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ブックマーク / satoshi.blogs.com (29)

  • Kindle ダイレクト・パブリシングを試してみた

    発表された時から一度は試してみなければと考えていた AmazonKindle ダイレクト・パブリッシング。出版社を通さずに、誰でも自費出版を自己資金ゼロで出来、かつ、印税も30%〜70%という高いのも魅力だ(紙の書物だと、印税は10%前後)。 そこでまずはメルマガ「週刊 Life is Beautiful」のバックナンバーを電子書籍化して出版してみた。 週刊 Life is Beautiful 創刊号(2011年8月分) 週刊 Life is Beautiful Vol.2(2011年9月分) 値段はどちらも最低の99円に設定してあるのでぜひお試しいただきたい。私が原発事故まもない時期に管総理と会って「東電の破綻処理」のお願いをした時の話を連載したのはこの時期だ。また「ブログには書けない/書かない話」のコーナーでは、スクエニによるUIEvolution の買収と、その後のMBOに関す

    Kindle ダイレクト・パブリシングを試してみた
  • 電子書籍の主役はあくまで「文章=コンテンツ」だということを忘れてはいけない

    昨日発売になったばかりの梅田望夫さんのiPad/iPhone向け電子書籍iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」、日iTunesストアでは、有料アプリ総合3位・ブックカテゴリ2位という好調なすべり出し。梅田さんの久々のということもあるが、何と言っても企画が良いので成功するとは思っていたが、期待していた以上の反響で、往復書簡・アプリの制作の両面で関わらせていただいた私としては喜ばしいばかりである。 往復書簡の中でも触れたが、私がiPhone/iPadのアプリケーションの開発にこれほどまでにコミットしているのは、この新しいデバイスの上で、従来のデバイスでは不可能だった「何か全く新しいもの」が可能になるという確信があるからだ。かといって、具体的にそれが「何か」を知っているわけでもなく、こうやって色々と作っているうちにその「何か」を見つけて作り出して行く過程そのものが楽しくて

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    kirara_397 2010/08/20
    #読_ 電子書籍の主役はあくまで「文章=コンテンツ」だということを忘れてはいけない
  • Oracleの「Android訴訟」についてひと言

    今日のこちら(米国西海岸)でのもっぱらの話題は、Oracleの「Android訴訟(詳細)」だが、これに関しては、私も含めて「やはり来たか」と見ている専門家は多い。 そもそも、スマートフォン以前の携帯電話用のJavaがプラットフォームとして成功しなかった理由の一つは、J2MEが根っこのところで、NTTドコモ独自のDoJaとモトローラ主導のMIDPに分岐してしまったことにあるし、同じJ2ME間でも実装の差異が大きく "write once, run everywhere" が机上の空論になってしまったことにある。Sunがちゃんとリーダーシップを発揮できなかったためである。 その意味では、J2ME/MIDPとコンパチビリティがなく、Sunから正式にJavaをライセンスしていないAndroidはけしからん、というのは(今はOracleの一部になった)Sunから見れば当然のこと。 「J2MEの時に

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    kirara_397 2010/08/14
    #読_ Oracleの「Android訴訟」についてひと言
  • 私はなぜAndroidアプリではなくて、iPhone/iPadアプリを作っているのか

    「中島さんは、なぜAndroid向けにもアプリを作らないんですか?」という質問は良く受ける。「色々な情報が左脳に入った結果、右脳が能的に出した結論」というのが一番正直な答えだ。 私がここのところiPhoneiPad向けのアプリケーションばかりを開発しているのは、iPhone OSが先進的だからとかiTunesストアで一儲けできそうだから、なんて「理論的」な考えに基づいた話じゃなくて、iPhoneiPadというデバイスが魅力的だから、その上で自分で作ったアプリを走らせたくて仕方がないから、というもっと直感的・感情的な、言い換えれば「右脳からの指令」に従っただけのことである。 これから日のメーカーもAndroidケータイやAndroid家電を出すことになると思うが、その時に意識しておいてほしいのは、「Androidを載せた」だけでたくさんの魅力的なアプリが集まるなんてことは全くの幻想で

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    kirara_397 2010/06/27
    #読_ 私はなぜAndroidアプリではなくて、iPhone/iPadアプリを作っているのか
  • iPad購入ガイド:購入するかしないか悩んでいる人のために

    米国でのiPadの発売までついに2日と迫ったが、iPadを購入するかしないか悩んでいる人のために、簡単なテストを作ってみた。まずは各質問を読み、YES/NOで答えていただきたい。 新しいデバイスを持ち歩いて注目されるのが好き Apple製品を少なくとも一つ持っていて、それにとても満足している ガラパゴス携帯より、スマートフォンが好き この業界(パソコン、ケータイ、ウェブサービス、ITゲーム、家電)で働いている 出かける時にノートパソコンを持ち歩くことが多い コピーした書類や論文を持ち歩くことが多い スキャンしたマンガをパソコンやスマートフォンで読んでいる(読みたい) テレビを見ながらインターネットをすることが多い iPadに5万円使っても、うのには困らない 私のブログを頻繁に読んでいる 6つ以上YESがあるならば買って損はないと思う。特に8つ以上YESの人は絶対に買うべきだろう(ただし

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    kirara_397 2010/04/04
    読: iPad購入ガイド:購入するかしないか悩んでいる人のために
  • 予告:iPad向けクラウド本棚付きeBook Readerを無料で配布します

    数ヶ月前から、自分専用のiPhone向けComicリーダーを作ってスキャンしたとかマンガを読んでいる私だが、いまいち画面が小さいので、マンガは良いとしてもを読むにはちょっとつらい。そこでiPadには多いに期待している。自分だけで楽しむのももったいないので、iTunesストアから無料で配布するつもりなので期待していただきたい。 ちなみに、ついでにGoogle App Engine上に「クラウド棚」を作ってそこからいろいろなをダウンロードできるような仕組みも作ったのだが、今のところ「使い方マニュアル」しか置くものがないのでちょっと困っている。いくつか手持ちのをスキャンしてはあるが、これを勝手に配布することはもちろんできない。青空文庫PDF化しておいておけば喜んでもらえると思うんだが、読みやすい大きさにレイアウトするには、それなりに手間がかかる。 そこで、みなさんのご協力をあおぎ

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    kirara_397 2010/04/04
    読: 予告:iPad向けクラウド本棚付きeBook Readerを無料で配布します
  • Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編

    ある日の家電メーカーでの会話。まずは副社長室での会話から。 技術部長:副社長、来年度の予算の件はどうなりましたか 副社長:大丈夫だと言っただろう。台湾中国からの追い上げは相変わらず激しいが、テレビは家電ビジネスの要だ、経営陣としてもここだけは手を抜けない。来年も君たちにがんばってもらわなければならない。 技術部長:もちろんです。そのあたりは現場のエンジニアたちも強く感じてると思います。ちなみに、メールに書いてあった「戦略の変更」って何ですか? 副社長:そのことなんだが、経営会議でも持ち上がったんだが、台湾勢と戦うには、我が社にしかできない「差別化要因」が必要だ。価格競争では彼らにかなわない、消費者にとって目に見える価値を提供して、台湾製品よりも3割・4割増の値段でも喜んで買ってもらえるテレビを作らなければならない。私は、キーワードは「クラウド」だと思っている。 技術部長:え?「ク、クラ

    Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編
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    kirara_397 2010/03/27
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  • Life is beautiful: ジョブズの本当の偉大さは彼が引退してから分かる

    University Washington での Executive MBA プログラムの集中授業が始まった。予想通り、授業は基的に講義ではなく、ディスカッション形式。予習を十分にしていかなければ、発言できないどころか、他の人が何を話しているのか分からず、全くついて行けない。 最初の「Teamwork & Managerial Effectiveness」はまだたいしたことはなかったが、午後の「General Management & Strategy」は、まさに「消防車のホースに口を付けて水を飲む」という表現がぴったりの授業。常に脳みそを全開状態にしておかないと話についていけないし、次々に質問を投げかけられるので、まったく気を緩められない。 会議にしろ授業にしろ、出席するのであれば最大限に参加しなければ損というポリシーの私にはピッタリのスタイル。アドレナリンを上げっぱなしの3時間という

    kirara_397
    kirara_397 2010/03/06
    栞: Life is beautiful: ジョブズの本当の偉大さは彼が引退してから分かる: 「ジョブズが本当に偉大なCEOであれば、(ジャック・ウェルチのように)彼がいなくなっても引き続きすばらしいデバイスを作り続けることがで...
  • Born to code

    大まかな設計図をあたまに浮かべ、おもむろにコードを書き始める 下回りの部品から順番に、丁寧に積み上げて行く それでも必ず後から下回りの設計に気にわない部分が出てくるので、 苦しくてもそこは躊躇せずに壊しては作り直す そうして行くうちに、だんだんと下の方から設計がしっかりしたものになってくる 踏み固められた地面が固くなるように、少しづつ強固なプラットフォームが作られて行く 「今日はここまで実現しよう」と決めたら死にものぐるいでそこまで走る でも頭が回らなくなってきたら早く寝る そうやって愛しい我が子を育てる様にコードを一行一行書いていく 何百万人、何千万人もの人に使ってもらえる日を夢見ながら プログラミングという楽しみがある時代に生まれて来ることができた幸せを噛み締めながら

  • Life is beautiful: OS-Xのメニューの位置が固定なのは「たとえ一点でもMicrosoftの方が正しかったこと」を認めたくないAppleの意地か?

    とりあえず右クリックすれば操作するべきメニューが出てて来るというのは意外と便利なんだけどね。コンテキストメニューがよくできてるというのはWindowsの美点のひとつだと思う。【いまどきWindowsなんぞを使うメリットはなにか - 狐の王国より引用】 ここのところApple製品のことばかり褒めているが、上のエントリーを読んで思い出したのが、Windows95のユーザーインターフェイスを設計していたころの話。「マウスのボタンは一つ」に必要以上にこだわるアップルに対して、二つあるマウスのボタンを最大に生かしたユーザーインターフェイスの一環として徹底的にこだわって作ったのが、このコンテキストメニュー。 今やいろいろな理由でぐだぐだになってしまったが、当時は「シングルクリックは選択」「ダブルクリックはデフォールト動作の実行」「右クリックはコンテキストメニュー」という大原則をOSだけでなく、Offi

    kirara_397
    kirara_397 2008/06/13
    絶対荒れると分かって書いたようなw
  • ソニーの「イノベーションのジレンマ」について一言

    私の書物「おもてなしの経営学」についてのさまざまなフィードバックはポジティブなものもネガティブなものもとても良い勉強になるので全部読ませていただいているつもりだが、以下の二つに関しては、少し誤解があるようなので一言書いておこうと思う。 何故SONYの経営はiPodを創れなかったか - 雑種路線でいこう 「おもてなしの経営学」:ソニーのエンジニアの名誉のために一言 ([の] のまのしわざ) 私ののごく一部、それも梅田氏とのの対談における「ギークとスーツ」の話題の前フリとして「ギークとスーツのすれちがい」「技術と経営の両方が分かる人が少ない」ことの例として語った言葉だけを取り上げて、あたかも私が「ソニーにiPod+iTunes+iTunes storeが作れなかったのはエンジニアが悪い」と決めつけているかのように誤解をされてしまっているのが私としてはとても残念。 せっかく私のを読んでいただ

  • Javascriptの「this」は日本語の「僕」みたいなものだ、と言ってみるテスト

    先日のエントリーで、Javascriptのthisについてブツブツと言ってみたところ、なかなか良いトラックバックが返って来たので紹介。 setInterval(this.callback, 33)がうまく動かない理由 コメント欄でも少し会話を続けたのだが、こんな「ゆるい」コミュニケーションがとても心地良い今日このごろ。 ◇ ◇ ◇ ちなみに、thisの説明をするときに、「Javascriptのthisは日語の「僕」みたいなもの」と言ってみるのはどうだろう。 太郎「僕はPerlが好き」         // この「僕」は、 次郎「僕はやっぱりPHPだよ」        // この「僕」とも違うし 太郎「三郎だったら『僕は絶対Ruby』と言うに決まってるよ」 // この「僕」とも違う ただし気をつけなければいけないのは、太郎が次郎に向かって、 「三郎に会ったら『僕に電話して』って伝えといて」

  • Life is beautiful: canvas 対 SVG

    先日のエントリーで少し触れたが、アップルがSafariに導入してから、Webkitは当然ながら、Firefox、Operaにも標準採用されて一気に業界標準になりつつあるcanvas。iPhone上のSafariでも使えるし、Googleが先日発表したandroid上のブラウザーでも使えるとなれば、私としては色々とやってみたくなるのは当然。 問題は、同じく「ブラウザーにベクター・グラフィックスを追加する」という役目を果たすはずだったSVGの存在がこれで怪しくなってきたこと。そもそもが、FlashキラーとしてAdobeが全面的に押していたSVGの戦略的な価値が、AdobeによるMacromediaの買収でなくなってしまったところに合わせた様に来たcanvasの対等。一気に形成が逆転だ。 SVG派の人たちに言わせると、「SVGは既に業界標準だし、記述型でないcanvasはJavascriptとの

  • Life is beautiful: Googleからandroid SDKがリリースされたけれど...

    今朝になってGoogleからandroid SDKがリリースされた。予想通りの独自VM(参照)。それも、Javaのバイトコードではなく、独自のバイトコードであるところがまるでDangerのSidekickと同じ(Danger Inc.とAndyの間で知的所有権の問題はないのか心配になってしまう)。APIが業界スタンダードであるJ2ME/MIDPと異なるところまでSidekickと同じだ。すでに、J2ME/MIDP(業界標準)、J2ME/DoJa(ドコモ独自)、J2SE(SavaJ/Sun)と3種類のモバイル向けJavaがあるところに、さらにもう一つのプラットフォームが加わることになる。10年後にどうなっているかは予想しがたいが、ここ数年はますます混乱することは間違いない。 ちなみに、ブラウザーはやはり予想通りのWebKit。ただしJavascript VMに関しては特に興味深い情報は発表さ

  • Life is beautiful: 起業の時に意識すべき「会社の存在理由」

    今週末は、たまっていた資料を一気に読破。読み過ぎでいささか傷ぎみだが、その中に出て来たフレーズで最も気に入ったものはこれ。 Disney's core purpose is to make people happy - not to build theme parks and make cartoons. これは、"Building Your Company's Vision (Collins and Porras, Harvard Business Review, September 1996)"の一節だが、筆者が伝えようとしていることは、ディズニーという企業の存在理由は「人々を幸せにする」ことにあり、テーマパークやアニメを作るなどの活動は、その目的を達成するための手段でしかない、ということ。「利益を上げて株主の利益を最大化すること」すら目的ではなく手段である。 少し前に、「君の夢は」

  • 優秀なエンジニアは「入社時のスキルを問わない会社」には就職してはいけない

    ちまたで問題になっているIPAフォーラム2007に参加した学生がエントリーを書いているのだが、それが半端じゃないぐらいのエンターテイメント。 ...IT産業というよりSIerの人気がないことについて語りたいだけなんじゃないかという顔ぶれだったし... ...はてなブックマークのコメントを見ている限りでは、パネリストの方々は相当現実の見えていない発言をしているようだ。... ...ITを専攻している学生達からは、「就職時にITスキルが問われないのだとしたら、大学でやっていることには何の意味があるのか」という質問が出ていたのだけど、明確な回答はなかったと思う。その人たちは、ちょっとショックを受けていたような気がする。... ...その流れで、「入社時にITのスキルを問わないというのは、Googleのような企業の方針とは反対であるが、それですばらしいサービスを作ることができるのか」という質問が出

    kirara_397
    kirara_397 2007/11/07
    あの学生さん、中島さんにまでメッセージが届くとは思わなかっただろうな
  • gPhone雑感:「モバイル・プラットフォーム戦国時代」の幕開けだ

    今朝になって、話題のgPhoneがアナウンスされた(参照1)訳だが、大方の予想を裏切ってそれはデバイスではなくてソフトウェア、それも2005年にGoogleが買収したandroidという会社の作っていたLinuxベースのマイクロ・カーネルと、バーチャル・マシン。androidの買収とともにGoogleに入ったAndy Rubinがandroidの前に作ったSidekick (Danger Inc.)の中身を良く知る私としては、「これってDanger OSとどこがちがうんねん?」という感じ。 ほぼ同じ時期に会社をスタートしたこともあり、Dangerの連中とはスタートアップ当時から一緒に仕事をし、サードパーティとしてSidekick向けのソフトウェアを作った数少ない会社の一つがうちの会社UIEvolution Inc.だ(資料2)。 Javaに似てはいるが微妙に異なるバーチャル・マシンを持ち、

  • 交渉の場にのぞむ前にしておくべき心の準備

    ネゴシエーション(交渉)に関するテクニックにはさまざまなものがあるが、その多くが「いかに自分の欲する条件に近いものを勝ち取るか」をゴールとしたもの。それはそれで役に立つのかも知れないが、私としてはどちらかというと、今読んでいる「Getting to YES(日語訳:ハーバード流交渉術)」というに書いてあるアプローチの方がしっくりと来る。 このの筆者(Roger FisherとWilliam Ury)は、一般に良く使われる「交渉は勝つか負けるか」「相手に手の内を見せない」「自分はできるだけ譲らずに相手に譲らせる」などのテクニックは交渉を長引かせるだけだし、その過程で相手との信頼関係を損ねかねないと警告する。 このにはいくつかの有効な提言が含まれているので何回かに分けて紹介したいと思うが、まず最初に紹介したいのは、交渉の場にのぞむ前に自分がしておくべき心の準備の話。 多くの場合、人は交

  • Life is beautiful: 会社のカルチャー作りの大切さ

    University Washington で Executive MBA のコースを受けることにした理由の一つは、成功する企業とそうでない企業を分ける要因を私なりにちゃんと理解したかったからである。 Microsoft 時代に Bill Gates の下で働くことにより、業界の流れを読んだり、それに基づいた企業戦略を立てることに関しては、それほど不自由を感じなくなった。しかし、いざ自分で起業をしてみて強く感じたのは、企業戦略を立てることは「初めの一歩」でしかなく、その戦略に基づいてちゃんと利益を生み出す組織を作りあげる方がその何倍も何十倍も難しいということ。 色々と反省する点はあるのだが、あえて一番反省している部分を上げるのであれば、会社のカルチャー作りに十分な注意を払って来なかったこと。戦略に関わる mission statement や vision に関しては常にはっきりと語り続け

  • 初音ミクに感じた「それ」

    ある商品とかサービスを見たとたんに、「その先にあるもの」がはっきりと見える時がある。それは、今まで頭の中に乱雑に積み上げられていたガラクタが、突然形のあるものに見える現象。一度見えてしまうと「なぜ今まで見えなかったんだろう」と不思議に思えるのが常だが、結局人間の頭の中はそんなものか、と。それはちょうど「既視感(デジャブ)」の逆のようなものだが良い名前は思いつかないので、今日のところは「それ」と呼んでおく。 今回「それ」を感じさせてくれたのは初音ミク。「CGMの時代」とは言いながら違法コピーされたテレビの映像で盛り上がっている限りは、YouTubeもニコ動もテレビキラー・放送局キラーにはなり得ない。素人ビデオにも限界がある。「でも必ずそこには答えがあるはず」との私の強い思いに、サクッと突破口を開いてくれたのがこの初音ミク。 既に今日の時点で、「Magic GarageBand+初音ミク+自分

    kirara_397
    kirara_397 2007/10/13
    「インスピレーション」か「トリガー」…と思ったらコメントに全く同じ考えの人がー!