Bokeh Game Studioは『野狗子: Slitterhead』を発売予定だ。本作の発売に先駆けて、本作のディレクターである外山圭一郎氏、サウンドコンポーザーの山岡晃氏、キャラクターデザインを務める吉川達哉氏の3名にミニインタビューを行うことができた。本稿ではその模様をお届けする。 『野狗子: Slitterhead』開発者インタビュー。『野狗子』は『SIREN』ではないがホラーではある、外山氏はとにかく「これまでにないホラー」を作りたい
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『inKonbini』はNagai Industriesが手がけるシミュレーションゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S/PS5/Nintendo Switchで、2025年内に発売を予定している。Steamストアページによれば、本作は日本語表示および音声に対応予定。 主人公は大学生の早川真琴。1990年代初頭、彼女は叔母に頼まれ、郊外の小さな家族経営のコンビニでアルバイトをすることになった。品出し・発注といった通常業務をこなしつつ、個性豊かな常連客の接客や、叔母のささやかな頼みを聞いたりするのが彼女の仕事だ。本作のストーリーは分岐が存在し、運営や客との会話内容によって、コンビニを巡る人々の運命が少しずつ変わってゆくという。そんなコンビニで、一週間を過ごすのが本作の目的だ。 本作はTOKYO SANDBOX 2024に出展されており、ゲームの序盤を
[インタビュー]スパイク・チュンソフトが考える,日本・アジアゲームのグローバル展開のサポートとは。Bitsummitでキーマンに話を聞いた 編集部:Junpoco インディーゲームの祭典である「BitSummit Drift」が,2024年7月19日から21日まで京都市勧業館「みやこめっせ」で開催された。 会場には,本イベントに初出展となるスパイク・チュンソフトのブースもあったのだが,試遊台や作品展示はなし。ビジネス関係者とのカジュアルな交流の場として,カフェテリアをイメージしたというビジネス商談スペースとなっていた。 なぜBtoBエリアではなく一般エリアで,そもそもどういったビジネスの話をするために出展したのか。 イベントに参加していた,スパイク・チュンソフトの海外事業グループを管掌する飯塚康弘氏に,同ブースのコンセプトに従って“カジュアルにくつろぎながら”話を聞いてきた。 4Gamer
[インタビュー]理不尽だらけの「ドルアーガの塔」の攻略とは,どんな世界だったのか?40年前の若者が“この世の真理”を追い求め,燃え尽きるまで ライター:大陸新秩序 カメラマン:佐々木秀二 2024年7月,アーケード版「ドルアーガの塔」が,全国のゲームセンターで稼働を開始してから40周年を迎えた。ナムコ(当時)からリリースされたアクションRPGで,「ゼビウス」などで知られるゲームクリエイターの遠藤雅伸氏が企画・開発を手がけたタイトルだ。 本作では,主人公の騎士ギルが,悪魔のドルアーガにさらわれた巫女のカイを救出すべく,幾多のモンスターが待ち受ける60階建ての塔を上っていく。ゲームの基本的な流れは,迷路になった各フロアに落ちている鍵を拾って扉にたどり着き,次のフロアに進むサイクルを繰り返していくというものだ。 だが,それだけで終わるゲームではない。重要なのは,各フロアに隠された宝箱を出現させて
ホーム インタビュー 見えないものは“存在さえしなくなる”ゲーム『CASSETTE BOY』の、新鮮な謎解き遊び。アイデアのきっかけは開発者の「寝る前の習慣」だった 全記事インタビュー
[プレイレポ]「野狗子: Slitterhead」メディア向け試遊会インプレッション。人間に憑依し,身体を使い捨てながら謎の脅威と戦え ライター:箭本進一 2024年6月22日,Bokeh Game Studioが11月8日に発売を予定している「野狗子: Slitterhead」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4)のメディア向け試遊会が行われた。この試遊会は国内初のプレイアブル出展となり,ゲームの序盤と中盤を体験できた。その内容は非常に個性的で,事前情報から予想もできなかったシステムも含め,本稿で詳細をお伝えしていこう。 関連記事 「野狗子: Slitterhead」クリエイターの外山圭一郎氏と作曲家の山岡 晃氏にインタビュー。謎多き“ホラー×エンタメ”作品に込めた思いとは Bokeh Game Studioが開発中の「野狗子: Slitterhead」とは
[インタビュー]和風世界とアクション×戦略が特徴の「祇:Path of the Goddess」は,どのようにして作られたのか。開発のキーマンに聞いた 編集部:Junpoco 北米時間2024年6月7日,アメリカのロサンゼルスで行われた「Summer Game Fest 2024」で発売日が発表された「祇:Path of the Goddess」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PlayStation 4 / Xbox One。以下,祇。祇の読みはくにつがみ)は,和風の世界やアクションとストラテジーを融合させた独自のゲーム性が特徴のカプコンの新作だ。 6月8日から10日まで現地で行われた関係者向けイベント「Summer Game Fest 2024 Play Days」にて,7月19日に発売される本作について,プロデューサーの平林良章氏とディレ
[インタビュー]世界のゲーム業界で強い存在感を放つ「Savvy Games Group」とサウジアラビアは,何を目指しているのか。CEOであるBrian Ward氏とフェサール王子に,直接お伺いしてみよう 編集長:Kazuhisa カメラマン:永山 亘 まだ寒い冬の季節だったと思うが,いつものようにサウジアラビアのフェサール王子から「そのうちまた日本に行きますね」と連絡をいただいたのだが,それが実を結んだのは,この5月24日のことだった。しかも日本にいらっしゃってからご連絡をいただいてみたら,なんとSavvyのCEOも一緒に来ているとのこと。 ……Savvy? Savvyというと,あらゆる大手ゲーム会社に資本を投下していて,最近では任天堂の株式を大量保有し,「MONOPOLY GO!」(iOS / Android)の開発会社の親会社としても有名な,あのSavvy? 周囲の方に聞いたところ,
松竹がゲーム事業に参入。第1弾タイトルとしてSteam向けに『バックパック・バトル』を3月8日にリリースし、発売2週間で世界50万本のダウンロードを記録した。ドイツにオフィスをかまえるPlayWithFurciferが開発を手掛ける同作は、インベントリ構築型ローグライト対戦ゲーム。パブリッシングはPlayWithFurciferとIndieArkで、松竹はマーケティングを担当している。 第2弾はBrave groupと協業してのゲームメタバース事業領域への参入。この3月には、『フォートナイト』内にて、松竹が展開しているお化け屋敷ブランド“松竹お化け屋本舗”のプロデュースにより、ジャパニーズホラーをテーマにしたワールド『呪園』を3月に提供した。 映画や演劇の制作を手掛ける会社としておなじみの松竹は、なぜゲーム事業に取り組むのか。松竹 事業開発本部 イノベーション推進部にてゲームビジネスを担当
今村孝矢氏と言えば、任天堂でスーパーファミコンのローンチタイトルのひとつである『F-ZERO』(任天堂/1990年)から始まり、『スターフォックス』(任天堂/1993年)などのさまざまな作品のアートを手掛けたクリエイター。スーパーファミコンからニンテンドウ64の時代を通ってきた筆者の世代にとっては、そのイラストタッチはじつになじみ深い。今作『OMEGA 6 THE TRIANGLE STARS』(以下、『OMEGA 6』)のイラストを見て、今村氏が携わったタイトルを思い起こした人も多いかと思う。 氏が漫画家としてデビューしたと伺った時点でも驚かされたが、そのデビュー作をコマンド選択式のアドベンチャーゲームという、レトロな作風でゲーム化するにいたった経緯も大いに気になる。今回は今村氏ご本人に、本作制作までの経緯や、氏が持つ“レトロフューチャー”作風の原点について、このタイミングだからこそ改め
RPGでは当たり前に存在する「回復」と「ショップ」をなくした理由──「回復」というのはこれまでのRPGにおいて当たり前に存在している要素だと思うのですが、『サガ エメラルド ビヨンド』では回復がないとお聞きしています。なぜRPGのバトルから回復という存在を排除したのでしょうか? 河津秋敏氏(以下、河津氏): 自分としては、回復はバトルを引き延ばしてプレイヤーの時間を奪っている要素だと思っているんです。ゲームに縛り付ける時間を長くするだけの要素で、必要性を感じないんですね。 ──回復はユーザーの時間を奪っている……ですか。これまでRPGには当たり前に存在していた要素なだけにその視点は驚きです。 河津氏: それに回復があると、回復役に盾役に攻撃役にと、パーティ編成が固定化されてしまうじゃないですか。そうすると自由度がなくなる。 自分自身、HPが削られるのが嫌いなのでどうしても守りを固めて回復で
こんにちは。ヨッピーです。 写真は作者である「まるでゆきみ」さんの才能にビックリして固まっている僕です。 本日お邪魔しているのはNintendo Switch向けに配信されている「ツクールシリーズ るんるんスーパーヒーローベイビーズDX」の作者である「まるでゆきみ」さんのご自宅なのですが、なんとこの「まるでゆきみ」さんは金融機関で正社員として働く傍ら、6人の子どもを育てつつ、合間を縫ってこのゲームを完成させたそうです。 6人も子どもが居たら普通に働くだけでも大変そうなのにゲームまで作ってしまうって、「いったいどういう環境でゲームを作ってるのか」「どうやって時間を捻出しているのか」などなど、お話を聞くことで「いつかゲームを作りたい!」と思っている人の参考になれば、と思って取材に来たのですが、お話を聞いているうち「この人が天才すぎて、話を聞いてもなんの参考にもならないのでは?」と思ってしまいま
インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン5」レポート【後編】。自由な場には,ここまで多彩なゲームが並ぶ! ライター:高橋祐介 インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン5」が,2024年5月4日に都立産業貿易センター浜松町館で開催された。先日お送りしたレポートの前編に続き,後編でも会場で出会った印象的な作品を紹介していこう。 関連記事 インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン5」レポート【前編】。規模を拡大し2フロアでの開催に。お宝ザクザクの迷宮へGO! インディーゲームの展示会「東京ゲームダンジョン5」が,2024年5月4日に都立産業貿易センター浜松町館で開催された。大型連休中に行われたこともあり,いつも以上に賑わっていた本イベントから,特に目を引いた作品を紹介しよう。 [2024/05/09 12:00] キーワード: OTHERS PC イベント ライター:高橋祐介 Nin
FMV同梱「エアホッケー」がブラウザ版で復活した経緯とは?ソースコードもない状態からの移植秘話 2024年5月7日 ダットジャパン株式会社 「エアホッケー@GAMEPACK」ブラウザ版 開発ディレクター/プロジェクトマネージャー 新田 大手ゲーム会社にて約7年ゲーム開発に携わった後、2020年に、建設分野を中心にソフトウェア開発を手がけるダットジャパン社に入社。エンジニアとしての知見やスキルを生かし、プロジェクトマネジメント・営業・マーケティングなどを幅広く担当。今回は「エアホッケー」の主人公である「ゆうた」のアイコンにて出演。 ダットジャパン株式会社公式サイト 2000年ごろから2010年代にかけて、富士通・FMVシリーズのパソコンには購入時のバンドル(同梱)ソフトとして「GAMEPACK(ゲームパック)」というミニゲーム集が付属していました。中でも「エアホッケー」は、現在でもYouTu
「1000回遊べる」をキーワードに、長きにわたってファンに愛されてきた『風来のシレン』。2024年1月25日には、ナンバリングタイトルとしてはじつに14年ぶりとなる最新作『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』(以下、『6』)を発売した。 ダンジョンで倒れてしまうと、持っていた道具をすべて失ってしまったり、レベルが1に戻ったりとシビアなゲームシステムながら、絶妙な難度でくり返し遊びたくなる魅力が詰まっており、シリーズ最速で出荷本数20万本を達成するなどヒットしている。 本稿では、ゲーム発売後に行った開発者3名へのインタビュー記事を掲載。発売後だから聞けるさまざまな開発秘話に加え、現在開発中となる追加コンテンツに関する情報などをお届けする。 記事中にはゲームの攻略情報も小ネタとして掲載しているので、現在プレイ中の人こそ必見!
ホーム インタビュー 『ヒラヒラヒヒル』シナリオライター瀬戸口廉也氏インタビュー。作品には鬱ゲーというラベルではなく、バイアスなしで触れてほしい。経歴や創作へのスタンスについて訊いた 全記事インタビュー
2023年2月にUnity Japanの代表に就任した大前氏は、2010年ごろから「Unity」が日本で浸透するために尽力してきた人物で、Unity Japanの立ち上げにも関わってきた。かつてはゲームプログラマーとしてフロム・ソフトウェアで『デモンズソウル』などの開発に取り組み、またUnityでは『COGEN』の開発などに携わっていた経歴も持つ。 そんな大前氏がゲーム開発者との連帯を深めるべく、電ファミニコゲーマーを通じ、彼が聞き手を担う連載企画が進行していた。上述したような経歴を持つ大前氏の視点から、現在のゲーム開発についてや、ゲームを作っていく生き方などについて、いろいろな話ができれば面白いのではないか──と考えていたのだ。 しかし準備を進めていた最中の2023年9月、Unity本社が発表した新料金ポリシー「Unity Runtime Fee」がゲーム開発者を中心に大きな混乱を招いた
HOME インタビュー 【インタビュー】『スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー』の開発スケッチやウラ話満載! 3つの視点から紐解く秩序の世界 【インタビュー】『スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー』の開発スケッチやウラ話満載! 3つの視点から紐解く秩序の世界 2024.04.20インタビュー 『スプラトゥーン3』の有料追加コンテンツ『スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー』を追求する開発者インタビューを実施。「キャラクター」「世界観」「ゲームシステム」という3つの視点から、ゲームをプレイしているだけではわからないウラ話をたっぷりうかがいました。ヒメ&イイダなどのキャラクターたちや、『サイド・オーダー』を彩るサウンドやシステムの秘密まで! スミズミまでどうぞお楽しみください。 ※本インタビューは、ニンテンドードリーム2024年6
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