企業が世界に市場を求め、グローバルな競争力を獲得するためには、ワークスタイルを変革するコミュニケーション基盤の整備が重要な要素の1つだ。 だが、新しいコミュニケーション基盤の導入は困難を伴う。ワークスタイルという社員の働き方にも変化を及ぼすため、どうしても受け入れられない社員が出てきてしまうのだ。しかし、これでは新しいコミュニケーション基盤の本当のメリットは得られない。 国内11万人のコミュニケーション基盤を統一した富士通はこの問題をどう解決したのか。富士通は自ら実践したことで得られたコミュニケーション基盤統一に関する技術・ノウハウを、グローバル展開する日本企業を中心に提供している。同社のキーパーソンに導入と定着のポイントを聞いた。