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8月7日まで東京は8日連続の猛暑日となった。その後も各地で厳しい暑さが続いている。そこで、気温の上昇など異常気象は経済活動にどのような影響を与えるのか、考えてみたい。 東京のこれまでの連続猛暑日の記録は、1978年8月、94年8月、2010年7、8月、13年7月の4日連続だったので、8日連続の異常さは際立っている。 猛暑日とは、1日の最高気温が35度以上になる日だ。気象庁のデータベースには、東京の最高気温については1875年6月10日からの記録があるが、この141年間で猛暑日は222日あった。7~9月の間に猛暑日になる確率は約2%で、せいぜい年間で2日程度が猛暑日という計算だった。 しかし、最近は温暖化が進行しており、猛暑日の確率が高くなっている。1875年からの猛暑日の日数を見ると、75~1924年の50年間で12日と多くなかったが、25~74年の50年間では68日と増えだした。 そして
日本経済の雲行きがにわかに怪しくなってきた。 8月17日に発表される今年4~6月期の実質GDP(国内総生産)成長率はマイナスで着地しそうだ。民間エコノミストらによるコンセンサス予想・ESPフォーキャスト調査は6月5日時点では前期比年率プラス1.7%だったが、7月9日時点では同0・72%に下方修正。8月11日にはマイナス1.55%に大幅に下方修正されてきた。 ドイツ証券は6月時点でプラス1%とみていた成長率を7月17日に下方修正し、マイナス0.7%と見込む。バークレイズ証券の最新予想はマイナス1.7%、モルガン・スタンレーMUFG証券に至ってはマイナス2%だ(いずれも前期比年率)。 消費の低迷と輸出の不振 各エコノミストが共通して指摘する下方修正の原因は、GDPの6割を占める消費が低迷していることと輸出が弱いことだ。 消費低迷の一因は、4月の軽自動車税引き上げに伴い、直前に駆け込み消費があり
邦丸 インテリジェンスの世界で、佐藤優さんはいろいろな国々のインテリジェンスのエキスパートとお付き合いがありますよね。各国のインテリジェンス担当者って、日本のことを今、どういうふうに見ているんですか。 佐藤 ひと言で言うと、ものすごい大戦略があってやっているんだ、と見ていますよ。 要するに、過去にこういうふうにやっていた例は、アドルフ・ヒトラー。ヒトラーは、日本とイタリアと「共産主義は許さない。日独伊で三国防共同盟をつくろう」と、それで共産主義ソ連の浸透を防ぐということをやっていた。しかし、一方ではソ連と独ソ不可侵条約を結んで、お互いに絶対に攻めないということをやった。そのとき、平沼騏一郎内閣は何をやったか。「欧州情勢は複雑怪奇」と言って辞任したわけですよね。そのヒトラーに近いような、日本は何か大戦略でも持っているんじゃないかと思って見ていますよ。 邦丸 実際、どうなんですか。 佐藤 実際
2回目の大阪会議の流会が告げられた13日午前10時ごろ、欠席した自民は7人の委員全員が大阪市役所8階の市議団控室で今後の対応を協議していた。取材に応じた花谷充愉(みつよし)府議団幹事長は、橋下氏の言葉に「大阪会議は死滅したのではなく、市長らが殺しにきた」と反論した。 花谷氏には、大阪会議の規約を成立させるため、橋下氏ら提案の議題を優先するなど譲歩案を示してきたという思いがある。市役所で待機したのも、「規約作りの協議に切り替わる可能性がある」という理由からだという。柳本顕市議団幹事長も「こんな光景を見せられ、府民市民はうんざりしている」と非難した。 同じく欠席した、堺市長の竹山氏はこの日午前、会議に備えて予定を入れず“夏休み”を取得。「今後、今井豊会長(維新)には各会派の主張について事前に調整していただき、大阪の発展・成長のために実りある議論ができる場となるよう努めてほしい」とのコメントを発
維新代表選、駆け引き激化=大阪系と元民主系、路線対立絡み 維新代表選、駆け引き激化=大阪系と元民主系、路線対立絡み 11月1日に行われる維新の党の代表選に向け、松野頼久代表を推す元民主党系と、対抗馬擁立を模索する、橋下徹最高顧問(大阪市長)に近い「大阪系」の駆け引きが活発化してきた。現在約8000人の一般党員にも国会議員51人と同等に1票が与えられるため、党員票争奪が勝敗の鍵を握る。選挙結果が党の路線を左右するのは確実で、主導権争いは熱を帯びそうだ。 「支持を広げるため、党員の勧誘をしていこう」。維新顧問の松井一郎大阪府知事は8日、大阪市で開いた地域政党「大阪維新の会」の会合で、気勢を上げた。代表選には首長や地方議員も立候補できるため、大阪系の候補として松井氏自身の名前も挙がっている。 代表選は昨年9月の維新結党後初めて。大阪都構想の住民投票否決に伴う江田憲司前代表の引責辞任を受け、松
中国に進出した住宅メーカーが苦戦を強いられている。人口13億人を抱える巨大消費地として期待がかかるが、業者の不信感からくる独特の商習慣や地方政府ごとに異なるルールなどの壁が立ちはだかる。経済減速も懸念されており、中国本土で高品質な日本基準の住宅の爆買い現象を呼び起こすには時間をかけて、いくつかのハードルを越えていく必要がありそうだ。(西川博明) 国内住宅2強も苦戦 「人口の5%(約6500万人)だけでもいい。商機を取り込んでいきたい」 日本の住宅大手首脳は、中国市場について、こう語る。 中国では比較的豊かな層が集まる上海市などの沿海部だけでも数億人の人口を抱えている。内需を中心とする日本の住宅各社が将来的な成長のため海外事業の強化を打ち出すなか、巨大消費地の中国は無視できない存在だ。 大和ハウス工業は少なくとも1980年代に中国の住宅市場に参入。最近は中国資本と合弁する形で、マンションなど
中国は9月3日、「抗日戦争勝利」70年を記念する行事を北京で開催する。天安門広場では大規模な軍事パレードが行われる。中国は式典への参加を多くの国に呼びかけている。これまでのところ、ロシアやモンゴル、エジプト、チェコなどが参加を表明している。西側諸国の首脳は、5月にロシアで行われた対ドイツ戦勝70周年記念式典の時と同様、ほとんどが不参加だと見られている。そんな中、韓国の朴槿恵大統領は現在、参加を「慎重に検討」しているという。中国側の、朴大統領の参加への期待も大きいようだ。 ◆反日アピールの場に?多くの西側諸国の首脳は出席を回避 ワシントン・ポスト紙(WP)によると、この行事での中国の狙いは、第2次世界大戦での中国の貢献と習近平国家主席の下での中国の国際的影響力の増大について、国際社会に念を押すことだという。 式典に出席すれば、中国による反日アピールに利用されるのではないか、との懸念があるため
相模鉄道は23日、貨物線のため普段は旅客営業していない相鉄厚木線に旅客列車を走らせる「相鉄厚木線乗車体験会」を実施する。 当日はかしわ台駅から相模国分信号所を経由し、厚木操車場で折り返してかしわ台駅に戻る臨時列車3往復を運転。かしわ台駅発車時刻は11時5分・13時45分・14時45分となっており、いずれも30分程度で同駅に帰着する。 臨時列車への乗車は当日先着制。8月23日有効の「相鉄・鉄道全線1日乗車券」がきっぷとなる。各列車とも、1・10号車に乗車希望の場合は各回発車30分前にかしわ台駅西口改札外コンコースに集合。その他の車両に乗車する場合は発車15分前にかしわ台駅2番線ホームに集合することとなっている。定員は各回先着600名で、座席指定ではないため、着席できない場合もあるとのこと。
安保法案採決は戦後レジームの脱却か 堀潤氏(以下、堀):このコーナーは専門分野に長けた論客の皆様に独自の視点で今、知るべきニュースを角度持って思う存分お話いただきます。 脊山麻理子(以下、脊山):改めてゲストをご紹介します。ハフィントンポスト日本版編集長、高橋浩祐さんです。お願いします。 高橋浩祐氏(以下、高橋):よろしくお願いします。 堀:さぁ、それでは。高橋さん、テーマの発表をお願いします。 高橋:はい。 (テーマ「安保法案採決へ 戦後レジームの脱却か あるいは 戦後レジームの強化か この国の行方は?」について) 脊山:安全保障関連法案の採決に反対する大規模な集会が昨日、日比谷野外音楽堂であり、主催者によるとおよそ2万人が参加しました。 堀:さて、このところ反対の集会なども各地で活発に行われていますが。デモは「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動」というグループが主催。作家の落合恵
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)大さん橋ホールで8月21日、「平和学の父」と評されるヨハン・ガルトゥング博士の講演とワークショップが開催される。主催は国際平和映像祭。 ガルトゥング博士は、世界100以上の国や宗教間の紛争調停を行ってきた平和学の第一人者で、「積極的平和主義」や「トランセンド法」という考えを提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらしたノルウェーの政治経済学者。 主催する国際平和映像祭(UFPFF)は、平和実現のために国連が定めた国際平和デー(通称:ピースデー)の9月21日に学生などの若者を対象とした平和をテーマにした映像祭「国際平和映像祭」を開催している。2011年に横浜で初開催され、今年はJICA横浜(中区新港2)で開催される。 同団体は、博士を日本に招くための資金をクラウドファンディングで調達した。253人から約223万円が集まった。今回は、博士の講
【戦後70年】台湾の小さな「靖国」再建 日本人神職、住民の熱望応え 「ここで会おう」誓い出征 11、12日に神事 台湾南部の小さな村に、ある小さな神社があった。「日本軍」として出征した住民もいた村にとって、戦前の日本統治下につくられた神社は、日本の靖国神社のような存在だった。戦後荒廃が進んだが、住民からの強い要望を受け、横浜市中区の神職、佐藤健一さん(44)が新しい社を制作した。戦後70年の終戦日を前に宮司となり、遷座祭などの神事を行い、現地の戦没者も英霊として祭る。 台湾南部に位置する屏東県牡丹郷高士村。山間部の自然豊かな地域で、原住民であるパイワン族が多く暮らす。パイワン族は、日本の台湾統治を批判的に扱ったNHKの番組で名誉を傷つけられたとして集団訴訟を起こすなど、親日感情が強いことでも知られる。 戦前の日本統治時代、高士村には小さな神社がつくられた。住民の陳清福さん(87)によると、
岐阜市加納上本町、元教師岩崎潔さん(90)は太平洋戦争で出征する直前、教え子からもらった手紙を自宅で保管している。手紙は軍隊へのあこがれや敵国への敵意が率直につづられ、当時の子どもたちの心境が浮かび上がる。 戦時下の一九四四年春、岐阜師範学校(現岐阜大学教育学部)の本科三年だった岩崎さんは、教育実習で下呂国民学校(下呂市)を訪れ、二週間にわたり、初等科三年の授業を担当。実習を終えて間もない七月、出征を控えた岩崎さんに児童らから手紙が届いた。 手紙の文中で、男児の一人は、同月にサイパン島で日本軍が玉砕したことに触れ、「ほんたうにうらやましく思ひました(原文のまま)」と述べ、「大きくなったらすぐ、ひこうきに乗ってサイパン島までとんで行ってサイパン島にいるてきを、やっつけてしまをう」とつづった。
誰も知らない「モンペ」の謎〜なぜこれが女性の「国民服」になったのか? 【特別公開】井上寿一=著『戦前昭和の社会』2 戦時中の女性の服装といえば「モンペ」のイメージがある。しかし、モンペはその当時でもすでに古臭く、ダサかった。多様なファッションを謳歌していた日本の女性たち。なのに、なぜモンペは国民服となったのか? 女性たちのファッションの変化から、戦争が「格差」を平準化していく様を描く。 (*井上寿一『戦前昭和の社会 1926-1945』より「Ⅳ章 カリスマ待望と戦争」を4回に分けて特別公開) エプロンからモンペへ エプロン姿と洋装のあいだ モンペ姿がためらいがちに銀座に現われたのは、日中全面戦争勃発から約一年が経った1938(昭和13)年7月4日のことだった。 『東京朝日新聞』が報じている。「銀座にもんぺ隊/息づまる雨の重圧が薄らいでホッと一息ついた形の四日夜の銀座へモンペ姿の少女の一群が
信楽焼の産地・滋賀県甲賀市信楽町に、陶製の地雷を手に持つ割烹着(かっぽうぎ)姿の女性をかたどった小さな像が残されている。戦時中、陶製の地雷や手榴弾(しゅりゅうだん)などの製造に従事していた「女子挺身(ていしん)隊」をモデルに制作されたとみられており、専門家は「地元と戦争の関わりを伝える『語り部』になり得る」と期待している。 この像は信楽焼の陶製で、着物ともんぺを身に着けて割烹着を羽織り、両手で円筒形の地雷を持っている。高さ約30センチ。 裏側には、「昭和乙酉」「信楽神山 女子挺身隊」「0番 兵器製作為」と刻まれている。「昭和乙酉」は昭和20年を意味する干支の表記で、「神山」は当時、兵器工場のあった信楽町神山地区のこと。「0番」は「地雷」を意味する符号だったという。 陶製地雷は、第二次大戦末期、金属資源の欠乏を補うとともに探知されにくい「新兵器」として開発され、全国の主要な窯業地で製造された
中学時代に肺浸潤を患い、その後も再発、留年するという病歴があったのに、卒業の半年ほど前に受けた徴兵検査で、第一乙種合格に。兵力不足だったのでしょう。甲種や第一乙種は卒業即入隊です。「病気が再発しないかな」と思っていました。 美術学校では教練をやらされましたが、みんなが兵士になるためのお芝居をしているようでいやでした。 配給制で絵の具も乏しくなりました。変なもので画家は、自分がよく使っている色がなくなると絵が描けなくなる。それで僕は「生きている意味はない」と思うようになっていた。「どうせ俺は兵隊に行く。行けば生きては帰れない」という諦めもありました。 卒業した年の11月には地元福岡の連隊に入隊。異様な光景を目にすることになるのは、それからです。 殺し合い「私は嫌です」 戦時中に二つの異様な光景を見ました。一つは、1943年11月に福岡の連隊に陸軍2等兵として入隊して、満州(現中国東北部)のソ
1945年の終戦から70年が経った。 これだけの月日が経ってもなお、我々は、この戦争に端を発する問題と直面し続けている――慰安婦問題、韓国徴用工訴訟、閣僚による靖国神社参拝の是非…。 そこで、あの戦争がなぜ起こったのかを改めて考える。 今回のテーマは「昭和陸軍のキーパーソンたち」だ。 本来なら上意下達が不文律であるはずの陸軍で、満州事変を機に下克上の風潮が広まった。関東軍と共に満州事変を進めた一夕会のメンバーは、彼らに近い荒木貞夫を陸軍大臣に就け宇垣派をパージすることに成功する。 中編では、一夕会による陸軍大臣の掌握と、下克上を振り返る。(司会は森 永輔・日経ビジネス副編集長) (前編はこちら) そういう流れだったのですね。なんとか一夕会と関東軍を抑え込んだにもかかわらず、政権が若槻礼次郎・民政党内閣から犬養毅・政友会内閣に代わって、荒木貞夫が陸軍大臣に就任すると方針が変わってしまった。そ
【関西経済人の8・15(1)】「無残な光景忘れぬ」海軍兵学校で原爆に遭遇 元関経連会長・元住友電工会長 川上哲郎氏(87) 関西経済界で功成り名遂げた現在80代以上の人たちは、多感な時期に先の大戦に遭遇した。士官候補生として兵学校で学んだり、原爆投下や空襲に遭遇して一命を取り留めたりした体験や戦後の生活を振り返り、現在の日本や関西のあり方について語ってもらった。 《戦闘機乗りを夢見た。日本の敗色が濃厚となっていた昭和20年春、生まれ育った東京の旧制中学校から広島・江田島の海軍兵学校に進んだ》 海軍のネービーブルーの制服がかっこよくてね。パンや洋食が中心などハイカラな雰囲気にもひかれた。呉(広島県)に停泊中の大和らしき戦艦を見たこともあります。 《8月3日に17歳になった3日後。広島に原子爆弾が投下された朝は兵学校で英語の授業中だった。校舎は経験したことのない揺れと轟音(ごうおん)と光に襲わ
■飯田和夫さん(79) 終戦翌日に味わった真の恐怖 横浜市青葉区の元自動車販売会社社員、飯田和夫さん(79)は、4歳から11歳まで両親と日本領だった樺太で生活を送った。 昭和20年8月9日、ソ連軍が樺太に侵攻した当時は9歳。その日は父親の二郎さんが腸チフスで隣町の病院に入院しており、母のヨシさんも付き添っていたため、1人で二郎さんの知人宅で過ごしたという。「不思議と恐怖心も心細さもなかった」と回想するが、真の恐怖を味わったのは終戦翌日の16日だった。 その日午後、山の近くの牧場で同級生4、5人と終戦について話をしていると、突然背後から爆撃音が聞こえた。 「これは日本の飛行機じゃない」 そう思った瞬間には既に上空にソ連軍の飛行機が迫っていたという。飛行機は急降下を始め、飯田さんたちに狙いを定めて機関砲を発射。爆撃を何とかかわしながら森林に逃げ込んだ。 だが、ソ連兵の印象は恐怖ばかりではない。
古代史研究者の直木孝次郎さん(96)が、朝日歌壇に戦争についての歌を相次ぎ寄せている。海軍士官として終戦を迎え、戦後70年の今年、どんな思いで詠み続けているのか。 「死ねといふ」の歌、戦時の体験から 朝日新聞の歌壇へ、私は昨年4月から時々短歌を投稿しているが、レベルが高く、入選は容易ではない。しかし今年の6月から7月にかけて、次の3首が入選した。 死ねといふ訓話を聞きし夜を思ふ七十二年前雨の夜なりき(6月14日) 特攻は命じた者は安全で命じられたる者だけが死ぬ(7月6日) 大国のうしろにつけば安全かおまえ前へ行けといわれたらどうする(7月12日) このように次々と入選したのは、安全保障関連の法案が衆議院で審議されていた時期でもあったからだろう。この3首は朝日新聞の読者の関心を引いたかと思われるが、「死ねといふ」の歌は戦時中の体験から生まれた歌である。 私は大学の文学部を1943年9月に卒業
■往時伝える陸士の遺構 昭和12年、現在は米陸軍キャンプ座間(座間市、相模原市)となっている場所に、東京・市ケ谷から陸軍士官学校が移転してきた。これを境に、相模原周辺には旧日本陸軍の施設が次々と建てられ、「軍都」の様相を呈していく。戦後、それらの多くは米軍が接収してキャンプ座間や米陸軍相模総合補給廠(しょう)などへと変貌。一方で、旧陸軍の進出を足がかりとした同地域は戦後、国道16号を一つの軸として成長していった。 ◆「文武鍛錬」の舞台 満州事変が勃発した6年以降の戦局拡大に伴い、指揮官養成を急ぐ必要性から東京・市ケ谷の校舎が手狭になり、旧陸軍は士官学校の移転を決定。広大な土地という理由に加え、天皇が訪問しやすい場所として座間市付近が選ばれた。 現在の町田駅で特別列車を降りた昭和天皇が、士官学校まで移動する道路として「行幸道路」(現在の県道51号)も整備。12年12月には昭和天皇が卒業式に臨
@toshikawaharaさんが「初期蔵書入れ替え費で購入された資料」を公開。 @keikumaさんがPDF化。
【モスクワ=緒方賢一】ロシアが10日に発表した「クリル発展計画」は、社会基盤の整備により、北方領土の人口増強を目指す内容だ。 メドベージェフ首相は近く北方領土を訪問する意向を示しており、ロシアが支配固定化の動きを加速すれば、プーチン大統領の年内訪日に向けた準備に水を差しかねない。 メドベージェフ氏は先月、北方領土について、「現地状況を視察する予定だ」と発言。12日に択捉島で始まる教育フォーラムへの出席が有力視されている。主催団体は11日、読売新聞の取材に「首相が出席するかどうかについての情報はない」と述べた。 同氏は大統領だった2010年11月にソ連、ロシアの最高指導者として初めて国後島を訪問。首相としても12年7月に同島を視察した。日本政府はいずれの訪問に対しても強く抗議した。10日に発表された「発展計画」は、北方領土を含む千島列島の人口を現在の約2万人から、2025年に2万4000人以
反戦・非核への思いを語った吉永小百合[映画.com ニュース]女優の吉永小百合が主演する山田洋次監督の最新作「母と暮せば」のクランクアップ会見が8月12日、都内のホテルで行われた。長崎の原爆で亡くなった息子が3年後に亡霊となって現れ、母親と交流を深めていくファンタジー。長崎でロケを行ったほか、山田監督と吉永は今月9日の長崎での平和祈念式典にも参列した。 今月15日の終戦記念日を間近に控え、中学1年の時に満州で玉音放送を聞いた山田監督は「ものすごく暑くて、すごい汗が出る中、被爆された方、暑さやすさまじい臭気、死骸の中で肉親を探し続けた方がどれほど辛く悲しかったことか。長崎市長や被爆者代表のメッセージが非常に優れていて、その言葉を裏切ってはいけないとあらためて思った」としみじみ。その上で、「戦後70年にこの作品を作りあげられ、公開できるとことはとても意義のあること。ふさわしい作品になっていれば
波穏やかな瀬戸内海 大津島行きフェリー乗り場にある映画で使われたレプリカの回天 山口県周南市の大津島行きのフェリー乗り場には、映画「出口のない海」の撮影で使用された人間魚雷「回天」の原寸大のレプリカが飾られている。同市の離島、大津島には戦争末期に搭乗員らが秘密裏に訓練を積んでいた基地があり、回天の島として知られている。開戦70周年を控えた11月末の晩秋、大津島の回天記念館を訪れた。(時事通信社山口支局・中出範尚) 島までの距離は周南市のフェリー乗り場から南西に約10キロ。フェリーで約45分、高速船なら20分程度で到着する。フェリーはコンビナート群を横に見ながら、小島の浮かぶ穏やかな瀬戸内海を進み、ほどなくして目の前に大津島が見え始める。 大津島の馬島港に到着したフェリー 同記念館は市営で、年間来館者は約1万5000人。「出口のない海」が公開された2006年度は約2万4000人が訪れたという
戦後70年の、その週がきた。ヒロシマ、ナガサキ、そして来たるべき8・15。私たちはどんな気持ちで迎えたらいいのだろう。やはり、心静かに、思いをこめて、脳裏に刻みなおして、あのすさまじき戦禍を振り返るべきなのであろう。 戦後70年ということなのか、あのころを描いた映画がいくつも上映されている。夏休みになったことだし、よし、観(み)てみようと映画館にでかけた。 「野火」は、レイテ島で戦った日本兵の苦難の物語である。ジャングルのなかの兵士の彷徨(ほうこう)を描いた。戦争というより、人肉も食べるかという飢餓との闘いだったんだな。最近の若者は、そもそもアメリカを相手に戦争したことも知らないとテレビが言っていたが、ほんとうなのか? 「この国の空」は、1945年… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
【モスクワ】これは旧ソ連圏では非常によく知られている話だ。1941年11月16日、ナチスドイツ軍がモスクワを包囲するなか、首都郊外に陣取っていたパンフィロフ部隊の赤軍兵士はドイツの戦車による猛攻撃に直面した。装備や体格などで勝っていたドイツ軍は戦争終結が近いことを知っていた。 一人の赤軍兵士が降伏を試みたが、味方がその兵士を射殺した。降伏ではなく死ぬまで戦うことを選んだ残りの28人の兵士は、首都を守るために戦闘を続け、ドイツ軍の戦車を次から次へと破壊した。 「ロシアは広大だ。だが、撤退できる場所はどこにもない。われわれの後ろにあるのはモスクワだ」と、少佐の一人が息絶える前に言ったというこの言葉は、今でもロシア人の多くが繰り返し口にしている。 問題は、このパンフィロフ部隊の28人の兵士の話がねつ造らしいということだ。この一件について旧ソ連時代に行われた調査に関する文書が最近ネット上で公
日本兵は味方兵士の「遺体」回収にものすごく熱心だった。しかし、その一方で、苦しんでいる傷病者の扱いは劣悪で、撤退時には敵の捕虜にならないよう「自決」を強要した。このような態度を米軍はどう見ていたか? 一ノ瀬俊也『日本軍と日本兵 米軍報告書は語る』より「第二章 日本兵の精神」を特別公開します。 個人とその生命を安易に見捨てた過去の姿勢を、現代の日本社会は脱却できたと言えるのだろうか……。 葬送と宗教 日本兵の宗教観と死生観について、米軍はどのように観察していたのだろうか。 本書にたびたび登場する元捕虜の米軍軍曹は、日本軍将兵の死者に対する弔い方、宗教精神のあり方を次のように詳しく描写している(IB*1945年1月号「日本のG.I.」)。 *米陸軍軍事情報部が1942-46年まで部内向けに毎月出していた戦訓広報誌Intelligence Bulletin(『情報公報』)。日本軍とその将兵、装備
憲法とは政府の行動を縛るものであり、政権の当事者にとっては、極端に言えば邪魔な存在である。たとえば安保政策を自在に展開するためには、憲法の制約はないほうが良い。 私は、何度か自衛隊の元陸将や元海将と討論したことがある。彼らはいずれも、現在の自衛隊は「戦えない存在」だと言った。アメリカやイギリス、中国やロシアなど世界の国々の軍隊は、当然ながら「戦える軍隊」だ。「戦える軍隊」というのは、いわば「ネガティブ法」で管理されているのだという。「ネガティブ法」とは、「これはしてはならない」と規制されている以外のことは何でもできるということのようだ。 それに対して日本の自衛隊法は「ポジティブ法」で、「これはしてもよい」とされている以外のことはすべてできないことになっていて、これでは、実際には「戦えない」という。だから、いざ「戦おう」とすれば、あえて自衛隊法違反の行動をしなければならないのだという。 つま
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日韓をまたぐロッテグループで起きたオーナー家の親子、兄第間の紛争は、オーナーの長男が優勢とはいえ、なお予断を許さない。熾烈な財閥韓流ドラマだが、実は、家族内の激突はロッテだけの話ではない。多くの財閥で似たような争いが絶えないのだ。 「ああ、また、財閥で’王子の乱’が起きたのか」。ロッテグループの経営権を巡る争いが表面化した2015年7月末。韓国の企業関係者の間では、こんな声が聞こえていた。 現代財閥で起きた「王子の乱」 韓国を襲った通貨・経済危機(IMF危機)の影響がまだあちこちで見られた2000年。当時、韓国最大の財閥だった現代グループで、経営権を巡る対立劇が勃発した。 当時の現代財閥は、創業者の鄭周永(チョン・ジュヨン=1915年~2001年)氏が85歳を迎える高齢で、息子たちが有力グループ企業を経営する体制に徐々に移行しつつあった。 鄭周永氏には8人の息子がいたが、すでに2人は死去し
日本の「AKB48」を意識したとみられているが、民族文化や愛国主義を強調し、「政治宣伝」色が濃厚な中国独特のアイドルといえる。 56輪の花は中国で6月末にテレビ出演を果たして知られるようになった。中国メディアによると、北京の文化事業会社がメンバーを選抜し、16~23歳で構成される。関係者は当初、政府系団体の管轄下にあると説明していたが、その後、背後関係については口を濁すようになった。 グループ名は、漢族と55の少数民族を合わせた数に由来するとされる。運営会社の責任者は「祖国を歌い、共産党を歌うことが第一だ」と語る。テレビ出演では、黒色のミニスカートに白色のシャツという姿で、習近平(シージンピン)国家主席が提唱する「中国の夢」にちなんだ楽曲「中国の夢は最も美しい」をダンスを交えて熱唱した。
新幹線のお盆や年末年始、ゴールデンウィークの混雑は多くの人の悩みの種。部品落下や金属板舞い上がりの事故も心配だ【PHOTO】gettyimages 新幹線のお盆の混雑解消に、夜行寝台新幹線を提案しよう。さらに、先日の山陽新幹線と東北新幹線の事故対策も示したい。 (※YAHOO!ニュースその他では貼付け図の一部が表示されません。現代ビジネスのサイトでは全ての貼付け図を見られます。また、一部の図はクリックすれば拡大版を見られます) お盆の混雑はまだまだ解消できる このお盆に、新幹線で帰省または観光地へ出掛けた(これから出掛ける)人も多いだろう。長時間乗るのに、座席はぜひとも確保したい。 ネットでのチケット購入が増えたものの、窓口で指定席を購入するには駅で、自由席で座席を確保するには始発駅のホームで、長時間行列しなければいけない。
ニューギニアで戦死した一人息子のために、母親が日雇いをしながら10年かけてためたお金で建てた。 母は、旧藤根村(北上市)の高… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
沖縄県の翁長雄志知事は12日、菅義偉官房長官との会談で、沖縄本島沖に米軍ヘリが墜落した事故について「(日米安保条約上の)制度的な形でこういう事故が起こることは、そこに住
by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 音楽評論家の湯川れい子氏が6日、「原爆と原発は双子の兄弟」とツイート ユーザーからは「原爆と原発は全然違う」などの指摘が相次いだ 一方、湯川氏は「事故を起こして爆発したら同じですよね?」と反論した ◆原爆と原発について言及した湯川れい子氏のツイート 広島や長崎に落とされた原爆と、日本に54基作られた原爆は、育ちは少し違うけれど、生まれは同じ双子の兄弟です。炸裂すれば同じ悲劇を生みます。人間が作ることは出来ても、負の遺産と悲劇を処理する力は誰にも何処にもありません。作ってはいけない、持ってはいけない物です。誰も、何処の国も。 この記事を見るためには この記事はlivedoorNEWSアプリ限定です。 (アプリが無いと開けません) 各ストアにスマートフォンでアクセスし、 手順に従ってアプリをインストールしてください。 関連の最新ニュース 記事時間
長崎で被曝しながらも生き残った人たち10人を25年間にわたり「定点観測」してきた米国人女性の著書『Nagasaki: Life After Nuclear War』(ナガサキ:核戦争のあとの人生)が出た。 著者は自分で立ち上げたアリゾナ芸術シアターの芸術監督のスーザン・サウサードさん。高校時代に日本留学経験もあり、日本語は堪能だ。 取材と調査は徹底を極めている。 ヒバクシャとその家族や知人への精力的な聞き取り調査。長崎の被爆者の治療に当たった日米の医師や専門家とのインタビュー。ヒバクシャたちの証言を科学的、医学的、政治的、軍事的な裏づけをとるために精査した文書は、当時極秘とされた米軍・米政府の解禁文書はじめ日本側資料など200点を超えている。 これまでにもナガサキを題材にした米国人の手による著書はある。が、その大半は「上から目線」。前提には「原爆は多くの米将兵の命を救った」という米歴代政権
橋下徹が岩上安身リツイート裁判で矛盾を追及され逆ギレ!「こんな質問は無意味」「あなたにはわからない」と LITERA 4月19日(金)15時40分
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略) 2015年8月13日9時47分 紙面から ★昨年7月1日。安倍内閣は集団的自衛権の解釈変更を閣議決定した。それから約1年。外務、防衛、内閣法制局はこの歴代政権が死守してきた専守防衛という国防の在り方を根底から変える新たな戦争法案と野党から指摘されても仕方がないような強引な法律を安保法制として提出。自民党の、ことに首相・安倍晋三応援団の側近や若手議員らのひいきの引き倒しともいえる暴言や失言、または本音の吐露(?)などの失態をつくろいながら衆院では何とか可決させたものの、参院では決定的な失態を共産党副委員長・小池晃の質問で露呈させた。 ★その前兆は5日の防衛相・中谷元の
翁長雄志知事は12日の米軍普天間飛行場移設問題をめぐる集中協議にあたり、主張する論点として(1)戦後の沖縄の歴史(2)普天間飛行場が建設された経緯(3)米軍の抑止力-を掲げた。断片的に触れてきたテーマだが、改めて整理して提示したのは県の有識者委員会の報告書という虎の巻があるからだ。 有識者委は仲井真弘多前知事による辺野古の埋め立て承認の経緯を検証し、7月16日に承認手続きの瑕疵(欠陥)を指摘する報告書を翁長氏に提出した。報告書は沖縄に米軍基地が集中した経緯や普天間飛行場の現状を詳述。海兵隊の抑止力についても、沖縄駐留の地理的優位性や海兵隊各部隊の一体的運用論に異を唱え、辺野古移設の必要性を否定している。 翁長氏はこの報告書を片手に辺野古移設断念と県外移設を政府に迫る算段を描く。そうした主張は辺野古の埋め立て承認を取り消すことへの布石にもなる。 しかし、政府側が翁長氏の主張を受け入れるはずは
JRと近鉄、京都市営地下鉄が乗り入れ、1日の乗降客が40万人近くに達する京都駅。4代目の駅ビルは、平成9年の完成当初こそ景観をめぐって賛否もあったが、今ではすっかり見慣れた光景になった。だが、先の大戦直後、当時、ひのき造りだった京都駅で多くの戦災孤児が寝泊まりしていたことを知る人は少なくなった。戦後70年のこの夏、戦災孤児の記憶を語り継ごうと、京都市内の寺院で営まれた追悼法要に参列した。 昭和23年、当時の厚生省が行った調査によると、全国の戦災孤児は約12万人。このうち京都府内の戦災孤児は4608人で、原爆で被災した広島県や空襲が相次いだ東京都などに次いで、全国4番目だった。この調査では、両親が亡くなっていても、身寄りがあれば孤児と認めなかったため、実際の孤児は統計以上だったとされる。 戦災孤児の研究を行っている立命館宇治中学校・高校の本庄豊教諭(60)は、京都に戦災孤児が多いのは、「戦災
1945年に太平洋戦争が日本の敗戦で終わってから、2015年は70周年という節目の年である。 70年前の鉄道にはもちろん新幹線はなく、電化区間は大都市近郊か急勾配区間に限られており、今日の鉄道輸送の圧倒的主役である電車も、その頃としてはむしろ珍しい存在であった。長距離列車の大半は蒸気機関車が牽引していた。 戦災から復興し、輸送力増強と高速化に追われた高度経済成長時代を経て、日本の鉄道は大きく変貌した。その過程で、戦争を経験した1945年以前の鉄道車両、施設は時代に合わないものとして次々に姿を消し、もはやほとんど残っていない。 しかし、やはり戦争の悲惨さや、二度と起こしてはならないという反省を後世に伝えるため、鉄道の世界においても、70年前を知る車両などが保存されている例がある。また、戦争の記憶を伝える鉄道風景が、意図的にではなく、自然と残っているところ。あるいは、人々によって記憶が受け継が
■進駐軍のもたらしたもの 国道16号は横須賀から横浜の市街地へ入ると、繁華街の伊勢佐木町をかすめる。一帯は占領期、大挙して進駐した米兵向けのPX(売店)やクラブがひしめいていた。 「私が生きてきたこと、あなた、どう思うのよ。答えてちょうだい」 平成3年5月、女優の五大路子さんの心に、こんな「言葉」が突き刺さった。会話を交わしたわけではない。仕事で横浜市内のイベントに出た際、たまたま出会った女性の目が、そう訴えていた。 白いドレス、白く塗った顔、黒々とした太いアイライン。「ハマのメリーさん」と呼ばれた娼婦(しょうふ)だった。独特の風貌で伊勢佐木町の街角に立った。詳しい境遇は定かではなかったが、米軍将校相手の高級娼婦だったとささやかれた。 五大さんは伝え聞いた境遇に思いを巡らせ、メリーさんをモデルにした舞台「横浜ローザ」に結実させた。 夫がB級戦犯で逮捕された女性が娼婦に身を落とし、米軍将校に
第二次大戦末期、現在の滋賀県野洲市にあった「野田沼捕虜収容所」には、約200人の連合軍捕虜が収容されていた。終戦を迎え、暴動が起きたり、捕虜の虐待があったとして戦犯を出したりする収容所がある中、野田沼捕虜収容所では大きな混乱もなく、捕虜全員が帰国した。その陰には、「捕虜は友人として接する」という固い信念を持つ一人の収容所作業指導員の存在があった。田中憲一さん。平成20年に亡くなったが、地元では近年、田中さんの業績が評価され、地域の誇りとして語り継がれる活動が起きている。 過酷な環境下で… 野田沼捕虜収容所は昭和20年4月、当時の野洲郡兵主村にあった野田沼のほとりに開設された。オランダ兵士約10人とオランダ領だったジャワ島(現インドネシア)の兵士約190人が、終戦までの約4カ月間、野田沼の干拓工事に従事した。 当時、田中さんは兵役を終え、同村へ帰郷。軍隊の経験を買われ、村役場から収容所の監視
科学者・経済学者も委員 1年経たず消滅 「唯一、敗戦責任を議論する場」 敗戦直後、日本がなぜ戦争に負けたのかを議論するため、科学者や経済学者、報道機関の幹部らが集められた「戦争調査会」が作られました。戦後、公的に敗戦の責任について議論された唯一の場だったと言われていますが、連合国軍総司令部(GHQ)の意向で消滅させられた「幻の調査会」でした。 科学者・経済学者も委員 東京裁判は、日本の戦争指導者ら28人が連合国によって起訴されました。侵略戦争の計画から遂行までの「平和に対する罪」などが裁かれました。 一方、「戦争調査会」は敗戦直後の1945年11月24日、幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)内閣が戦争の教訓を考えるため発足させました。委員には、戦中の「反軍演説」で知られる衆院議員の斎藤隆夫、経済学者の大内兵衛(ひょうえ)、「八木アンテナ」を発明した科学者の八木秀次らに加え、開戦前の机上演習で
日本が金融緩和・財政拡大・構造改革を前に出した「3本の矢」を放って始めた「アベノミクス」が30カ月を経過した。その間、日本経済は「失われた20年」から抜け出し、活力を取り戻している。株価の100%上昇、企業の過去最大実績更新、新規雇用の増加、賃金上昇、12カ月連続の経常黒字が活力の証票だ。過度な円安と無理な財政拡大のために「矢」はすぐに折れるだろうという当初の懸念も薄れた。むしろアベノミクスの細部内容を見ると、低成長の沼であえぐ韓国経済に示唆する点が少なくないようだ。 アベノミクスが3年目に入って力を発揮する背景には、緻密な計画、明確な目標、全面的な景気浮揚措置がある。日本は「失われた20年」に苦しむ間、何度も改革に乗り出したが、沼から抜け出すことができなかった。橋本内閣は沈滞の原因を惰性に陥った官僚社会にあるとみて行政改革をしたが、根本的な体質改善に成功しなかった。小泉改革は郵政民営化に
滋賀県の琵琶湖西岸に連なる比良山系の地形を立体的に再現した地図「やわらか凸凹(でこぼこ)MAP」を、江若交通(本社・大津市)が発売した。全天候に対応した塩化ビニール製で、同社は「比良山系登山のお供に」とPRしている。 同社は、JR湖西線の主要駅と比良山系の各登山口を結ぶ路線バスを運行。このため、登山客にもっとこの路線を使ってもらうとともに、安全に登山を楽しめるようにと、このマップを製作した。 サイズは縦51センチ、横36センチで、比良山系の地形を立体で細部まで詳しく再現。駅から登山口までの所要時間や、同社スタッフが勧める登山ルートを紹介。塩ビ製のため雨が降っても使え、コンパクトに折り曲げることもできる。 1枚2500円。同社の本社や営業所をはじめ、びわ湖大津観光協会、びわ湖高島観光協会など大津、高島両市内で販売。同社のウェブサイト上でも購入できる。 同社は「高低差など、山を感じることのでき
日本共産党委員長・志位和夫氏が記者会見を行い、安倍政権が進める安全保障政策や集団的自衛権の行使をめぐる問題について自身の見解を語りました。本パートでは、共産党が政権をとった場合にどういった安全保障政策を打ち出すのかについて志位委員長が語ります。 自衛隊員の自殺問題について 志位和夫氏(以下、志位):あとはご質問いただければと思います。 質問者:イタリアのスカイニュースでございます。2つの質問がありますが、そのお答えをいただきますとき、なるべく我々の記事にできるような答え方をしていただければ、大変ありがたく思います。 1つ目でございますが、先ほど戦後自衛隊はどなたの外国人も殺していないというお話があったわけでございます。しかし同時に、自衛隊の方々1,000人ぐらいだと思うのでございますが、自殺をしているわけでございます。130人ぐらいが、海外派遣されて、戻ってきてから自殺すると思うんですけれ
「日本」を考える~私たちはどこへ向かうべきか 異例の延長国会で審議が続けられる安保法制、日中・日韓関係の緊張が続くなかで予定される安倍首相の「戦後70年談話」をはじめ、戦後長らく続いてきた日本の国家体制や国のポリシーを問い直そうとする動きが、足もとで出始めている。戦後70年を迎えた今、我々日本人が改めて日本という国の「形」を問い直すべき時期に差しかかっている。これまでの歴史的教訓も踏まえながら、日本はこれからどんな道を歩んでいくべきだろうか。様々な分野の識者が、独自の視点から「持ち続けるべき日本観」「新しい日本観」について提言する。読者諸氏も、ともに「日本」を考えてほしい。 バックナンバー一覧 安倍晋三総理が「戦後70年談話」を出す時期が、いよいよ明日に迫った。そこで今振り返っておきたいのが、戦後50年に当たる1995年に出された「村山談話」だ。日本の歴史認識を対外的に明らかにしたという点
日銀が12日発表した7月の国内企業物価指数(速報値)は、消費増税の影響を除くベースで前年同月比2.9%下落した。前年を下回るのは9カ月連続で、下落幅は2009年12月(3.7%)以来、5年7カ月ぶりの大きさとなった。中国経済の減速に伴う原油や非鉄金属など商品相場の下落が響いた。企業物価指数は出荷や卸売り段階で取引される製品の価格水準を示す。全814品目のうち、312品目が前年比で上昇し、38
「アメリカの原爆投下は国際法廷で裁かれるべき」。ロシアの下院議長のこんな発言が注目を集めています。ここに来てなぜこのような意見がロシア側から上がってきたのでしょうか。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係アナリストの北野幸伯さんが、米露の間に横たわる「歴史認識」に絡めて解説しています。 ロシア、アメリカの原爆投下を批判 「法廷で裁かれるべき」 原爆投下から70年。ロシアは、「アメリカは法廷で裁かれるべきだ!」と主張しています。 ロシア、米の原爆投下を批判 「法廷で裁かれるべきだ」 朝日新聞デジタル 8月5日(水)23時52分配信 ロシアのナルイシキン下院議長は5日、広島、長崎への原爆投下は国際法廷で裁かれるべきだという考えを明らかにした。 ロシアでは70年を迎える原爆投下について、高官の発言や催しが続いている。 米国の残虐行為を批判すると同時に、日本を降伏させたのは原爆で
周辺火山、使用済み各燃焼の処理、事故の際の住民の避難経路など数々の問題が指摘される中、11日午前に再稼働した九州電力川内原発1号機。もちろん新聞各紙の1面はすべてこの話題でしたが、その伝え方にももちろん差がありました。ジャーナリストの内田誠さんがメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ』が詳しく分析・解析しています。 川内原発1号機再稼働、新聞各紙はどう伝えた? 今朝の各紙、実際に再稼働された川内原発のニュースが1面トップに収まっています。関連記事と併せ、特徴が良く出ていますので、昨日分と重なる要素も多いですが、まずは基本的な報道内容を整理し、その後に各記事の紹介と分析に入りたいと思います。 基本的な報道内容 九州電力川内原発1号機が11日午前、再稼働した。東日本大震災後に作られた新規制基準のもとで初の再稼働となり、約2年間に及んだ「原発ゼロ」が終わった。安倍政権は今回の審査手続きを「ひな形」
2015年1~6月期決算で最終増益、そして過去最高の連結営業利益を稼ぎ出した花王。けん引役となったのは中国人の「爆買い」でも知られる紙おむつだ。紙おむつを含むヒューマンヘルスケア事業は144億円と営業利益が前年同期から倍増した。紙おむつに支えられ好調な業績、そして株価も高値圏と死角が無いようにもみえるが、経営陣はそう考えてはいない。早くも紙おむつブームの先を見据えて動き出そうとしている。「紙お
2015/8/11(火)8:45 プレジデントオンライン 浜田宏一氏 プレジデントオンライン ■いくら借金をしているか、いくら資産を持ってるか現在、ギリシャが事実上の債務不履行に陥っている。ユーロ圏にとどまるためには、多大な困難を乗り越えなければならない。これに伴い、「政府の債務は日本のほうがギリシャより大きい。日本の財政は大丈夫なのか」という声が上がっている。日本では20年以上にわたって政府の歳入より歳出が多い状態が続いている。日銀の資金循環統計によれば、地方公共団体を含めた日本の一般政府の負債合計は2015年3月末で1206兆円、名目GDP490兆円の246%に達した。IMF推計によるギリシャの対GDP比176%より大きい。政府がこうした自転車操業を行っている状況はもちろん、望ましいことではない。しかし、日本の政府債務の対GDP比がギリシャに比べて大きいとしても、そこだけを捉えて「この
安保法案の議論とともに、「中国の脅威」が注目されるようになった。しかし、私たちが触れる中国の情報は「共産党の共青団派と太子党の対立」「中国のバブルが崩壊寸前」といった政治のごたごたと経済崩壊論のみ。いったい、中国はどのような国なのだろうか。そして、なぜ日中関係は緊張しているのだろうか――『日本と中国「脱近代」の誘惑』で「近代化」を切り口に日中・東アジアの現在を分析した梶谷懐氏に話を伺った。(聞き手・構成/島田昌樹) ――今日は、中国現代経済がご専門の梶谷さんにお話を伺います。『日本と中国「脱近代化」の誘惑』を執筆中に、今話題の『進撃の巨人』にハマっていたと伺いました。 そうなんです。本にはあとがきで少しだけ触れましたが、『進撃の巨人』は中華圏でも非常に人気で、香港の雨傘革命でも中国政府の支配・干渉のアイコンとして使われていました。 ――「進撃の共産党」というやつですね。 日本では、中国共産
産経新聞の報道について 産経新聞で以下のリンクのように報じられています。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000088-san-soci 政務活動費についてです。 まずは上記をクリックしてお読み下さい。 私は政務活動費については、厳しく精査をしており、使用が認められていないものについては勿論、極力返還を心がけています。前年度の使用率は47.38%であり、半額以上を東京都に返還しています。しかし、そこには全く触れることはなく、上記のような報道になっています。 この件で取材をしてきたのは、産経と読売でした。読売さんはその後、丁寧な連絡がありこれは記事にはならないとのことでした。 産経の記者の方より連絡があったとき、極めて恣意的・誘導的な決めつけであったため、夕刊とか週刊誌の取材かと思ったほどでした。 私は都議会側が全員の写真撮影を
18歳以下の自殺人数を日付別に分析したところ、9月1日が突出して多く、夏休みなど長期休暇が明けた時期に集中していることが内閣府の調査でわかった。増加傾向がみられる8月下旬から9月上旬を前に、文部科学省は今月4日、児童・生徒への見守りを強化するなど重点的な対応を求める通知を全国の都道府県教育委員会に出した。 1972~2013年の42年間に自殺した子どもの総数は1万8048人で、日付別に合計した。最も多かったのは9月1日(131人)で、4月11日(99人)、4月8日(95人)、9月2日(94人)、8月31日(92人)が続いた。 7月下旬から8月上旬は40人以下の日が多いが、8月20日以降は連日50人を超えていた。夏休みや春休みなどの終わりが近づくと、自殺者が増える傾向が浮かび上がった。 内閣府はこうした傾向について「生活環境が大きく変わり、プレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる」と
■金融政策 私の視点 ――浜田さんは内閣官房参与として、安倍晋三首相に経済面で助言をしてきました。安倍政権の経済政策「アベノミクス」第一の矢として実行された、日本銀行による前年比2%上昇の物価目標と、大規模緩和の現状をどう見ますか。 「僕はあくまでも国民生活に一番響くのは雇用だと考える。雇用環境がひっぱくしているという現状がある限り、物価の細かいパーセントに一喜一憂する必要はない。物価目標は消費者物価指数(CPI)そのものではなく、エネルギーと食料品を除いた『コアコアCPI』とするべきだ」 「現在、石油価格がまた下がりそうで、上がっていく公算が小さい。だから、石油価格が現在の2倍だった時に作った目標を墨守すべきとは思わない。コアコアCPIが大体2%に行くように運営すればいい」 ――日銀は2013年4月に大規模な金融緩和を始めましたが、開始後2年を過ぎても「2年程度」の期限を掲げ続けています
経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資本」論 あたなの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資本。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU
(CNN) 米国の小学校低学年の子どもたちが、推奨されるよりもはるかに長い時間を宿題に費やしていることがこのほど実施された調査から明らかになった。これを受け教育の専門家らは、学習効果や生活面にさまざまな悪影響が及びかねないとの懸念を示している。 12日に刊行されたアメリカン・ジャーナル・オブ・ファミリー・セラピー誌掲載の調査では、英語、スペイン語で生活し、幼稚園から12年生(高校3年生に相当)までの子どもを持つ親1100人以上を対象に家での学習時間に関するアンケートを実施した。その結果、小学1年生の勉強量について、全米教育協会(NEA)などの専門的団体が支持する水準の3倍近くに達していることが分かった。 これらの団体が標準と定める児童らの1日の家庭学習の時間は1年生なら10分、2年生なら20分と、学年が上がるに従って10分ずつ増えていくというもの。これに対しアンケート結果では、1年生で28
安倍晋三首相は12日、地元・山口県に入り、山口市での自民党県連会合で講演した。明治維新100年(1968年)の首相が山口県出身の佐藤栄作氏だったことに触れ「何とか頑張れば(維新150年の)2018年も山口県出身の安倍晋三ということになる」
タクラミックス @takuramix タイトルの付け方が根本的にダメ。 「太陽光発電のおかげで「猛暑でも電力にゆとり」があると判明 原発推進派くやしいのうwww」 ってマトメがあるんだが、 「くやしいのうwww」 なんて嘲りを入れるから話にならない。この嘲りの意識が事実誤認を招く。 原発推進派を貶めたいだけ。不毛だ。 2015-08-08 19:26:57 タクラミックス @takuramix そのマトメが引いてるのはこちらの朝日新聞記事。 asahi.com/articles/ASH87… 「太陽光発電の導入量がこの5年間で10倍近くに急増」 それが供給の何%を占めるかは書かない。 「夏のピーク時の電力需要も、震災前と比べて十数%ほど少ない」 節電努力は、ついで扱い。 2015-08-08 20:11:52
「佐賀の橋下徹」という異名をもつ樋渡氏 (c)朝日新聞社 @@写禁 佐賀の改革派として知られる樋渡(ひわたし)啓祐・前武雄市長(45)の“天下り”が発覚し、市民から非難ゴウゴウだ。 2006年に総務官僚から武雄市長に転身した樋渡氏は10年に市民病院を民間社団法人「巨樹の会」へ移譲。12年に市立図書館の管理を、TSUTAYAを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)」に委託を決定し、話題となった。さらに13年に市内の全小中学生に一人一台タブレット型端末配布を決定するなど、斬新な政策を次々と打ち出してきた。 今年1月には、自民党の推薦を受けて佐賀県知事選に出馬するも落選。 すると、6月に「巨樹の会」の理事に就き、7月にはCCCが設立したスマートフォンを利用してふるさと活性を目指す「ふるさとスマホ株式会社」の代表取締役社長に就任。さらに同月、武雄市地方創生アドバイザーも委嘱さ
関東地方で牛丼チェーンを展開する神戸らんぷ亭が2015年7月末をもって、ひっそりと完全閉店していた。 かつてすき家、吉野家、松屋、なか卯に続く業界5位だった同チェーンが牛丼から撤退したことに、店を訪れていたファンからは残念がる声が出ている。 シャッターと貼り紙 Excite Bit コネタでは「値上げ後の牛丼の売り上げについて大手3社に聞いてみた」でらんぷ亭の閉店を報じていた。記事に対してTwitterで「ええええ??マジで??」「さりげなく最後にすごいこと書いてあるな」といった反響があり、あまり知られていなかったらしい。 同社のサイトでは銀座店、谷塚店、関内本町店の3店舗が存続していることになっているが、実際はいずれも営業していない。銀座店を訪れると昼にもかかわらずシャッターが下りていて、「一時休業のお知らせ」の貼り紙があった。
代々木ゼミナール公民科で人気№1の講師。早稲田大学政治経済学部卒。指導科目は政経、倫理、現代社会、倫理政経で、4科目すべての講義がサテライン衛星授業として、全国の代ゼミ校舎および提携高校・提携塾に映像配信されている。語り口のテンポのよさ、板書の正確さ、講義内容の面白さとわかりやすさで、生徒たちから高い評価を受ける。また「新報道2001」をはじめ、テレビ解説や雑誌連載でも活躍中。主な著書は参考書類20冊以上に加え『やりなおす戦後史』(ダイヤモンド社)、『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』(KADOKAWA)、『マンガみたいにすらすら読める哲学入門』『マンガみたいにすらすら読める経済史入門』(大和書房)など。 やりなおす戦後史 こうして日本はつくられた! 代ゼミ人気No.1講師が教える、マンガのようにすらすら「通史」で読める戦後史再入門。GHQ政策、安全保障、米軍基地、領土問題、原子力ム
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