紙と印鑑要らず、Web上で契約作業を完結「クラウドサイン」 弁護士ドットコムがリリース
弁護士ドットコムは10月19日、クラウド契約サービス「クラウドサイン」をリリースした。受発注書や秘密保持契約書などの契約をWeb上で完結できる。 従来、紙と印鑑を使用してきた契約作業をクラウドで行うサービス。利用者が契約書ファイルをアップロードし、契約者側がWeb上で内容を承認、必要事項を入力すれば契約締結となる。 締結済みの契約書はSSLで暗号化した上で自動でアーカイブされ、検索も可能だ。印刷、押印、郵送などの手間なく、スピードアップやコスト削減を期待できるという。 無料プランは1ユーザーのみで、契約締結は月間30件まで。スタンダードプラン（月額1万円、税別）は契約件数ごとに50円がかかり、ユーザー数や契約締結件数は無制限。 今後、本文での検索機能、高度な個人認証、契約更新期限の通知、外部連携APIの提供、スキャンした神データの管理機能――などの機能追加を予定する。契約書作成支援、契約書
弁護士ドットコムがマザーズ上場へ
東京証券取引所は11月7日、弁護士ドットコムのマザーズ上場を承認した。公開予定日は12月11日。証券コードは「6027」。 2005年に創業し、法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営し、同サイトの月間ページビューは今年9月で1159万。同月末時点で7194人の弁護士が登録している。2014年3月期の売上高は2億9100万円、営業利益は1500万円、純利益は1300万円。 公開価格決定は12月2日。主幹事は野村証券。 関連記事 ネットで広がる法律相談サービス 「弁護士の“食べログ”に」 「相談件数はここ数年で激増した」――法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」運営会社の元榮社長はこう話す。個人が持つモバイル端末と法律相談サービスの親和性をバネに、法律専門の口コミサイトとして成長していきたいという。 関連リンク 弁護士ドットコム
「弁護士ドットコム」のオーセンスにデジタルガレージが出資
法律相談サイト「弁護士ドットコム」を運営するオーセンスグループにデジタルガレージ子会社が出資した。事業開発などの業務提携を視野に入れる。 デジタルガレージは8月20日、投資子会社のDGインキュベーションが、法律相談「弁護士ドットコム」を運営するオーセンスグループに出資し資本提携契約を結んだと発表した。出資額は約1億円とみられる。 弁護士ドットコムは、ユーザーが登録弁護士に法律相談をしたり、弁護士費用の見積もり比較などを行えるWebサービス。8月15日時点で4452人の弁護士が登録しており、2005年のサービス開始以来、累計法律相談件数は20万件を突破したという。 出資後、DGインキュベーションはオーセンスの外部筆頭株主となる。オーセンスは今後、デジタルガレージグループのパートナーメディアと連携した事業開発や、マーケティング支援を受けてのユーザー獲得、広告事業での協業などを進める。
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