安倍晋三首相のイエスマンばかりの自民党にあって、「私は忖度しない」と一線を画す姿勢が持ち味だった小泉進次郎氏だが、フリーアナウンサー・滝川クリステルとの結婚報告に官邸に行って以来、首相との距離が急接近している。 そもそも進次郎夫妻が入籍前日に官邸に出向いたのは「後見人」的存在である菅義偉・官房長官への挨拶のためだったが、たまたま官邸にいた安倍首相にも挨拶できた。その段取りは「関係がしっくりいっていなかった総理と進次郎を取り持つために菅さんが骨を折った」(自民党議員)とみられている。 結果、結婚で丸くなった進次郎氏への“ご祝儀”として入閣が固まり、次の総裁選で一気に安倍首相の後継総理の座に駆け上がるレールが敷かれつつある。 安倍首相は「政権の総仕上げ」に向けた体制をつくるために内閣改造では大幅に大臣を入れ替えると見られている。 最大の焦点は二階俊博・幹事長の去就だ。党内に睨みを利かせる重鎮で
![秋に発足する新内閣 首相側近が並ぶ「イエスマン内閣」へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bae04cccd51f3bbf8bf65d06d4517edb305112ec/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.news-postseven.com%2Fuploads%2F2019%2F08%2FEPAjiji_abeshinzo.jpg)