Sun社は11月30日、ホスティング型デスクトップ仮想化プラットフォームである「VirtualBox」を改訂し、新しい主力機能を投入する。 信じられないような話だが、「VirtualBox 3.1」では、標準的なTCP/IPネットワークリンクを経由してリモートホスト間で仮想マシンのライブマイグレーションを行う「Teleportation(テレポーテーション)」と呼ばれる処理が可能になった。 もちろん、この仮想化レイヤがホストOS上にあるため、VirtualBoxには異なるCPUファミリー間では互換性の問題も多少あるが、異なるOS間では問題がない。 テレポーテーションが機能するには、2本のVirtualBoxが2つの同じ仮想ハードウェアを採用する全く同じVMを持つ必要がある。この2つのVMは同じ共有ストレージ(NFS/CIFS、iSCSI、あるいはFibre Channel)にアクセスする