■民主、2議席堅持 比例優遇で危機回避 「党アレルギー」課題重く 14日午後8時、開票率0%で佐賀2区落選と比例復活が同時に出た民主の大串博志(49)の事務所。戸惑いと歓喜が交錯する微妙な雰囲気の中、壇上に立った県連代表代行の園田泰郎(84)は「おめでとう」とは口にせず、こう切り出した。
■「県全体では負け戦」 比例順位下がり「しこり」 「負けるよ。これが今の1区の現状だ」。自民、民主が激戦を繰り広げた衆院選佐賀1区。14日夜、自民の岩田和親(41)の選挙事務所で開票状況を伝えるテレビを見ながら、党関係者は厳しい表情で言い切った。
■「力不足」実感、手応えも 本来なら議席を失っていた。そんな負け方だった。開票が始まって間もなく伝えられた大敗。その直後、比例代表九州ブロック単独1位に優遇されていた佐賀2区の民主前職、大串博志さん(49)の復活当選も決まった。喜びの中に悔しさがにじむ事務所で、「力不足をおわびします。
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