立憲民主党の長妻昭政調会長は21日、同党「次の内閣」閣議冒頭で、岸田文雄首相が自民党派閥裏金事件めぐり自身を処分対象として検討していることに言及した。 岸田首相は党総裁として政治資金収支報告書への不記載があった「清和政策研究会」(安倍派)と「志帥会」(二階派)らの国会議員の処分を4月上旬に行う方針を示している。 一方、森山裕総務会長は岸田首相と二階俊博元幹事長の処分について党紀委員会に上申する前に党執行部で議論したい意向を示している。 長妻氏は「自民党が処分を出すとおっしゃっていて岸田首相、総裁本人にも処分を出す。でも、軽い役職停止だったとしても総裁停止になると総理大臣を辞めなきゃいかなくなるんじゃないか、というふうに思いますので、それは困るということで、横並びで厳重注意になりそうな雲行きも聞こえてきます。いずれにしてもきちっとした処分を出してほしいです」と話した。 野党側は自民党幹部への
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