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文学に関するkeshikiのブックマーク (20)

  •  『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange

    尾崎紅葉の『金色夜叉』を読んでいます。 金色夜叉 (新潮文庫) 作者: 尾崎紅葉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/11/12メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る 尾崎さんちの紅葉さん、いまとなってはほとんど読むひとのいない作家だけれど、明治時代には最大最高のベストセラー作家でした。 その代表作が『金色夜叉』。「ダイヤモンドに目がくらみ〜」という一句を耳にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか? 実はぼくもその一節だけ知っていました。 ところが、この台詞、小説をもとにした歌謡曲に出てくるもので、原作には登場しないんですね。 あと、 「來年の今月今夜は、貫一は何處(どこ)で此月(このつき)を見るのだか! 再來年(さらいねん)の今月今夜……十年後(じふねんのち)の今月今夜……一生を通(とほ)して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも

     『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange
  • 難解で読まれない名作、コミックで完売 仏人作家の長編小説 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    しゃれたイラストで難解な文学が分かりやすく表現されたコミック『失われた時を求めて』。マドレーヌの味から過去を回想する有名なシーン(C)1998 Guy Delcourt Productions−Heuet,Based on the novel by Marcel Proust “不読”の名作が完売御礼!? 不朽の名作といわれながら、難解すぎて“読まれない作品”の代表格とされるフランス人作家、マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』。そのコミック版(白夜書房)が11月20日に発売されるが、初版はすでに予約分だけで完売状態。大胆に要約された文章としゃれたイラスト…。古典新訳ブームに続き、翻訳コミックも古典の新しい読まれ方となるか?(舛田奈津子) 「この作品は“言葉の怪物”。原典を読むのは地図なしで深い森に迷いこむようなもの」。コミック版の日語訳を手がけた学習院大学フランス語圏文化

    keshiki
    keshiki 2007/11/11
    プルーストの「失われた時を求めて」。/プルーストの短篇は読んでて面白かったから、多分面白いんだろうけど途中で何処を読んでるのか判らなくなるんだよね。
  • ヤンデレ好きのための坂口安吾入門 - やや最果てのブログ

    唐突ですが、今年はヤンデレの年だそうです。 sixtysevenの日記 - やはり今年はヤンデレか たまごまごごはん - 「ヤンデレ」を楽しむためのいろいろな視点。 成程、今年流行っている作品を見ても、ヤンデレヒロインは枚挙に暇がありません。 漫画「未来日記」ではヒロインにストーキング殺戮少女が置かれ、ひぐらしのなく頃には鉈を持った少女が「偽なり!」(意訳)とのたまい、アニメ的エロゲをアニメ化した某スクイズにおいては鮮血の結末(のこぎりプシュー、或いは屋上からうふふぐしゃ)を誰しもが期待してたりしています。 ヤンデレヒロインの跋扈。これは神話に起源を見る事が出来るように、最近に始まった事ではありません。 実は、日文学にもそんなヤンデレが好きな方に是非読んで欲しい、私の好きな作家がいます。 坂口安吾という作家です。 彼は無頼派の作家の一人として、エッセイ『堕落論』小説『白痴』などの作品が有

    ヤンデレ好きのための坂口安吾入門 - やや最果てのブログ
  • 中里一日記: ニセ自伝文学

    ニセ自伝文学 母親とともにドライブインで男娼として働くトランスジェンダーの少年を描いた小説、『サラ』が出版されたのは2000年のこと。作者はJ.T.リロイと名乗る、10代の男娼とされていた。だが、実際にこの小説を書いたのはブルックリン出身、サンフランシスコ在住の子持ちの女性、ローラ・アルバート被告(41)。 BLを自伝と偽ってはいけません、というのは当然として、この問題の周辺をあれこれと考えてみる。なお私はローラ・アルバートの作品を読んでいない。あしからず。 笙野頼子『徹底抗戦! 文士の森』(河出書房新社)には、「自己省察こそ文学なり」という主張が強く押し出されている。作品を評価する際には作者の素性(年齢など)を気にかけ、それが作品の価値を大きく左右すると笙野は信じている。 もっともな主張とは思うが、なにか釈然としないところも残る。 東峰夫という作家がいる。『オキナワの少年』で芥川賞を受賞

  • 2007-03-21

    カメラマンの鴨志田穣さんが死去 http://www.asahi.com/obituaries/update/0320/005.html だからこれはどういうニュースなのだ。『アジアパー伝』(ISBN:406273740X)を読んだときには不遜にも「このひとには物書きとしての才能はないな」と思ったオレだが、絶筆を読み、文章力が格段に向上しているのに驚いた。が、いまとなって文章力の向上など、何の役にも立つものでもない。そもそも内容といい、公開されるタイミングといい、これが絶筆であるのははやすぎるエイプリルフール・ジョークだとしか思えない。 今日も今日とて『ゲーム的リアリズムの誕生』を読み進める。第1章のBパートまで読んだ時点で大きな疑問に捉われたので、メモしておく。 「AERA」には養老孟司、池田清彦、吉岡忍による「深読み斜め読み拾い読み」という鼎談が連載されており、先週号では時代小説が取り

    2007-03-21
    keshiki
    keshiki 2007/03/21
    最近ひたすら読み漁ってますけど、そのとおりだと思いますよ。戦国無双や戦国BASARAまで視野に入れて考えてもいい。
  • 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 世界最古の「乙女萌え(腐女子萌え)物語」とは何か

    実はみなさんにぼくが隠していたことが一つあります*1。ぼくは実は801妄想が「となりの801ちゃん」の中の人ぐらい好きだ、ということです*2。 いまさらですが801というのは男性同士の恋愛物語(ボーイズラブ)のことで、それの好きな女性を「腐女子」と世間的には言っているみたいですが、ぼく個人は池袋の「乙女ロード」から取って「乙女」と呼ぶことにしています。意味は同じですが、なんかそのほうがいいじゃないですか。そういうの好きな男子が「腐男子」じゃなくて「乙女男子(おとめだんし)」のほうが。 ちなみに、最近萌えたのは、『正伝・野口英世』(北篤・毎日新聞社)の中の野口英世と星一(星新一のお父さん)の関係とか*3、『蜀山残雨 大田南畝と江戸文明』(野口武彦・新潮社)の中に出てくる大田南畝と上田秋成が京都で会った話とか、ピカソとダリの関係とか、で、実は最近のぼくのエントリーはほぼ全部やおい妄想トリックテ

    愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 世界最古の「乙女萌え(腐女子萌え)物語」とは何か
    keshiki
    keshiki 2007/01/27
    伊勢物語萌えた萌えた(コメント欄参照)。源氏物語の「蛍」の元ネタの話とか、業平が侍女に来てる手紙の返事を代筆してやる話とかね。
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • http://www.sanspo.com/sokuho/1026sokuho014.html

  • アラジン輪舞曲

    * 目次 * 千一夜のあらまし 千一夜偽書始末記 オリエンタリズムの波 千一夜の恋 千一夜とアメリカ 中東イメージの原点 千一夜絵物語 コーヒー、ジン、ランプ、空飛ぶ絨毯etc. * 番外編 * アラジン異聞 おまけ(ハムスター博物誌) etc. * ガラン版 千一夜(仮公開) * * リンク * * 更新履歴 * * 管理人 * 忘れられた翻訳者アントワーヌ・ガランを中心に 「千一夜(アラビアンナイト、千夜一夜)物語」を 見ていくサイトです。 東方への夢がうみだした幻とは? 「千一夜」からみえてくる中東文化とは? サイト内の検索ができます(by Google) リンクは貼るのも外すのもご自由にどうぞ (事後報告していただく必要はありません。深層リンクも歓迎) @tachibana miho 2003/03/28〜

  • 一筆書きの技: 翻訳blog

    keshiki
    keshiki 2006/09/28
    メレディスの英語は難しかった。今の人が鷗外を原文で読むのが難しいようなものか
  • 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 「処女作にはその作家のすべてがあると言われているが」って、いつ誰がどこで何時何分何秒に言った!

    今日は「『第四の権力』という言葉の由来」とネタがかぶってしまいますが、まぁ気になったので書いておきます。 以下のフレーズなんですが、 →処女作 その作家 すべて - Google 検索 →[マンガ]処女作と総決算と : John's Notes -北国tv 「処女作には、その作家のすべてが出揃っている」などとよく言われ、 誰が言い出したことだろうかと思いちょちょいと検索してみるも不発。 →アガンベン 中味のない人間 「処女作にはその作家のすべてが詰まっている」との言葉どおり、いまにまで続くアガンベンの問題意識のすべてがこの一冊にある。 → 書評 大西巨人 著 『精神の氷点』 「処女作には、その作家のすべてが表れる」という、かなり信憑性の高い「俗論」があるけれども、ならば我々は大西巨人という作家を、いや大西巨人という「人間」を、その「思想」の根拠を、ここで洗いなおさなくてはなるまい。 →Un

    愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 「処女作にはその作家のすべてがあると言われているが」って、いつ誰がどこで何時何分何秒に言った!
    keshiki
    keshiki 2006/08/27
    川端康成「処女作の祟り」はこの間読んだばかりなのだが、これだと多少ニュアンスが違うような。
  • ハルキだってラノベなのだ!? - くらやみのスキャナー

    しつこくここ数回のネタの続き。最近ライトノベルばっか読んでます。『学校を出よう!』(電撃文庫)もおもしろいですね。『絶望系 閉ざされた世界』(電撃文庫)はわけわかんないですね。谷川流作品以外にも「聞いたことあるタイトル」且つ「近所のブックオフにあった」作品をいろいろ読んだ。学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)作者: 谷川流, 蒼魚真青出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/06メディア: 文庫絶望系 閉じられた世界 電撃文庫 (1078)作者: 谷川流, G・むにょ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/04メディア: 文庫秋山瑞人 『イリヤの空、UFOの夏』全4巻(電撃文庫)は読んで良かった。最初いかにもライトノベルっぽく始まりながら、だんだんと特に後半3巻以降「SF」になっていくのが良い。あくまで「僕の考えるSF」だ

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1040.html

  • 文藝春秋BOOKS 株式会社文藝春秋が刊行する書籍・電子書籍のサイト

    keshiki
    keshiki 2006/07/22
    アナイス・ニンから矢川澄子へ
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    映画 映画『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』アメリカ金融界に衝撃を与えた、株取引勝率100%を実現するプロジェクト

    文藝春秋BOOKS 株式会社文藝春秋が刊行する書籍・電子書籍のサイト
    keshiki
    keshiki 2006/07/22
    「コレクター」話。男ヲタと文化系女子のすれ違い
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  • http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000130606170001

  • 翻訳作品集成(SF/Mystery/Horror Translation List)1

    翻訳作品集成は、作家別にまとめた翻訳作品リストが中核です。 作者名索引(Authors Index)は、作家名のラストネームから探すことができます。但し、日独特の表記の問題がありますが、まずは丹念に探してください。太字は重要作家であるという作成者の独断的な判断です。 出版社(Pubulishing Company)は、翻訳作品の出た各出版社(日の出版社)毎の作品リストです。作業中多し。 賞(Awards)/雑誌(Magazine List)/ETC.は、英米のSF、ミステリーの各賞のリスト、雑誌掲載作品の雑誌毎のリスト、それと複数作家シリーズ等のリストです。 基的に、「あの作家の翻訳作品はもっとないのか!」や、「この作家のあれは、なんという作品だったか!」に応えられることを目標にしております。戦後出版物の作品名、原題、翻訳者、出版社、出版日時等を、ハイパーリンクの特性を活かし

  • 2006-06-18

    古書店で購入(300円)。後にハルキ文庫で再刊されたが入手困難らしい。 京都・伝統芸能・ホモセクシュアル。書に収録された4作品に共通するのがこれらのモチーフだ。京都という歴史と現在がせめぎ合う街で、バレエや歌舞伎、能、現代詩(これも伝統芸だろう)などの芸能の世界に生きる男たちの葛藤を描く、という構造がそれぞれの作品で反復される。そこに登場する一対の男たちは、それぞれに同性愛の性向・体験を持ちながら、互いに性行為を交えることがない。2人の間に社会的地位や才能の落差はあるものの、決して性交をしないことによって、そこには対等の緊張関係が保たれている。ある作品の中で、こういう台詞がある。 「xxは、そのために死んだんだ!!(中略)あんたが……xxを、女にしたからさ!」 私はこの場面で、橋治『その後の仁義なき桃尻娘』において「オカマの源ちゃん」こと木川田源一が繰り返し「俺、女じゃないもん……」と

    2006-06-18
  • フィレンツェへ逃れる同性愛者たち - プヒプヒ日記

    フィレンツェ 繊細にして悩ましき街 (Writer & Cityシリーズ) 作者:デイヴィッド レーヴィットDHCAmazon イタリアつながりでもう一冊。わずか180ページの瀟洒なだが、中身は外見とウラハラにどろどろに濃い。こういうのは先入感なしに読んだほうが確実に楽しめるとは思う。しかしあえて内容はどんなものかばらすと、まだイギリスで同性愛が違法だった頃に、国の弾圧を逃れフィレンツェにやってきた一群の文学者たちの(擬似)コロニーを、「繊細にして悩ましく」描いたエッセイだ。こういう、土地の精霊(Genius Loci)とそこに住む人間たちが絡んではじめて成立する世界を描く、という手法はすでに一つの文藝ジャンルになっている。とりあえず思い浮かぶのは中井英夫も言及していた近藤富枝「田端文士村 (中公文庫)」だが、よく考えればまだまだあるだろう。 このにもたくさんの文学者たちが登場する。

    フィレンツェへ逃れる同性愛者たち - プヒプヒ日記
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