監査の結果、DigiNotarが運営している複数の認証局のサーバが全てハッキングされていたことが判明した。「google.com」用の不正証明書は30万のIPアドレスで利用されていたという。 (不正証明書発行事件の記事一覧はこちら) サイバー攻撃を受けて不正なSSL証明書を発行していた認証局のDigiNotarに対し、オランダ政府が実施した監査の中間報告書がまとまった。 報告書は監査責任者を務めるセキュリティ企業のFox-ITの最高経営責任者(CEO)がまとめたもので、オランダ政府が公表した。米セキュリティ機関のSANS Internet Storm Centeが9月6日にWebサイトで概略を紹介した。 それによると、監査の結果、DigiNotarが運営している複数の認証局のサーバが全てハッキングされ、管理者権限でアクセスされていたことが判明。中にはログ記録が一部抹消されていた認証局もあり
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