2015.12.02 働き方 ジーズアカデミーTOKYOは、デジタルハリウッドがこの4月に開講した社会人、大学生の就職希望者、起業希望者を対象にしたエンジニア養成学校である。 約半年のカリキュラムは、プログラミングの基礎を学ぶところから始まり、最終的にはオリジナルのWebサービス・アプリを完成させて卒業となる。メンターは弊誌連載でもおなじみのえふしん氏ら、現役の一流エンジニアが務める。 11月、その1期生が卒業を迎えた。中でもトップクラスの成績で卒業した栗林緒氏は37歳。全くのプログラミング初心者で、それまではアルバイトや派遣社員として食いつなぎつつ、ジャズ・ギタリストとして身を立てる夢を追い続けてきたという。 多くの夢追い人がそうであるように、栗林氏も生活という現実を前に、道半ばにして音楽の夢をあきらめざるを得なかった。しかし夢を追うことを止めた後には、栗林氏が想像していた以上に厳しい人