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たとえば、派遣切りに合った若者に「きみは努力したのか」「もっと能力を磨け」と説教を垂れるオヤジがいる。シングルマザーが幼い子を抱えて働けど働けど貧しさから脱け出せず、生活保護を申請すると「あなたと同じ境遇でもガンバッテル人がいるじゃないの」「家族に助けてもらいなさい」と追い返す福祉事務所の職員がいる。 わたし自身、このような「もっともらしい」台詞を口にしたことがないと言えば嘘になる。だが、本書を手にとって、「もっともらしい」反応が、どれだけ貧困の構造を見えなくするか、また貧困を食い物にするシステムを蔓延させているかを再認識させられた。ワーキングプアを「本人のせい」と決めつけ、公共の問題から排除し続ければ、社会は間違いなく崩れていく。 本書は、その排除の空気に強烈な「ノー」を突きつけた闘争の書として読める。 〈よくフリーターに説教するオヤジなどがいるが、そういう人の前では、バブル期の就職内定
ネット右翼ブログが政治ブログ・ランキング上位を占めているカラクリ http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/1188.html 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2007 年 6 月 25 日 16:27:55: ZtsNdsytmksDE ※ ヤフー掲示板にマルチポストされている文章です ※ ネット右翼ブログ★視聴率捏造(爆) 政治ブログランキングというのをご存知だろうか。 例えば*政治ランキング [人気blogランキング] http://blog.with2.net/rank1510-0.html トップ10には 第5位に、創価学会の内情を暴くなどして右翼から脅迫コメントが集中している「灰色のベンチから」 http://futu-banzai.cocolog-nifty.com/blog/ 第10位に、9条ネットから参議院選に立候補している天木直人のブロ
憲法改正手続きを定めた国民投票法の施行まで、18日であと1年。与党は国会の憲法審査会を始動させたい考えだが、民主党との協議の行方は不透明で、当面は新代表の出方を待つ構えだ。自民党内でも選挙公約への改憲明記をめぐって積極派と慎重派が混在し、総選挙前に改憲論議が盛り上がる気配はない。 与党は4月下旬、衆院憲法審査会の委員数などを定める「規程」案を本会議に出す動議を議院運営委員会に提出した。民主党は「強引」と反発するが、小坂憲次議運委員長(自民)は14日、「来週ぐらいには方向性を決めたい」と動議採決を急ぐ。 憲法改正の是非を判断する国民投票ができる人を「18歳以上」としたのを受け、07年の同法成立から施行の10年までの3年間は、民法の成人年齢や公職選挙法の選挙権年齢も「必要な法制上の措置を講ずる」期間とされた。ただ、法相の諮問機関が昨年末の中間報告で賛否両論を併記するなど議論は深まっていない
新聞、通信社各社が2009年5月16日、17日に行った世論調査で、軒並み民主党の支持率が躍進している。自民党・麻生太郎首相と民主党・鳩山由紀夫新代表のどちらが首相にふさわしいか、という問いにも鳩山代表が「圧勝」の形だ。その反面、鳩山代表については「期待していない」という声も多い。その背景には民主党代表を辞任した小沢一郎前代表の影もあるようだ。 「鳩山首相」は麻生首相よりふさわしい 民主党の支持率は産経新聞が30.5%(前回4月:21.5%)、毎日新聞が30%(前回1週前:24%)、読売新聞が30.8%(前回1週前:23.4%)と、時期は違うもののいずれも前回より大幅に上昇しており、小沢前代表の「献金問題」で逆転されていた自民党の支持率を上回った。 また、麻生首相と鳩山代表のどちらが首相にふさわしいか、との問いでも鳩山代表に追い風が吹いている。日経新聞の調査では、麻生首相との回答16%に対し
小沢辞任については既に3月の時点で書いたことから特に付け加えることもなく。 それよりもイザブロガーの反応が面白かったね。 小沢辞任の報を受けて「やったー!」と大喜び、が、翌日には早くも「小沢院政だ!」 天然?それともバカ? (^_^;) 本当にね、保守を名乗るなら少しは過去から学びなさいよ(呆) んなもん、自民党時代から同じじゃない?いつも表には出ず、裏で権力を奮うのが小沢流なんだから。「いつもの小沢」です。 これに一喜一憂してるのは、結局は小沢の掌で踊らされているんだろ。 しっかし、まだ民主党政権が出来たわけでもないのに、大騒ぎしてる人は分かってんのかね? 民主党に対して批判はありうべきでしょう。 一方で民主党にかくあって欲しい、という言葉が保守陣営から少なすぎなんだよね。 ただバッシングしてるだけなら民主党は「保守は票にならねえや」と左傾化するだけでしょ? 民主
熊本県天草地方の建設業者でつくる県建設業協会天草支部(藤本一善支部長、151社)が天草への原子力発電所誘致に向け、経済効果や安全性の調査研究を始めることを決めた。近く正副支部長が福岡市の九州電力本社を訪れ、協力を求める。夏以降にも勉強会を開く方針という。 12日の定例総会で、藤本支部長が「天草の経済は観光や農林水産振興だけでは限界がある。原発誘致に向け調査研究したい」と提案し、賛成多数で承認した。「天草に原発はふさわしくない」との反対論が出た一方、「放射性廃棄物処分場誘致の方が現実的だ」との声もあったという。 藤本支部長は取材に対し「誘致運動ではなく、原発の経済効果や危険性も含め調査研究する。調査を受け入れるだけで金が落ちるとも聞いた」と語った。(佐藤幸徳)
民主党の鳩山代表は18日午前、都内で記者団に対し、報道各社の世論調査で民主党支持率が回復したことについて、「潜在的な民主党への期待感が戻った。ご祝儀相場と言われないように高めていきたい」と喜んだ。そのうえで、「全党一致で戦う。古い自民党体質、官僚体質を打ち破り、国民主役の政治にする」と述べ、次期衆院選で政権交代を果たす決意を示した。 また、麻生首相との党首討論について、「官僚目線の麻生政権と市民目線の鳩山民主党の対決の姿を示したい」と意欲を見せた。 小沢代表代行(選挙担当)と岡田幹事長については、「岡田氏には国会論戦をはじめ重要な役割を果たしてもらい、ナンバー2として戦っていただく。選挙では小沢氏の指導力を生かしていきたい。私がリーダーシップを発揮して(2人を)グリップする」と強調。小沢氏の起用に批判が出ていることについて、「小沢氏の卓越した手腕を活用するには、(無役でなく)それなりのポス
大阪府や兵庫県での新型インフルエンザの感染拡大を受けて、東京都教育委員会は18日、都内約2000校の公立小中学校について、修学旅行で2府県が行き先に含まれる場合は、当面の延期や旅行先の変更を各区市町村教委に対し要請する方針を決めた。 都立学校約260校に対しても、同様に指示する。 都教委幹部によると、都立校のうち、今月中に関西方面への修学旅行を計画しているのは、定時制高3校と特別支援学校1校。都立向島工高(墨田区)は今月24日から、3年生8人が大阪方面へ行く予定だった。中村謙一校長(55)は「3年生は、6月以降になると就職活動が本格化するため、この時期に行かせてあげたかった。どう変更すればいいか、急いで検討する」と話した。中村校長は「東京でいつ起きてもおかしくない。校内の感染防止に全力を尽くす」とも語った。 埼玉県教育局では、〈1〉感染者の在籍校と部活などで交流がある学校や近隣校についても
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 5月16日午後、民主党議員は鳩山由紀夫氏を党首に選んだ。これで自民党と民主党の党首それぞれが、60年前に日本の戦後政治を牽引した吉田茂、鳩山一郎の孫ということになった。“名門”が“一般人”を退け、政党の顔になるとは、パキスタンやインドネシア、インドの政治を思い出させる。 まともすぎた岡田氏、名門の香りがする鳩山氏 メディアの下馬評では、鳩山氏が優勢だった。日経ビジネスオンラインの読者アンケートでは、岡田克也氏を推す声が大きかったようだが…(参考記事はこちら)。岡田氏は、知性的な人に人気があったのかもしれない。 地方議員や若手・中堅議員は岡田氏を推薦しているとの報道もあったが、現実には厳しいと筆者は思っていた。なぜなら、小沢一郎前代表の辞任から
【日曜経済講座】編集委員・田村秀男 世界的ケインズ政策 成否の鍵は日本に (1/4ページ) 2009.4.26 10:58 ≪IMF「実験」の狙い≫ 国際通貨基金(IMF、本部ワシントン)はケインズ政策を史上初めて世界規模で実験しようとしている。失敗すれば世界は経済の羅針盤を失い、漂流しかねない。IMFは先週、2009年の世界経済の実質成長率見通しをマイナス1・3%と発表した。執拗(しつよう)に経済見通しの下方修正を重ね、「今年後半からの景気底打ち」など一部で出始めていた楽観ムードに冷水を浴びせた。狙いはケインズ理論に基づく各国の大規模な財政出動で、2010年も継続を勧告する。 戦後の国際通貨金融体制の要であるIMFは発足以来、ときの米政権の強い影響下に置かれてきた。1997年のアジア通貨危機で、IMFは緊急支援と引き換えにアジア各国に緊縮財政を強要した。当時のクリントン政権でウォール街
「民主党の代表は、相変わらず途中でその座を投げ出すのだね」 「自民党は首相の座を打っちゃってるのだから、こちらの方がよほど無責任だ」 民主党代表でその座を途中で投げ出したのは菅直人、岡田克也、前原誠司…。一方、自民党の総裁といえば首相だ。その座を途中で投げ打っちゃったのは安倍晋三、そして福田康夫…。 「国家、国民のために献身的にがんばる」と、それらの抱負のほとんどが“国家”と“国民”を必ず口にする。だが、すべて任期の途中で投げ出してしまっている。 「小沢(一郎)はいつものパターン」と自民党の執行部では口をそろえているが、政権を握る与党も首相の途中投げ出しは「ほかの政党のことをとやかく言うべきではなく、どっちもどっちだよ。責任の重さからいえば、自民党のほうが国家、国民をバカにしているといえる」(政治ジャーナリスト) とはいえ、民主党はこれから代表者選びを始める。前回の自民党総裁選びのような“
民主県連、新代表と調整へ 石川知事の辞職表明に伴う知事選で、民主党県連関係者は16日、同党内などで立候補を求める声が出ている県連会長の榛葉賀津也参院議員(42)(静岡選挙区)について、擁立が難しくなったとの見通しを明らかにした。同日行われた同党代表選で新代表に決まった鳩山由紀夫氏も交え、新たな選択肢を模索して調整が進むとみられる。 知事選の候補者について、同党県連は県議会会派「平成21」「民主党・無所属クラブ」や連合静岡とともに「知事擁立会議」(4者会議)を設置し、会議の中では榛葉氏の出馬を求める声が上がっていた。榛葉氏は「国政を続けたい」としながらも、「党の人間として、党からの要請があれば出る覚悟はある。4者会議に身を預ける」と語っていた。 県連関係者によると、輿石東・党参院議員会長や西岡武夫・参院議院運営委員長ら党参院幹部は「政権交代に向けて1議席も減らすことはできない。中堅として参院
二十四日投開票のさいたま市長選で、東京新聞は、有権者への電話世論調査を実施、取材を加味して中盤情勢を探った。自民党県連、公明党県本部推薦の現職相川宗一氏(66)と、民主党県連支持の元県議清水勇人氏(47)が大接戦を演じ、元衆院議員中森福代氏(59)が追っている。ただ有権者のほぼ半分は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。 調査は十五−十七日に実施。相川氏は自民支持層の約三割と、公明支持層の約四割を固め、二十−四十代の子育て世代の女性に浸透している。三月に自民を離党したばかりの清水氏は、民主支持層の約四割、自民支持層の約一割の支持を得た。中森氏は自民、公明支持層の一割強を獲得。松下氏は共産支持層の五割を固めたが、他党支持層への浸透が進んでいない。
“新ヤマト”の雄姿がついにベールを脱いだ。最後の劇場公開から26年、東宝の正月作品として12月に公開が決まった「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」の製作が佳境に突入。フルCGでよみがえったヤマトはシャープになり、内蔵メカもグ~ンとバージョンアップ。破壊力十分の武器「波動砲」は6連発が可能となり、大きな見どころになる。 「宇宙戦艦ヤマト」は74年から81年までテレビで4シリーズ放送され、劇場版も77年から83年まで4作品が公開されて一大ブームを作った名作アニメ。「復活篇」は総監督の西崎義展氏(74)が17年越しの夢を実現させるもので、昨年夏に映像会社「エナジオ」が母体となって製作が始まった。 前作「完結編」でヤマトが水の惑星アクエリアスの海に沈んでから17年後の西暦2220年が舞台。直径32万キロの移動性ブラックホールが地球に迫り、2万7000光年離れたアマールを目指して3億人の移民作戦が展開される。
最近、報道のあり方で腹の立つことが多い。 直近では、女性とのゴルフ旅行がばれてやめてしまった官房副長官について麻生首相の答えを報じるニュースだ。 「健康上の理由だ。健康まで任命責任なのか分かりかねる」。女性問題でやめたのは誰の目にも明らかだ。こんな姑息(こそく)なことを思いつく輩(やから)がいることが悲しい。積もり積もって、政治不信を招いていることに気づかないのだろうか。そして、筋書き通りにしゃべって、翌日訂正するはめに陥る首相なんて……。 こんなときこそ一工夫すべきだ。映像をそのまま流すのではなく、ちょっと解説や風刺を混ぜる。著名なキャスターには、パンチの効いた一言があってしかるべきだ。 副長官問題をスクープしたのは週刊新潮だった。この週刊誌にも別件で腹が立った。「実名告白手記・私は朝日新聞阪神支局を襲撃した!」という連載だ。当事者でもある朝日新聞が、先に筆者と接触し信用できないとしてい
コンビニおでん販売中止、神戸市内ホテルもキャンセル相次ぐ…新型インフル余波 飛沫感染の予防のため、ファミリーマートでは「おでん」の販売を中止した 新型インフルエンザの国内感染者は17日、大阪と神戸などで一気に増加し範囲も拡大した。この日深夜までに確認されたのは、八尾市の小学6年生の女児を含む高校生や大学生ら84人。国内感染者は、2府県で計96人(成田空港の検疫で見つかった4人を含む)となった。臨時休校や外出自粛の動きも強まり、マスクが売り切れる薬局も続出。感染ルートなどが謎のまま、出口の見えない不安が広がっている。 おでんも発売中止―。ファミリーマートは神戸市の93店舗と大阪府と京都府の一部の99店舗で、マスク着用に加え、飛沫(ひまつ)感染を防ぐため、店頭でのおでんの販売を見合わせた。神戸磯上通店の店員は「昨日から販売の中止をしている。インフルエンザの拡大を防ぐための処置。沈静化するまでは
小沢一郎という政治家は、この20年間、政治記者にとって(小沢番であったかなかったかは関係なく)、最大の取材対象者であり続けたのは間違いない。 幸か不幸か、私は小沢番記者をした経験はなく、直接質問したり、言葉を交わしたりしたのは20年間で両手で数えられるほどしかない。だから「人間・小沢一郎」を書く資格はないが、「小沢神話」なるものの発生から終焉(しゅうえん)に近づいた現時点までを冷めた目で見ることができる。 「小沢神話」が生まれたのは、リクルート事件で多くの大物議員が謹慎を余儀なくされていた20年前の8月、金丸信元自民党副総裁の庇護(ひご)のもと、47歳で自民党幹事長に抜擢(ばってき)されてからだ。翌年の衆院選では、財界から多額の政治献金をかき集め、自民党を野党転落の危機から救った。今に至る「剛腕」という異名はこのころつけられた。当時は海部俊樹政権で、私は首相番記者だったが、選挙のみならず、
民主党・鳩山新代表は就任会見で、フリージャーナリスト・上杉隆氏の質問に対し「民主党が政権を取ったら記者会見をオープンにする」と明言した。しかし大手マスコミは、このやり取りをほとんど報じていない。「報じられない」といってもいいだろう。これは、小沢氏が3月に会見で発言した内容を受けての問答だったが、一国の総理が「記者クラブ」を無視し、雑誌やフリージャーナリストの会見参加を認めた場合の影響は計り知れない。「記者クラブ」そのものの否定につながるからである。鳩山代表の「会見オープン」発言が、どんな政策よりも重いと感じたのは筆者だけではなかったかもしれない。大手マスコミはぞっとしているだろう。なんとなれば、大手マスコミにとって「記者クラブ制度」は生命線、権力の源泉だからである。 記者クラブは、継続的な取材・報道を通じて国民の知る権利に応えるため、官邸はもちろん中央官庁、自治体など公的機関ごとに作られた
産経新聞社が17日、FNN(フジニュースネットワーク)と実施した合同世論調査で、鳩山由紀夫氏を新代表に選んだ民主党の政党支持率が30・5%と前回調査(4月25、26日実施)より9ポイント急増。小沢一郎代表代行の公設第1秘書が逮捕されて以降、逆転されていた自民党の政党支持率(27・5%)を再逆転して、新民主党への期待の高さを裏付けた。 次期衆院選の比例代表の投票先でも民主党の勢いは明らかで、自民党31・3%に対して、民主党は45・2%。前回調査では麻生政権発足後では初めて自民党が民主党を上回ったが、今回は、民主党が13・9ポイントの大差をつけて逆転した。 麻生内閣の支持率は27・4%で、前回調査より0・8ポイント減少し、上昇傾向が止まった。 麻生太郎首相と鳩山氏の比較では、「信頼できる」で鳩山氏49・3%、麻生首相29・6%、「選挙の顔として魅力的」が鳩山氏46・7%、麻生首相30・1%など
民主党代表戦は鳩山由紀夫氏に決まった。 一部新聞の論調でも岡田氏でないと民主党は変わらないだとか、鳩山氏では小沢一郎色(=西松建設色)が強すぎるとかの反鳩山親岡田キャンペーンが張られた。 国民や一部マスメディアの間でも岡田氏が代表にならなくて自民党関係者がほっと胸をなでおろしたかのような受け止め方があるが、本当にそうなのだろうか。私が事前に得ていた自民党首脳部筋の情報では、総選挙をひかえていることもあり、なんとか岡田氏に民主党党首になってほしいという自民党幹部複数名の本音が漏れ伝わってきていた。また、民主党執行部筋からも、民主党が何が何でも政権交代を実現するために、岡田氏ではなくて鳩山氏を代表にするしかないという並々ならぬ執念のようなものがうかがえた。「岡田ではまた選挙に負ける。前原にいたっては論外、党内の和を乱す者は当分冷や飯だ。とにかく政権交代のためには何が何でも鳩山ー小沢ラインしかな
麻生内閣の国家像を描くために設置された「安心社会実現会議」(座長・成田豊電通最高顧問)で、厚生労働省の分割論が急浮上してきた。15日の会議で麻生太郎首相が分割に前向きな発言をしたためだ。ただ、「安心社会」の姿を描くことが会議の本来の目的だけに、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相や事務局は議論が“脱線”し、「省庁再々編」が独り歩きすることに警戒を強めている。 15日の会議では、委員の渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長が「厚労相の所管範囲は極めて広大で、1人の閣僚で統治するのには無理が多すぎる」として、同省を「雇用・年金省」と「医療・介護省(庁)」に分割することを提案したのが始まりだった。 これに首相が「国民生活に力を入れるための省をひとつ作った方がどうか」と応じ、内閣府の少子化や青少年対策などの部門も巻き込んで、医療や年金などを所管する「社会保障省」と、雇用や少子化対策を担当する「国民生活省
民主党新代表に鳩山由紀夫氏が決まったことを受け、読売新聞社が16日夕~17日に実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、鳩山氏に「期待している」は40%にとどまり、「期待していない」が53%と過半数に達した。 ただ、政党支持率は民主が30・8%と1週間前の前回調査(23・4%)から急増し、28・4%(前回26・8%)の自民を逆転。次期衆院比例選の投票先でも民主は41%(同30%)と自民27%(同27%)に大差をつけた。 鳩山人気は高くないものの、「小沢問題」に一応の区切りをつけた民主党に期待が戻った格好だ。 「麻生首相と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいと思うか」では、鳩山氏の42%が麻生氏の32%を上回った。麻生首相と民主党前代表の小沢一郎氏を比べた前回調査では麻生氏40%―小沢氏25%。麻生人気の回復傾向は、公設秘書が政治資金規正法違反事件で逮捕された小沢氏への厳しい世論の裏返しに過
5月16日午前10時半、民主党代議士・Aは、東京都内で借りているワンルームマンションを後にした。 行き先は、民主党の両院議員総会の舞台となる都内のホテルオークラだ。この日の午後、同党に所属する国会議員の投票によって、鳩山由紀夫・幹事長もしくは岡田克也・副代表が、新代表に選ばれる。 ホテルまでは地下鉄で行く。最寄りの虎ノ門駅はオフィス街にある。土曜日とあって行き交う人は少ない。閑散とした街を抜け、ホテルに通じる坂道を上っていると、背広の胸ポケットで携帯電話のバイブレーターが振動した。相手は、民主党の有力議員だった。 一瞬、Aは苦笑いを浮かべた後、いつもの歯切れのよい口調で電話に出た。 「Gさん、おはようございます。 Aでございます」 Gは岡田氏を推す中心メンバーの1人だ。しかし、Aは鳩山氏に1票を投じることを決めていた――。 1日の海外出張中に情勢は変わったが… 前夜の睡眠時間は、3時間にも
16日の民主党代表選で鳩山由紀夫氏が選出されたのを受け、毎日新聞は16、17日、緊急の全国世論調査を実施した。麻生太郎首相と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、鳩山氏との回答が34%で、麻生首相の21%を上回った。次の衆院選で勝ってほしい政党の質問では民主党が56%で、代表選前の12、13日に行った前回調査比11ポイント増となり、自民党の29%の2倍近くに達した。民主党は小沢一郎前代表の公設秘書逮捕で傷ついた党のイメージを小沢氏の辞任と代表選の実施によって回復させたといえそうだ。 4月に麻生首相と小沢氏についてどちらが首相にふさわしいかを聞いたときは、首相が21%で小沢氏は12%だった。秘書逮捕前の2月調査では小沢氏が25%で首相の8%を上回っていたが、今回の鳩山氏の34%はこのときの小沢氏を超えた。ただ「どちらもふさわしくない」との回答が42%で最も多かった。 衆院選で
毎日新聞が16、17日に緊急実施した全国世論調査結果は、小沢一郎前代表辞任後の代表選を終えたばかりの民主党を安堵(あんど)させた。代表選前の前回調査(12、13日)で鳩山由紀夫新代表への世論の支持が低かった影響や「小沢かいらい」批判が新体制の船出に水を差すことを懸念していたからだ。民主党は「小沢辞任」効果で党勢回復の足がかりを得る一方、鳩山新代表の就任に歓迎ムードもあった与党側には衝撃が走った。【田中成之、高山祐】 ◇「想像を超えた」好結果…民主党内 「挙党一致体制で行けば政権交代できるという確信を得た」 民主党代表選で鳩山氏を支持した輿石東参院議員会長はこう語った。党内から「想像を超えた」(若手議員)との声も漏れた好結果。他の野党幹部は「ご祝儀相場とは言え、これほど(民主党への期待が)高まるとは思わなかった」と驚きを隠さなかった。 次期衆院選で民主党の勝利を期待する回答が50%を超えたの
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