「学校で何勉強してるの?」と訊かれると非常に困ってしまいます。一応、数学教室所属ですので「数学だ」と答えても決してウソではないのですが、「位相幾何」をしているとか、「代数多様体」をいじくっている姿を想像されるてしまい、「そうじゃなくて、全然違うこんなことをやってるのさ」と言うと、「なあんだ」と言われるのがオチです。そこで普段は「数理論理学だ」と言っています(「数理」をつけないと哲学科だと思われてしまいます)。 では数理論理学とはどんなことを勉強するのか?そのうち、どれを勉強しているのか?と訊かれると、再び困ったことになります。「基本的には直観主義論理をやっている」なんてことを言っても解ってくれる人は殆どいませんし、自分でも解っていません。 以上の質問に答えるのに、最も的確で簡単な方法は実際に読んでいる本、読んだ本を紹介することでしょう。ということで、それらを以下に紹介します。(順不同で