Red Hatは米国時間6月28日、サンフランシスコで開催した「Red Hat Summit 2016」のセッションにおいて、14年の歴史を持つ「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)のオーバーホール戦略を明らかにした。 同社の製品ディレクターGunnar Hellekson氏は、「Moving Red Hat Enterprise Linux into a New World」(Red Hat Enterprise Linuxを新たな世界に)と題されたセッションにおいて、絶えず変化し続けている世界のなかで、RHELが新たな、そして多様な要求に応えるかたちで進化していく必要性について語るとともに、RHELが現在直面している問題とそのソリューションを概説した。 Hellekson氏は「2002年(RHELが最初にリリースされた年)に比べると世界は大きく異なっている」と