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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (260)

  • きまぐれな日々 イージス艦衝突事件の社説を読み比べる

    19日未明に起きた、イージス艦と漁船の衝突事件は、いやな事件ばかりが続くこのところにあっても、特に気分を暗く沈ませるニュースだった。 私はこの事件に関するテレビ報道を全く見ておらず、新聞社のサイトを通じて事件の把握につとめたが、知れば知るほど、暗い気分をさらに暗くさせる情報ばかりだった。 見張りを怠っていたのか、イージス艦が漁船の存在になかなか気づかなかったこともさることながら、産経新聞が 「イージス艦側に回避義務か 右舷前方に傷確認」 と報じ、自衛艦の過失であったことを指摘した衝撃は大きかった。さすがの産経新聞も、この事件では「漁船の自己責任」などという無責任な報道はしない。 しかし、20日の朝日新聞社説は、奥歯にものが挟まったような書き方だ。自衛艦は漁船の側面に直角に近い角度で衝突したようだ。衝突までの経緯によって、どちらにより大きな回避義務があったかが決まるが、自衛艦側に責任がなかっ

  • きまぐれな日々 テレビ朝日を完全に制圧した「新自由主義」勢力

    立春。春は名のみだが、冬が厳しいほど春の喜びは大きい。もう1か月半もすると格的な春だ。昨年は冬とはいえないような冬だったから、今年の方が冬らしいのだが、ブログばかりやっていて身体を鍛えていないので、ちょっとした気温の変動が体にこたえるようになった。それに、業も政治状況も見通しが悪く、々として気分は全く晴れない。私は過去に過労と因果関係のありそうな大病を得たこともあるが、その時と比較しても今の方が気分が暗い。年末だったか年始だったか、TBSテレビの「NEWS23」に五木寛之が出演していて、「欝の時代」などと笑いながら言っていたが、その軽さに腹が立った。気力を振り絞ろうにも内心が折れてしまっていて、体が思うように動かない。笑いごとではないのである。それでもブログは、毎日とはいかないがなんとか更新できる。この時代の閉塞状況を記録できるだけ、まだ私などは恵まれているのだろう。中学生の25%が

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    kechack 2008/02/05
  • きまぐれな日々 自民党が衆院岐阜1区で野田聖子議員を公認へ

    第169通常国会が18日に召集され、福田康夫首相が施政方針演説を行った。この中で、福田首相は「国民の立場に立って」という言葉を多用し、小泉純一郎内閣、安倍晋三内閣と続いた新自由主義路線を見直すととれる方向性を示した。これに対し、昨年の参院選で生活者重視を打ち出して、新自由主義政策を掲げた安倍自民党に圧勝した民主党は、「またクリンチ作戦が始まった」と批判している。 ほぼ予想通りの展開である。私は福田政権が新自由主義をむき出しに掲げるよりははるかに結構な方向性だと思うが、課題は当に自公政権に新自由主義離れができるかだと思う。 最近、朝日新聞が新自由主義推進の主張を強めているとよく指摘されるが、案の定、「では「改革」はどうする」 と題した社説を掲げた。ただ、朝日新聞の「経済右派」(新自由主義支持)ぶりは何も今始まったものではなく、昨年2月23日のエントリで指摘したように、2002年10月26日

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    kechack 2008/01/19
  • きまぐれな日々 週刊「東洋経済」の特集 "「北欧」はここまでやる" のご紹介

    狭い世界で馴れ合っているブログ界の沈滞ムードをよそに、世界の変化のめまぐるしさはますます加速する一方だ。たとえば、昨日の朝刊はアメリカ大統領選の民主党候補者争いにおけるバラク・オバマの勢いを報じていたが、アメリカテレビがヒラリー・クリントンの涙を大写しにするや情勢が一変し、ニュー・ハンプシャー州の予備選はヒラリーが勝った。ヒラリーはオバマより新自由主義色が強いし、何より反日的な候補なので、私にとっては残念な結果だった。 日でも今年には衆議院の解散総選挙が予想されている。今のままの枠組みのまま、たとえば秋に総選挙が行われるなら、昨年の参院選同様、民主党の勝利、自民党の敗北に終わることは必至だが、危機感を強めた自民党は、政界再編成へと大きく動き始めている。 自民党には、大きく分けて福田康夫総理・総裁に代表される旧保守、中川秀直やコイズミチルドレンに代表される新自由主義勢力、それに麻生太郎・

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    kechack 2008/01/10
    経済紙もかわったな。2000年代前半までは社民主義は死んで、北欧は暗黒みたいな言説が闊歩していたのに…
  • きまぐれな日々 支配者階級と闇紳士たちが金に狂奔する時代に終わりを!

    朝日新聞の元旦の社説で目を引いたのは、内容よりも「平成20年」という元号をタイトルと文に用いたことだ。 http://www.asahi.com/paper/editorial20080101.html 天皇の即位によって時代が区切られる元号には、皇位継承ごとに数字がリセットされる不便さと相俟って、昔から違和感を持っていたのだが、平成に改元されてから、その不便さが多くの国民から敬遠されるようになったのか、使用頻度が減っている。官公庁の文書や産経新聞の記事などでは主に元号が使われるが、(産経新聞以外の)民間ではあまり使われなくなった。 しかし、それにもかかわらず、朝日新聞が「平成20年」を持ち出そうとした気持ちはわからなくもない。元号で「20年」というと、誰もが「昭和20年」に日に起きた大きな変化を思い起こすからである。 大発会の1月4日、日経平均株価は616円安で、大発会としては過去最

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    kechack 2008/01/05
  • きまぐれな日々 プロ野球ファンから見放された読売巨人の「新自由主義野球」

    コイズミが国民を煽動した一昨年の「郵政総選挙」の前後で人生が変わった人は多いだろう。政治ブログの多くはこの選挙の直後に立ち上がったし、それより半年ほど遅れた当ブログも、あの選挙がなければ立ち上がることはなかった。 あの選挙戦の期間ほど、政治のことが人々の口に上ったことはなかったと思う。みな熱病に浮かされたように「郵政民営化は必要だ」と叫んでいた。 あの時、政治は娯楽と化した。その流れは今日に至るまで続き、田原総一朗が司会を務めるテレビ朝日の「サンデー・プロジェクト」の視聴率は、いまや巨人戦の視聴率より高い。 政治ブログを運営するブロガーの中にも、「政治ブログは敷居が高い」などと言う人がいるが、私には信じられない。俗悪な政治番組よりもさらに噛み砕いて政治の話題を解説したって何の意味があるのだろうかと思う。マスコミは与党寄りだ、などというのかもしれないが、現在のマスコミが自民党に甘く民主党に厳

  • きまぐれな日々 安倍晋三への批判の手を緩めるな

    前々回のエントリと前回のエントリで述べた陰謀論批判について多くのコメントをいただいた。感謝したい。ただ、当ブログ管理人はコメント欄での議論には基的に加わらない方針だ。コメント欄の議論に費やす時間があるなら、新しいエントリを公開したいと思うからであり、この点についてご了承願いたい。 さて、今年も残すところ今日を入れて6日となった。昨年のクリスマス・イブの記事にも書いたが、ヨーロッパではこれから1月1日までがクリスマス休暇になり、今ごろはあちこちで「メリー・クリスマス」の声があがっていることと思うが、日ではクリスマスは昨日で終わり、あとは何日か働いたら年末年始の休暇という方が多いだろう。 マスコミは「10大ニュース」を発表する時期で、共同通信と加盟新聞社、ラジオ・テレビ契約社の報道責任者が選んだ2007年の10大ニュースが、24日付の地方紙各紙に掲載された。国内ニュースの1位が参院選におけ

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    kechack 2007/12/26
    安倍的なものを待望する空気を批判しないと。安倍を叩いても第2の安倍が出現するだけでは?
  • きまぐれな日々 橋下徹落選論と疑似科学批判が波紋を呼んだクリスマスイブ

    今晩はクリスマス・イブだが、昨年のように「アヴェ・マリア」が「安倍マリア」に聞こえることもなく、少しだけ昨年よりは気分が晴れる。しかし、国民の生活にさす影は暗さを増す一方だ。 当ブログ管理人も平穏な休日とはいかず、裏ブログ 「kojitakenの日記」 および当ブログが、いずれもお騒がせの材料を提供した形となった。 まず裏ブログ関連の話題からいうと、大阪府知事選に関する 「橋下徹当選の見込みはほとんどない」 という記事に、8千件以上のアクセスが殺到した。今日(12月24日)のブログへのアクセス数は6,735件を数え、過去最多を大幅に更新した。 これは、朝日新聞の記事をもとに、来年1月に行われる大阪府知事選に自民・公明両党の推薦を受けて立候補が予想されているタレント弁護士の橋下徹の落選を予想した記事である。短い記事なので、以下に再掲する。 ■橋下徹当選の見込みはほとんどない 朝日新聞より。

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    kechack 2007/12/25
    橋下ってかなり微妙なんだよね。橋下を支持する層は確実に存在するが、それが少数派か多数派か掴めない。傾向としてはほりえもんに似ている気もする。
  • きまぐれな日々 年の瀬に瀬戸際に追い詰められた自民党政権

    余裕がないので、今日は断片的な記事になるがご容赦願いたい。 韓国大統領選は、下馬評通り野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏の圧勝となった。10年ぶりの保守政権への政権交代となったが、指摘されつくしているように、右派思想の勝利ではなく、すさまじい格差拡大を招いてしまった盧武鉉(ノ・ムヒョン)左派政権の経済失政の責任が問われた形だと思う。保守の李明博に格差縮小を期待するのは難しいと思うが、日自民党や民主党、国民新党がそうであるように、保守といってもいろいろだから、格差拡大に歯止めをかけるくらいはできるかもしれないと思う。 一方、日の保守政権は誰もが納得しない薬害肝炎訴訟の和解協議への対応でますます国民の信認を失い、もはや死に体といえるだろう。朝日新聞の世論調査では、福田内閣の支持率は31%にまで落ちた。共同通信35%、毎日新聞33%、朝日新聞31%と、各社が調査するたびに内閣支持率

  • きまぐれな日々 「ワーキングプアIII」(NHK)とその関連の話題

    昨夜(12月16日)、NHKスペシャル「ワーキングプアIII」が放送されたので、い入るように見た。同様の方は多くおられたことだろう。 今回は、NHKは他の新自由主義国の状況を取材していた。韓国アメリカ、それにイギリスである。 番組によると、韓国は、いまやアメリカ、日に次いで貧困率の高い国とされている。非正規雇用者の比率も韓国では55%と、日の33%をも上回っており、すさまじい貧富の差が発生している。 これを見て思い出したのが、20年近く前、今のNHKテレビ「生活ほっとモーニング」が「おはようジャーナル」と言っていた頃に、韓国の同種の番組とタイアップして行われた企画だった。この頃、日では「過労死」が問題になっていたが、韓国も同種の問題を抱えていたのだった。 韓国は大統領選の投票日が目前だが、昨日もテレビ朝日「サンデープロジェクト」が伝えていたように、野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョ

  • きまぐれな日々 「安倍晋三はKY」の仕掛人は明治学院大の川上和久教授

    今年の「流行語大賞」でもっとも下馬評の高かったのは「KY」(空気読めないの略語)だったが、いざフタをあけてみたら、聞いたこともなかった「どげんかせんといかん」なんかが大賞を獲り、「KY」はトップ10にも入らなかった。 この結果を知った時、多くの方にはその理由が想像がついたと思う。これについて取り上げたブログはあったが、マスコミは黙して語らなかった。 そのタブーを破って記事にしたのが「サンデー毎日」である。大新聞社が発行しているにもかかわらず、マスコミといえるかどうかも怪しい発行部数にまで零落してしまった同誌であるが、注目すべき記事が多く載っているので、私はしばしばこの雑誌を買い求めている。 「サンデー毎日」 12月23日号の記事 "2007年 「KYグランプリ」" の末尾を紹介する。 ところで、ことほどさように列島を席巻している観のあるKYだが、年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」では

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    kechack 2007/12/14
  • きまぐれな日々 大阪府民は「極右ポピュリスト」橋下徹を打倒せよ

    私は、大阪の生まれである。 大阪には幼い頃にしか住んでいなかった。その後、各地を転々としたが、どこに移り住もうとも、大阪生まれであるという事実は変えられない。大阪というのは不思議な都市で、首都・東京に対抗心を燃やしているにもかかわらず、近くの京都や神戸からも見下されている。京都も神戸もプライドの高い都市で、横浜や千葉・埼玉が東京に頭が上がらないのとは対照的である。私が高校生の頃、「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」という日曜夜のラジオ大阪の深夜放送が人気を集めていたが、ある時、放送作家の新野新が「大阪を好きなのは大阪人だけ」と言ったことが印象に残っている。 そんな大阪の府知事選に、橋下(はしもと)徹という男が出馬を表明した。この橋下という男がまた、「大阪の恥」としか言いようのない人物なのだ。 12月6日のエントリ 「恥も外聞もなく「橋下弁護士」擁立を模索する呆れた自民党」 でも書いたように、橋下

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    kechack 2007/12/13
  • きまぐれな日々 日本は世界有数の過激な新自由主義国家ではないのか?

    一昨日のエントリではテレビ朝日の報道番組2を紹介したが、昨日(10日)はNHKの日だった。午後8時から教育テレビで 「福祉ネットワーク・作家雨宮処凛と考える 就職氷河世代のうつ」 を見たあと、午後10時からは総合テレビで、昨年7月と12月に放送されて評判をとった「ワーキングプア」のアンコール放送を見た。 私が雨宮処凛(かりん)の名を知ったのは遅くて、今年6月に朝日新聞社発行の論壇誌「論座」(7月号)を読んだ時である。1975年生まれで1995年の地下鉄サリン事件当時フリーターをしていた雨宮は、「サリン事件という無差別テロを決行したオウムに、私ははっきり言って熱狂していた」という。ちなみに同じ頃、私はおそらくは過労に起因する大病を得て病院に入院していた。地下鉄サリン事件の2か月前には、阪神大震災が起きていた。 その後小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」にはまって右翼活動にのめり込んだ雨宮は、

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    kechack 2007/12/11
  • きまぐれな日々 「痛みに耐えたカイカク」の先に現出した「階級社会」

    今年ももう残すところ今日を含めて25日となった。「2007年の回顧」が新聞などに載り始める時期だ。 今年の日政治における最大のできごとは、7月の参院選での自民党惨敗と9月の安倍晋三内閣退陣であることは論を待たないだろう。そして、否定されたのはひとり安倍晋三のみならず、コイズミ・安倍の「新自由主義」路線であることは、何度強調しても強調しすぎることはない。 元首相コイズミは、「聖域なき構造カイカク」を唱え、国民に「痛みを耐える」ことを求めた。この「聖域」というのが曲者だったのだが、大衆煽動家として抜群の才能を持つコイズミに国民はころっとダマされてしまい、2001年の参院選と2005年の衆院選で自民党に大量の議席を与えてしまった。 その結果現出したのが「格差社会」だという認識は、昨年あたりから一般的になったと思う。「格差社会」は、よりはっきりと「階級社会」という表現に改めるべきだという指摘があ

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    kechack 2007/12/07
    この期に及んで小泉や竹中平蔵は「まだ改革が足りない」と絶叫しており、日本経済新聞に代表される御用メディアも同様の論調だが、こんな掛け声にダマされる日本人が減ってきたことは、遅すぎるとはいえ歓迎すべき
  • きまぐれな日々 新自由主義国家では生徒の科学への関心は低くて当たり前

    OECDの国際学力調査の結果が発表された。おそらく今日のインターネットではこの話題を取り上げたブログが多数あるだろう。当ブログでは、9月27日に 「福田内閣支持率50%に見る日人の知性の劣化」 という挑発的なエントリで 「ゆとり教育」 を批判し、一部で激しい反発を受けた。当時の主張は今も変わっていないから、同じことを繰り返すつもりはない。だが、この調査に見られる理科への関心の薄さは見過ごせない。そう思って記事を書こうとしたら、毎日新聞が社説で取り上げていた。 http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071205k0000m070153000c.html (「追記」参照) しょうがないから、毎日新聞の社説が触れていない部分を指摘しておきたいと思う。 新自由主義に政策の舵を切った日で科学技術が衰えるのは当然である。サッチャーのイ

  • きまぐれな日々 2007年12月02日

    もう8年も前、小渕政権の頃の話だが、四国・愛媛県の石鎚山の麓から西条市までの舗装道を、酔狂にも徒歩で20キロ以上下りて行ったことがあった。道中、いくつかのすたれてしまった集落を目撃した。その中には、昭和の末期に村おこしを試みながら失敗した跡が残っているところもあった。これが四国の山間部の実情だ、と思った。 今日(12月2日)、テレビ朝日のサンデープロジェクトで放送された 「限界集落」 の特集を見て、直ちに思い出したのがわが目で見た山村の姿だった。「限界集落」 とは、過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のことを指す(Wikipediaより)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%90%E7%95%8C%E9%9B%86%E8%90%BD 先ほど 「大津留公彦のブログ2」 からこの番組について

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    kechack 2007/12/03
  • きまぐれな日々 「陽気なフィクサー」ナベツネには「大連立」工作はムリだった

    アクセスの比較的少ない土日の記事には、これまでも比較的軽く書き流す記事が多かったが、今日は、読者から石が飛んでくるかもしれない告白から始めたい。 実は、私はナベツネ(渡邉恒雄)のファンである。 まあまあ、冷静に冷静に。私は先日、ナベツネが書いた 『君命も受けざる所あり』 (日経済新聞出版社、2007年)というを読んだ。これは、昨年12月にナベツネが日経済新聞の名物コラム「私の履歴書」に寄稿した記事をまとめたものだ。このコラムの連載当時、面白いから読めと、裏ブログ 「kojitakenの日記」 のコメント欄で勧められたのだが、「私の履歴書」ならになるから、その時読めばよいと思って、当時はほったらかしにしていた。それをつい先日読んだものだ。 私がナベツネの著書を読むのは、『ポピュリズム批判』 (博文堂新社、1999年)、『わが人生記』 (中公新書ラクレ、2005年)、それに若宮啓文・朝

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    kechack 2007/12/03
    ナベツネがあまりにも表に出てくるから構想が頓挫したのは、今回が初めてではない。プロ野球1リーグ化然り。自民党政治も、読売ジャイアンツ同様「終わりの日」は近い。ナベツネの目の黒いうちに現実のものとなるか
  • きまぐれな日々 額賀・守屋両氏の喚問が決定されるも、守屋氏きょう逮捕へ

    新聞報道によると、参院財政金融委員会は27日夜、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者との宴席同席問題をめぐって額賀福志郎財務相と守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問を12月3日に行う日程を野党単独で議決した。証人喚問は全会一致で議決されるのが慣例で、与党が反対する中での議決は極めて異例、また衆院議員が衆院での喚問を受けないまま参院で喚問されるのは1955年の国会法改正以来初めてとのことで、与党側は峰崎直樹委員長(民主党)に抗議し、議決に加わらなかったとのことである。 しかし、同じ今朝の新聞は、東京地検特捜部が、山田洋行事件に絡んで、証人喚問が決定した守屋前次官をきょう収賄容疑で逮捕する方針を固めたと報じている。これによって、守屋氏の証人喚問は不可能になる。守屋氏の逮捕はかなり前から週刊誌などで予測されていた通りであり、与野党とも守屋氏を実際に喚問するのは不可能と知りつつ、泥仕合を演じていると考えてよ

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    kechack 2007/11/28
    そもそも宴席に同席したか否かなど、誤解を恐れずに言えばどうでもよい問題であり、本丸はあくまで巨大な防衛利権、中でも沖縄利権である。
  • きまぐれな日々 やはり大嘘つきだった安倍晋三と舛添要一

    数日前になるが、年金問題について、東京新聞は次のように報じた。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007112202066326.html 舛添厚労相 5000万件『数%不明も』 年金記録 名寄せ作業で 舛添要一厚生労働相は二十一日の記者会見で、基礎年金番号に統合されず、宙に浮いた年金記録五千万件の名寄せ作業について「不可抗力で神様がやってもできないのが出てくる可能性がある」と述べ、最後まで持ち主が見つからない記録が発生する可能性が高いことを重ねて強調した。 政府は、来年三月までに五千万件の名寄せ作業を終える方針を掲げているが、舛添氏は「数%(持ち主が)見つからないのが出てくる可能性がある。来年三月末になると、全部ばら色の世界になるという誤解を与えたきらいがある」と述べた。 舛添氏や安倍晋三前首相は「最後の一人まで(持ち主

  • きまぐれな日々 「まだカイカクが足りない」 とほざく竹中平蔵にダマされるな

    ここ数日、「何のためにブログをやるのか」などというテーマにかまけているうち、アメリカのサブプライム住宅ローンの不良債権化や防衛疑獄、消費税引き上げの問題などがニュースをにぎわすようになった。 このうち、サブプライム問題について私が連想するのは2000年のITバブル崩壊である。この時には、私自身実生活で大きな余波を蒙った。おそらく世界中で影響された人々は大勢いるはずだ。アメリカの「住宅バブル」なんて、投資先がITから住宅に変わっただけではないか。そんなものはそのうち弾けるに決まっていると前から思っていたし、同じ思いを持っていた方も多いだろう。だから今回も日を含む世界中が大きな影響を受けても不思議はないと思う。それもこれも、新自由主義がもたらした悪弊だ。 防衛疑獄では、近く守屋武昌前防衛事務次官は収賄罪に問われて逮捕されるだろうが、そこで幕引きするのは難しそうな情勢で、いち早く病院にトンズラ

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    kechack 2007/11/26
    自民党の財政再建派が悪者になる陰で、竹中・中川等の上げ潮派が正義の味方役になっているきらいがありますな。都市部有権者には「上げ潮路線」の受けがけっこういい。