■民主、2議席堅持 比例優遇で危機回避 「党アレルギー」課題重く 14日午後8時、開票率0%で佐賀2区落選と比例復活が同時に出た民主の大串博志(49)の事務所。戸惑いと歓喜が交錯する微妙な雰囲気の中、壇上に立った県連代表代行の園田泰郎(84)は「おめでとう」とは口にせず、こう切り出した。
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■「県全体では負け戦」 比例順位下がり「しこり」 「負けるよ。これが今の1区の現状だ」。自民、民主が激戦を繰り広げた衆院選佐賀1区。14日夜、自民の岩田和親(41)の選挙事務所で開票状況を伝えるテレビを見ながら、党関係者は厳しい表情で言い切った。
■「力不足」実感、手応えも 本来なら議席を失っていた。そんな負け方だった。開票が始まって間もなく伝えられた大敗。その直後、比例代表九州ブロック単独1位に優遇されていた佐賀2区の民主前職、大串博志さん(49)の復活当選も決まった。喜びの中に悔しさがにじむ事務所で、「力不足をおわびします。
今回の衆院選で民主は、3区で黒岩宇洋氏(48)が自民の斎藤洋明氏(38)を破り、選挙区の自民独占を崩した。1区の西村智奈美氏(47)、2区の鷲尾英一郎氏(37)、4区の菊田真紀子氏(45)も比例で復活し、4議席と倍増させた。 「2年前の大敗を教訓に、各陣営が地域活動や後援会作りを丁寧に進めてきた」。選挙後、民主県連代表として菊田氏は善戦の要因を切り出した。 菊田氏はミニ集会などを開いて地盤固めに注力、西村氏も集会を毎週開催してきた。 黒岩氏は後援会を旧市町村単位に広げ、女性や若手の応援組織を充実させるなど支持者を開拓。 鷲尾氏も後援会を2区全域に張り巡らせ、若手経済人を軸に支援の輪を広げた。 菊田氏は、アベノミクスの地方波及がない中、「中小企業や農村を回って自民への不満を確信し、農家や無党派層に自信を持って対案を訴えたことが奏功した」とも話す。 農家の「戸別所得補償制度」の復活を訴え、一部
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「ネトウヨ(ネット右翼)」が現実社会を騒がせるのは、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)デモばかりではない。最近は、政治の潮流にも影響力を及ぼしている。今回の衆院選では、次世代の党がイチ押しだったようだが、ふたを開けてみれば、十九議席から二議席に激減した。ネトウヨのアイドル的存在である田母神俊雄氏は東京12区で最下位に沈んだ。ネトウヨ票とはその程度のものなのか。それとも安倍自民党に流れたのか。次世代の壊滅的敗北の意味を考えた。 (沢田千秋、上田千秋) 【こちらは記事の前文です】 記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。 東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。 「東京新聞電子版」なら全国どこでも、また海外でも、記事全文が紙面ビューアーでご覧いただけます。 購読・バックナンバーをご
沖縄県では全4選挙区で自民前職の候補が敗れた。11月の知事選と同様の構図で、国による米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設計画に反対する4人がそろって当選を決めた。 沖縄4区では、無所属新顔の仲里利信氏(77)が自民前職の西銘恒三郎氏(60)を破り、初当選した。 元自民県議の重鎮。かつて西銘氏の後援会長だった。「辺野古容認」に転じた西銘氏に反旗を翻し、昨年から辺野古移設に反対する活動に加わった。11月の知事選に勝った翁長雄志知事側から担ぎ出され、「二度とウチナー(沖縄)に戦争をできる体制は作らせない」と支持を拡大した。 普天間飛行場のある沖縄2区では社民前職の照屋寛徳氏(69)が、移設予定地を抱える沖縄3区では生活前職の玉城デニー氏(55)が早々に当選を決めた。
衆院選で与党が大勝する見通しになったことを、各国メディアは速報で伝えた。安倍政権が経済や安全保障政策をさらに推し進める信任を得たという見方の一方で、中国や韓国との摩擦やアベノミクスがはらむリスクを心配する声も出ている。低投票率を背景に、日本の民主主義の行方を懸念する見方もある。 AP通信は「有権者の無関心と野党の弱さが自民党勝利につながった」と報じた。米ウォールストリート・ジャーナル紙は「安倍首相は、経済再生や防衛力強化などの課題を追求するための新たな信任を国民から得た」と伝えた。 中国の国営新華社通信(英語版)は開票開始とほぼ同時に、「自民党と公明党で300議席を超える勢い」と速報。中国国内では安倍政権の行方への関心が高く、衆院選の公示後、選挙戦の様子が連日のように報じられていた。 韓国の聯合ニュースは、安倍政権の「一強独走」体制が長期化する見通しになったと伝えた。 日韓関係に与える影響
東京・永田町の民主党本部5階にある開票センター。枝野幸男幹事長ら党幹部の背に全国の候補者の名前は張り出されず、当選が確実になった候補者名のプレートだけを出すことにしている。公示前の62議席から増える見通しだが、単独過半数で政権交代を果たした09年総選挙の躍進とは、ほど遠い情勢となった。
今朝(12月15日付)の読売新聞は「自公圧勝」、朝日新聞が「自公大勝」と衆院選報道で大見出しを打っていますが、本当にそうなのでしょうか? 毎日新聞の「自民微減」が正解ではないかと思うので、自民党に限ってですが、少しだけ見てみました。 まず、自民党の議席数は、前回の衆院選(2012年)より3議席減って291議席です。 全体の議席数が、今回、5議席減って、475なので、自民党の議席占有率は、291/475=61.26%です。前回の衆院選(2012年)は、294/480=61.25%なので、自民党の議席占有率は横ばいです。 下のグラフは、ポーケン師匠のツイートです。このツイートのグラフにあるように、前回の衆院選(2012年)での自民党の絶対得票率は15.99%です。今回の衆院選での絶対得票率は現時点でまだ不明ですが、投票率が戦後最低だった前回2012年の59.32%より約7ポイントも下がって、5
【激流・衆院選(上)】「枝野の地元を日の丸で埋め尽くせ!」 首相、本気の民主潰し 菅直人元首相らを次々狙い撃ち 「ありったけ日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男(民主党幹事長)の地元に日の丸をはためかせるんだ…」 8日深夜、首相(自民党総裁)、安倍晋三のこんな指示が、東京・永田町の自民党本部4階の幹事長室に降りた。 翌9日夕、埼玉5区のJR大宮駅前は、日の丸の小旗を手にした聴衆約4500人(自民党発表)で埋め尽くされていた。選挙カーの上で安倍は満足そうな笑みを浮かべた。 「この選挙は日本が前進するか、後退するかを決める選挙です。でも民主党はあの混迷の時代に戻そうと言っている。その代表格が枝野さんだ。確かに弁舌さわやか。菅直人首相の下で官房長官を務めた華麗な経歴。でも果たして結果は出たでしょうか。残ったのは混乱だけだった」 安倍がこう訴えると日の丸の小旗が一斉にはためいた。街
Photo by Jan Bommes(CC BY 2.0) 2年前に第二次安倍政権が発足して以来、驚かされる事ばかりだ。論点は沢山あるが、ここでは、特定秘密保護法の制定と集団的自衛権の解釈改憲に絞って、安倍政権の独裁的体質とそれを放任する私たちの愚民化を指摘しておきたい。 特定秘密保護法 まず、国家には高度な秘密があることは否定できない。例えばTPP交渉に臨むわが国の代表がどの線で妥協してもよいという内意を官邸から与えられているか……が交渉前に相手国に漏れていたのでは交渉にならない。だから、一般論として、国家が特定の秘密を指定しそれを厳罰によって守ろうとすることに正当性はある。 しかし同時に、例の沖縄密約のように、権力者が自分にとって不都合な真実を主権者国民大衆の目から隠そうとするのも自然の心情である。だからこそ、経験豊富なアメリカでは、行政府による不当な秘匿が疑われた場合には、司法の独
安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応 選挙2014
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