コンポーネント製品をはじめとする開発ツールの提供で、アプリケーション開発者を強力に支援するグレープシティ。同社がグローバル規模の技術カンファレンスとして、昨年2015年にスタートさせたのが「GrapeCity ECHO」だ。この1年の間に、日本をはじめ、米国ピッツバーグや韓国においても開催された同イベントは、各国のエンジニアから高い評価を得ている。去る2016年7月29日には、日本で2回目となる「GrapeCity ECHO Tokyo 2016」が実施された。今回は「TypeScript」「Angular 2」といった旬のキーワードを軸に、特にエンタープライズ領域においてさらに注目度が高まる、JavaScriptによるアプリケーション開発がテーマに据えられた。ここでは、その模様をレポートしたい。 ツール、言語を含む開発技術で“Openness”へと大きく舵を切る 「GrapeCity E