「役に立たない機械」で知られる、早大建築の名物授業「設計演習A」の展覧会が今年もやっていたので行ってきた。 今年も力作ぞろいで面白かったし、ヒントをたくさんもらってしまいました。 会場はオープンキャンパス中の早稲田大学 展覧会はここ数年、早稲田大学のオープンキャンパスに合わせて開催されている。学内は高校生や親たちでいっぱいだ。 階段を降りたところの右側が会場になっている。 展覧会のタイトルは『、』展(とうてん)。生活のある部分を切り取って句切って形にする、などいろいろな意味があるそうだ。 https://tou-ten-2023.site/ ではさっそく見ていこう。 「持ち運べる建築」 最初は「持ち運べる建築」という課題だ。出題は山﨑健太郎先生。この授業では全部で4人の教授が出題をする。 そしてそういった課題に対する学生たちの回答が、この展覧会の作品になっている。 建築は地面とつながってい