慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)が取り組む「超人スポーツ」のコンセプトは、まさにテクノロジーとスポーツが融合する場所にある。 「おばあちゃんが吉田沙保里選手に勝つ、小学生がボルト選手より速い」とKMDの中村伊智哉教授が語るように、技術によって誰もが同じ地平に立って競うことができるスポーツを目指している。 今、KMDや超人スポーツ協会が中心になり、さまざまな団体、研究機関を巻き込んで超人スポーツの創出に取り組んでいるが、それは情報化社会にふさわしい身体能力の拡張を追求する試みであるのかもしれない。 2015年11月に開催された「超福祉展*1」では、その一部が会場で紹介された。
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