Nov 11, 2007 はじめに「削減ありき」は許されない カテゴリ:カテゴリ未分類 厚生労働省が,社会援護局長のもとに「生活扶助基準に関する検討会」を設け,生活保護の基準についての見直しを始めています。年内に報告書をまとめ,来年度予算に反映させる計画です。 狙いは生活保護の基準の引き下げで,関係者から不安と,中止を求める声が上がっています。 検討会では,これまで一般勤労世帯との比較で算定されてきた生活保護の基準を,低所得世帯の消費水準とのバランスによる方法に改定しようとしています。地域ごとに支給額に差をつけていた「級地制度」や「勤労控除」も見直すとしています。 生活保護は,国が定めた最低生活費(生活保護基準)よりも収入が少ない場合,国がその差額を支給する制度です。現在,最低生活費は一般勤労世帯の70%弱程度の水準でしかなく,保護世帯は一般家庭よりも相当に制約された生活を強いられています
OECDの国際学力調査の結果が発表された。おそらく今日のインターネットではこの話題を取り上げたブログが多数あるだろう。当ブログでは、9月27日に 「福田内閣支持率50%に見る日本人の知性の劣化」 という挑発的なエントリで 「ゆとり教育」 を批判し、一部で激しい反発を受けた。当時の主張は今も変わっていないから、同じことを繰り返すつもりはない。だが、この調査に見られる理科への関心の薄さは見過ごせない。そう思って記事を書こうとしたら、毎日新聞が社説で取り上げていた。 http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071205k0000m070153000c.html (「追記」参照) しょうがないから、毎日新聞の社説が触れていない部分を指摘しておきたいと思う。 新自由主義に政策の舵を切った日本で科学技術が衰えるのは当然である。サッチャーのイ
防衛利権絡みで専ら右派が窮地に陥っているような気分で反対勢力は攻勢を強めているようだが、この問題はそんな単純な構図で説明できないような気がする。なぜなら今回の件については産経などの右派メディアも同様に利権・腐敗糾弾に熱心だからだ。どうもこうした動きの中には「国防部門は崇高であるべき」といったある種の勘違いが潜んでいるように思える。世の中がそんな綺麗ごとだけで成り立っていると考えているなら彼らの本質は彼らが批判してきた左翼のものと何ら変わらないと言っても過言ではないだろう。そもそも戦争の本質は膨大な破壊行為であり無駄遣いそのものであり現実には利権が絡まないと成り立たない代物(というより戦争行為こそ究極の利権そのもの)だとするならば、それを全面否定することは「本来の姿」を否定することであり、むしろそこに現実離れした純化した思想の入り込む余地が生まれる。戦前の青年将校の発想はまさにそれであり、政
麻生内閣が提出した08年度補正予算が国会を通過しても、金融・経済危機を打開するには何の役にも立たない。1.8兆円程度ではお茶を濁すだけ。麻生政権の経済無策に市場は呆れて、株価は下がる一方だし、そこに1ドル=100円の円高も加わって、日本経済はガタガタだ。 口を開けば「選挙より景気対策だ」というくせに、何の手も打たずに、「この国の経済は強い」「この国の銀行は大丈夫だ」とノンキなことを言って株価大暴落をただ傍観している。金融危機に乗じて「景気対策」を解散先送りと選挙逃れの口実にしているだけだ。
流行語大賞 舛添大臣に批判噴出 今年の流行語大賞に「消えた年金」がトップ10に入った。その表彰式に出てきたのが、舛添厚労大臣だったから、誰もがア然だ。この言葉を生み出した“ミスター年金”こと民主党の長妻昭議員なら納得だが、口先だけで何もできない厚労大臣は「消した年金じゃないのか」との皮肉な声も続出。「大体、大臣がそんなものに呼ばれてノコノコ出かけるヒマがあるのか」なんてブーイングが上がっている。
◇『「小さな政府」の落とし穴--痛みなき財政再建路線は危険だ』 (日本経済新聞出版社・1890円) ◇「負担と受益のリンク」の回復が先決 「美しい国」構想を掲げた安倍政権が、もろくも崩れ去った。事務所費問題をめぐる大臣たちの対応ぶりや不適切発言のあれこれがあったからというだけではない。すでに小泉政権以前から持ち越されてきた問題に、きっちりとメスを入れなかったことが、構造的な重荷としてずっしりとのしかかっていた。例えばその一つが、国の借金である国債の残高がすでに五百兆円をも超えていたという厳しい現実。借金であるからして、いずれは返済しなければならず、それは今後の税金によってなされるはず。 国の一般会計のおよそ三分の一が借金でまかなわれている。つまり、現在の世代が三分の二を負担し、残りは先送りされることになる。日本の福祉は、いわばそこそこの中福祉、しかもそれを支える負担は現在の世代だけでなく、
・金をばらまくのは反対。必要なのは金ではなく、若者。若者が農業に希望を持てる社会。 ・補助金なんかにたよらなくてもやっていけている健全な農家も一応、ある。農業と商売をいっしょにやっている人たち。 ・今、過疎地の農業をぎりぎり支えているのは年金貰っている人たち。この先10年後には、放っておいても日本の過疎地は激変する。彼らが死んでしまうから。 ・農業に就業している人口は300万人ぐらいらしい。これに対して、ひきこもり、準ひきこもりの人数も300万人に達している。農村や過疎地にも大量の引きこもりが居る訳だが、年金で生活しているお年寄りが死んだら共倒れになるひきこもりもいる。この問題も根が深い。 ・食料は全部外国から金で買えばいいなんて言う輩は、金で人の心が買えると公言している連中の次にひどい連中だ。 めっちゃ同意 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20071020/p
今日も記事を書きますが、まだ完全復活ではありません。 まず、最初に、昨日の記事の追加です。 防衛疑獄は、昨日述べたものにとどまらず、直接調達をせず、必ず商社に美味い汁を吸わせ、しかも水増し請求もしたい放題であった、防衛省の体質にも重大な問題があり、そこにも接待や贈賄があったものと推測されます。 福田首相は、防衛省自体のあり方などを見直すと言っていますが、当然です。一体どれだけの無駄な税金が商社や、政管の関係者の懐に消えたのか?その解明と再発防止なくして消費税上げ論議などできるはずもありません。ここらへんもきっちり押えておきたいことです。 さて、今日の記事です。 「ねじれ国会」について、特に読売あたりを中心に、「必要な法案が通らず、ねじれ状態は異常」と言い、参院批判、参院不要論などを唱えています。 これは大きな間違いです。 世界的にも2院政の国は多く、それは権力の暴走を防ぐ意味
木の家をつくる建築家。国産材と自然素材で平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できません。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています。 何度も何度も書かなくてはならないだろう。 「CO2による地球温暖化脅威論」に込められた恐るべきねらいを。 どっから見てもはっきりしているのは、原子力利権だ。 ■ 原子炉は誰がつくっているか? 東芝(日本)がウェスティン(米)を買収したグループ、日立製作所(日本)とゼネラル・エレクトリック(米)の連合、三菱重工(日本)とアレバ(仏)の連合、の3グループにほぼ独占されている。 エネルギー白書2007 三菱重工、仏原発大手と提携へ…東芝、日立に対抗 (読売) 世界中の原子炉のほとんどは、日・米・仏の会社が作っている。 ■ 燃料のウランは誰が売っているのか 世界のウラン鉱山は、Cameco(カナダ)、AREVA NC(フランス)、ERA(オー
靖国神社と昭和天皇に関する高橋哲哉教授のコラムです。 去年の8月、日本経済新聞が報じた富田メモに対して「捏造だ~!」というキイキイ声が、東京裁判を否定したい人たちを中心にあがったことは記憶に新しいところですね。でも東京裁判って、アメリカによる日本の占領政策をうまく進めるうえで“政治的に”うまいことまとめたものだったのに、それを否定したがる人たちって、そのへんのゴタゴタをまとめて受け入れる覚悟はあるのかな。 それではハンギョレの12月2日の記事です。どうぞ。 ヒロヒトが東京裁判を喜んだ理由は/高橋哲哉 久しぶりに靖国問題の話から始めたい。“始めたい”という表現を使ったのは、事案が一介の神社の問題で終わるものではなく、“戦後日本”全体に関する問題になりつつあるからだ。いわゆる“富田メモ”については既にこのコラムで扱った(2006年8月8日付)。1988年当時、富田朝彦宮内庁長官が昭和(裕仁)天
守屋武昌前防衛事務次官が収賄で逮捕され、防衛汚職の追及も新しい段階に入った。巨悪の摘発に向けて検察の奮起を期待したいところだが、最近は素直に検察に拍手を送るという気分になれない。佐藤優氏や田中森一氏の本を読んで、いわゆる国策捜査の実態を垣間見たせいであろう。守屋氏の収賄は立件するに違いないが、政権そのものを吹き飛ばすような大疑獄には発展しないのではないかという予感がする。捜査の手をどこまで広げるかについては、検察の大きな裁量があることは否定できないであろう。 そこで必要となるのが、国会の持つ国政調査権である。今までと違い、野党優位の参議院では、国政調査権をフルに活用できる。現在参議院では額賀福志郎財務相の証人喚問を議決したが、これは防衛汚職全体の中では周辺的な問題である。野党にとっての最初の課題は、防衛省から軍需産業への天下りの実態や、巨額の装備調達の際の政治家や官僚の動きを明らかにするこ
コンビニ店が恐ろしく増えた。私もたまに利用するが、これだけ店の数が増えて経営は大丈夫なんだろうかと時々思う。最近は24時間営業が当たり前になってきている。中高生の深夜徘徊に機会を与えている側面もあり、商売とは言えあまり感心しない。一体どれだけの人が深夜営業を必要としているのだろう。 コンビニチェーンの大元はかなりずるがしこいらしく、優良企業と名をはせているセブンイレブンも全国でオーナーから数多くの裁判を起こされている。まだ私は詳細について情報をもっていないのだが、ネットや雑誌で見る限り、かなりたちが悪そうだ。ある記者の表現では、「豊田商事よりたちが悪い、経済ヤクザと呼ぶしかない」とある。この表現を見た時、まさかここまでとは思わなかった。巧妙な収奪システムを完成させ、その履行に邁進している拝金商法がかいまみえるようだ。社員もその歯車として残酷な搾取活動に組み込まれている。 私の知人にコン
AKB48 Official Blog 〜1830mから~ Powered by Ameba ファンのみなさまのおかげで「全国区のアイドルグループとして東京ドームでコンサートを開く」という夢の1つを達成することができました。そして新たなスタートを切ったAKB48のさらなる道程を、いろいろなドラマと共に綴っていきます。 本日の記者会見をご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが・・ 紅白歌合戦出場!! が決定致しました!! 劇場オープンから丁度2年目を迎えますが、皆様の応援のお陰で 年末の大舞台にAKB48が出演するという最高のプレゼントを いただくことが出来ました。 オープン当初からAKB48を応援して下さいました関係者の皆様 スタッフ、そしてもちろん温かい目でかつ、熱く応援してくださった ファンの皆様に対して本当に本当に感謝しております。 20名のメンバーとメンバーの数より少ないファンの
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