのに180度旋回するような世界ではないと思うのですが、考えすぎでありましょうか。 ●念願の球界進出は朗報だが、今がピークのDeN
グリー、ディー・エヌ・エー(DeNA)など6社で構成するソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会は5月25日、コンプリートガチャ(コンプガチャ)についてガイドラインを公表した。コンプガチャは明確に禁止し、6月末までにサードパーティ製タイトルを含めコンプガチャを全廃する。 ガイドラインでは、コンプガチャについて「有料ガチャアイテムを含む特定の2つ以上の異なるアイテム等を全部揃えることを条件として、ソーシャルゲーム等で使用することができる景品類たる別のアイテム等を利用者に提供する方式」と定義。自社製・他社製を問わず、プラットフォーム事業者はコンプガチャを提供してはならないとした。 ガイドラインは6月1日から運用し、サードパーティを含め同月末までにコンプガチャを全廃する。今後、コンプガチャに類似した「ユーザーを過度に誘引させるような」ガチャなどについてもガイドラインの策定を進め、6月中に公表す
ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)について、消費者庁は5月18日、景品表示法が禁じる「カード合わせによる景品提供」に当たると判断、同法によって禁止されるとの見解を正式に明らかにした。 コンプガチャ問題では、同庁が同法違反との見解を持っていることが伝わり、ソーシャルゲーム各社がコンプガチャの廃止を相次いで表明していた。 同法では、複数のカードなどを組み合わせた懸賞方式による景品の提供を全面禁止している。「その方法自体に欺瞞性が強く、また、子ども向けの商品に用いられることが多く、子どもの射幸心をあおる度合いが著しく強いため」だ。 消費者庁は、コンプガチャによって提供されるアイテムやカードは同法上の「景品」に当たり、またコンプガチャの仕組みはカード合わせに当たるとの判断を示し、同法上禁止されるとした。 通常の有料ガチャは同法の規制にはかからないとの見解だ。 7月1日付けで運
「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」は景品表示法に抵触――松原仁消費者行政担当相が5月18日の記者会見で一連のコンプガチャに関する騒動に対して言及し、景表法に抵触するという法律の運用基準を明確にし、7月1日より規制する。(追記:消費者庁の正式な発表はこちら) 消費者庁 表示対策課 課長の片桐一幸氏に確認したところ、コンプガチャが景表法上禁じられている「カード合わせ」に該当するという見解だという。実際にコンプガチャが景品表示法違反として執行されるのは7月1日から。それ以前に問題となったコンプガチャについては遡及(そきゅう)しない。同庁ではこれに向けて景表法の運用基準を改正する。同時に、5月18日より景表法の運用に関するパブリックコメントを募集する予定。 消費者庁では一連の騒動以降、実態把握に向けてプラットフォーム事業者などとも話し合いを持っており、今後も意見を聞いていくとしている。
Greenrompは5月16日、Android向けアプリ「コンブガチャ」の配信を開始した。価格は無料。 このアプリはコンブ(昆布)をコンプリートすることによってレアカードが手に入るというコンプガチャアプリ。課金されずに無料でガチャを無限に引けるが、レアカードだけは出現確率が著しく低くなっており、同社では「誰でもコンプガチャの課金のえぐさ、イライラを体感することが可能」としている。さらに、コンブをコンプすることでもらえる「灼熱大帝昆布姫」は、どのソーシャルゲームでも使用不可のカードであるため、「『課金したのにこんなレアカード要らない』などのクレームには対応できませんので、予めご了承ください」としている。 このコンブガチャの開発の経緯を、Greenromp社では以下のようにコメントしている。 5月10日、Greenromp社は宴席にて各社のコンプガチャ撤退の話になり、代表取締役である野田が「じ
2012年05月10日10:00 コンプガチャ廃止決定! 結局は堂々巡り? 今後一体どうなる? カテゴリカルチャーカルチャー 昨日、NHN Japan株式会社、グリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社 ディー・エヌ・エー、株式会社ドワンゴおよび株式会社ミクシィの6社による共同リリース「コンプリートガチャの取り扱いに関するお知らせ(6社共同)」が各メディアに届いた。先日、課金の上限を設定する発表があったばかりだが、今度はユーザーの射幸心を煽って、ガンガンお金を使わせていたコンプガチャを廃止するというのだ。 共同リリースいわく 「各社で開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおける全てのコンプリートガチャ(以下「コンプガチャ」)に関し、新規にリリースするゲームについて中止する方針を決定いたしました。また、各社で現在運営しているソーシャルゲームのコンプガチャについても、2
信頼と実績の日経井上理ブランドきたで。 コンプガチャ全廃へ グリー・DeNA・サイバーなど ソーシャルゲーム業界に広がる自主規制 http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9C93819499E2EBE2E39B8DE2EBE2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;dg=1;p=9694E0E2E2E6E0E2E3E3E3EBE7E6 というわけで、まずは明らかに黒くてやりやすいところからの前哨戦。業界団体ではなく、主力となっている個別の会社が対応を発表するということで自粛ムードが広がるという立ち上がりになりました。 第一陣を切ったのは何故かKlabでありまして、目立ちたがりだなあ、そもそも未成年者相手にキャバクラゲーム一発ヒットさせて株式上場にもっていったくせに何を白いこと言ってるんだよという批判を投げかけてはいけません。
風向き次第ですが、様子見発言が出ました。 コンプガチャ、犯罪実態は未確認 松原国家公安委員長 http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012051001001248.html 現段階では被害実態が出ない限りこれ以上は賭博に関して問題視せず、業者の自主的な規制を見ながら判断する、という内容でございまして、とりあえずの満額回答と言えましょう。まずは景品表示法にて消費者庁にて対処するという方針での落着であります。 で、ここから先が問題なんですが、おそらくコンプガチャの利用が停止された後も似たような射幸心を煽るコンテンツが提供されますと、社会問題化した消費者問題というのは解決しません。 もうこれは、この業界が成長しようと思うとひとつのゲームに10万も20万も注ぎ込むごく一握りの馬鹿が正気に返るまでの一部始終を何度も繰り返さないとならんわけですね。そのうちの相応の割合が未
グリーは5月8日、2012年第3四半期決算(1~3月)を発表した。今回も増収増益で過去最高の売上高を記録している。 好調な業績を記録した同社だが、同日開催された決算説明会で会場の注目を集めたのは、「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」に関する話題だった。特定のカードやアイテムをそろえることで希少なアイテムを入手できるというこの仕組みについて、5月7日には、消費者庁が景品表示法(景表法)違反の可能性を示唆した。また5月8日には松原仁消費者担当大臣が、記者会見で改めて景表法違反の可能性に言及したと読売新聞が報じている。 このような背景を受け、決算説明会の冒頭でグリー代表取締役社長の田中良和氏は「コンプガチャに対して一連の報道があることに関しては承知している。我々としてはより多くの方々に安心してサービスを利用できる環境作りをすることが重要と考えている」と説明。また、同日の消費者担当大臣のコメント
消費者庁が規制を検討しているとされるソーシャルゲームの「コンプガチャ」。本稿では、コンプガチャの仕組みを解説する。 「ガチャガチャ」を連想させるシステム 「ガチャ」は、「ガシャポン」などでカプセルトイを買うときの様子「ガチャガチャ」に由来する。ガチャガチャもコンプガチャも、景品を一回引くたびに費用を負担させる点など、仕組みとしては似通っている。ガチャも、ソーシャルゲームで初めて採用されたシステムではなく、ゲーム内課金の一環として、以前からパソコン向けオンラインゲームなどで提供されていた。 ゲーム内のポイントを使った無料のガチャを提供するゲームもあるが、ほとんどの場合は仮想通貨を用いた有料のガチャだ。無料ガチャでは手に入らない、魅力的でレア度(希少性)の高いアイテムが用意されていることが多い。また、複数回を一度に引ける「連続ガチャ」といった仕組みを用意するゲームもあり、その場合は連続ガチャに
ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)を消費者庁が違法との判断を示す見通しになったとの報道に対し、Klabは5月7日、影響について見解を公表した。既に改修の検討を始めており、消費者庁から中止要請があった場合は全面的に従うが、その場合は業績にとって悪影響も好影響もあるとしている。 同社は「100枚以上のアイテムが存在する通常ガチャに限定アイテムを複数混入し、限定アイテムがそろったら報酬アイテムをもらえる」ものをコンプガチャ、「限定アイテム(6~10アイテム程度)で構成され、限定アイテムがそろったら報酬アイテムを付与」するものを「テーマガチャ」と呼んでいる。「キャプテン翼モバイル」など8タイトルでコンプガチャ、「恋してキャバ嬢」など8タイトルでテーマガチャを導入しているという。 通常ガチャとコンプガチャの売り上げは区別できないが、コンプガチャ導入前後ではガチャ売り上げが15%
ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)を消費者庁が景品表示法に抵触する可能性があると判断したとの報道を受け、ソーシャルゲーム各社は今後どのような施策をとっていくのか。 グリー、ディー・エヌ・エー(DeNA)、サイバーエージェントなどソーシャルゲームのプラットフォーム事業者6社は協議会を設立し、青少年(18歳未満)ユーザーに対して月額課金制限を設けるなど、自主規制に取り組んできた。DeNAは「消費者庁から直接連絡をもらったわけではないので、現時点ではコメントできない。協議会で対応していくかどうかも未定」(広報担当者)と話した。グリーは「現時点で正式な連絡がないため憶測でコメントはできないが、もし正式に注意勧告が来た際には真摯に対応していく」(広報担当者)と述べた。 サイバーエージェントは「現時点で消費者庁から正式に注意が来たというわけではないため、今後の施策については検討し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く