【サッカーに生きる人たち】サッカーを通して“生きる姿勢”を伝える|宮沢克行(浦和レッズ ハートフルクラブ コーチ) 2016.11.17 30度を超える猛暑日。浦和レッズ ハートフルクラブのコーチとしての取り組みなどをひとしきり聞いた後、野外グラウンドでの写真撮影をお願いした。 ここからは歩いて10分ほどかかる。じりじりと照りつける太陽が悩ましいが、宮沢克行さんは猛暑にさらされないような気づかいを見せてくれた。 そう言って自らハンドルを握り、私たちをグラウンドまで連れて行ってくれた。撮影中も気さくに話しかけ、場を和ませてくれた。その姿には、実直に歩んできたサッカー人生が凝縮されていた。 宮沢さんは1999年に明治大学から地元の浦和レッズに加入し、プロキャリアを歩み始めた。2001年に一度は浦和から「契約満了」を受けたものの、その後アルビレックス新潟とモンテディオ山形でプレーを続けた。豊富な