はじめに ビジネスパーソンの新たな三種の神器と呼ばれる「英語」「会計」「IT」。特に会計はグローバル経済が発達した現代においては、仕事の基本となる必須スキルとしてこれまでにも増して注目が高まっています。 事業活動においては、決算書の読み方の基本が分かっていないといろいろ困ったことになります。この事情はエンジニアにとっても同じ。コードだけでなく数字が読めることもこれからは求められてくるでしょう。といっても、財務経理の実務が分からなくても問題ありません。財務諸表から情報を読み取ることができればよいのです。この連載を通じて、財務情報を読み取る訓練を始めるきっかけになれば幸いです。 関連記事 徹底分析――HOYAのIFRS財務諸表 会計のプロが見た、クラウド会計ソフト「freee」の評価と課題 経常利益が消えて包括利益が登場、IFRSの財務諸表とは? 不正会計、会計監査人も悩んでいる なぜ財務諸表