プーチン氏、側近から反対意見 ウクライナ侵攻で不満蓄積か―米報道 2022年10月08日14時29分配信 ロシアのプーチン大統領=7日、サンクトペテルブルク郊外(AFP時事) 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7日、ロシアのプーチン大統領の側近の一人がここ数週間の間に、ウクライナ侵攻の指導をめぐり、プーチン氏に直接反対の声を上げていたと報じた。米情報機関の情報を入手した。 戦闘が長期化している上、動員令で国民の国外脱出が続く中、ロシアの指導部内でプーチン氏への不満が強まっている可能性がある。報道によれば、情報はバイデン米大統領にも報告されており、側近の名前も含まれているという。 ロシアのペスコフ大統領報道官は同紙に対し、「別の措置を取るべきだと考える人もいる」と述べ、動員令のような判断の際に反対意見があったことを認めた。ただ、「通常の協議の一部だ」と説明し、指導部内に分裂