企業や自治体向けの業務用ドローンソリューションを提供するブイキューブロボティクス・ジャパンは5月31日、グロービス・キャピタル・パートナーズとツネイシキャピタルから資金調達したことを発表した。調達額は数億円の前半だという。 同社では、遠隔地を飛行しながら映像を撮影できるドローンの特長を生かして、ドローンが撮影した映像をブイキューブのウェブ会議とつなぎ、その映像を共有しながらオペレータや現場作業員に対して指示できるソリューションを提案している。人が近づくことが困難な場所や、人による巡回では時間の掛かる広範囲の場所をドローンで撮影することで、現場の状況をいち早く確認して対応を検討できるようになる。 具体的な活用シーンとしては、自然災害が発生した際にドローンが即時に現場へ向かうことによる、自治体や関係各署のリアルタイムな被害状況の把握や、線路や橋梁、トンネルといった広域にわたる社会インフラの保守
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