偽ウイルス対策ソフトの「Mac Defender」が、今度はIMF前専務理事のスキャンダルに便乗する手口を採用した。 国際通貨基金(IMF)の前専務理事が性的暴行の罪で起訴された事件に便乗して、Macを狙ったマルウェアがFacebookで感染を広げているという。セキュリティ企業の英Sophosが5月31日のブログで伝えた。 同社によると、この手口ではストロスカーン前専務理事が起こした暴行事件の場面を映した動画と称するリンクがFacebookのタイムラインに掲載される。Macユーザーがこのリンクをクリックすると、偽ウイルス対策ソフト「Mac Defender」の感染ページにリダイレクトされ、偽のウイルス感染警告で脅して有料ソフトの購入を迫られるという。 Mac Defenderは、米Appleも注意を呼び掛けているマルウェア。これまでは検索結果を不正に操作するSEOポイズニングが主な感染経路
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