いまの時代、テレビがないと暮らしていけない…という人が、このニッポン国でどのくらいおられるのか知らないけれど、かなり多いことは間違いないだろう。ひょっとして大半の人々がそうかも知れない。でも気をつけなければならない。高齢者の場合、テレビばっかり見ていると、ボケが猛スピードで進むそうである。その根拠は…? 知りません。テレビでそう言ってました(ええかいな) “年寄り”が増えてきたので、テレビも「こんな病気が怖い!」とか「迫り来る老化をどう防止するか?」とか「あなたもボケにご用心」なんていうような番組が多く放映されるようになった。そんなテレビにハマっているうちに、病気になったりボケになったりアホになったりするのだから、シャレにもならん。 …が、そう言っている僕も、テレビは好きだ(ボケないよう「見過ぎ」に注意しなければ)。ニュースやワイドショーを見たり、旅の番組や古い映画を見たりしているが、今は
Remember 11.27:URAWAは、あの日を忘れない “王国の思い”を 駒場に刻印した少女のひと言。 2013.11.27 ARCHIVE Twitter Facebook B!Bookmark 更新通知を受ける 更新通知 11.27 浦和レッズがJ2降格したあの日から14年の月日が経った。いま、一度あの時の想いを噛み締めたいと思い、本誌2009年11月の特集「URAWAはあの日を忘れない」をアーカイブにて公開を致します。 11.27は格好のトピックス映像としてメディアを席巻した。だが、「レッズ降格」が他のスポーツシーンと同列には語れない悲劇であったことは、やがて明らかになる。試合終了後、浦和の選手たちがトラックから観客に向かって頭を垂れるVTR場面。すすり泣きがもれる駒場のスタンド最前列で、父親に抱え上げられた赤いレプリカの小さな女の子がレッズイレブンに向けて放った叫びは、サッカ
埼玉新聞社で広告営業をやっていたころ、選挙広告というのも重要な分野だった。たしか埼玉県議会議員選挙のときだったと思うが、旧浦和市内を上司と車で走っていて、ある候補者のポスターが非常に目についたことがある。 「○○さんのポスター、すいぶん多いですね」 そう話しかけた僕に上司はこう答えた。 「駄目だよ、電柱ばっかりだから」 薄いベニヤ板や厚紙で裏打ちされた宣伝物を紐や針金で電柱に固定した、いわゆる「捨て看(板)」は、軽犯罪法や条例に触れるものだ。だから、あまり日中堂々と張られることはなく、取り付けは夜中に行われることが多い。一応、それぐらいの知識はあった。 上司が言うには、電柱への捨て看ポスターは、誰にも了承を得ず付けていくものだから、数は多いし、たしかに視覚的宣伝効果はあるが、その地域でその候補者への支持が多いということにはならない。1軒1軒、了承を得なければならない商店や民家、ビルの壁など
「すべての社員が、家に帰れば自慢の娘であり、息子であり、尊敬されるべきお父さんであり、お母さんだ。そんな人たちを職場のハラスメントなんかでうつに至らしめたり、苦しめたりしていいわけがないだろう」 これは厚生労働省が設置した「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」のワーキンググループが今年の初めに提出した報告書の最後に書かれていた言葉である(報告書の詳細は、本コラムの記事「年下上司にパワハラした50代男性の“悔恨”と会社の“不作為”」でも取り上げているので、関心のある方はぜひご覧ください)。 何度この言葉を見ても、「その通り」だと思うし、重たい言葉だと感じてしまう。 でも、もしパワハラを受けている本人が、本当は苦しいのに、それを苦しみだと認知できない心の複雑な動きがあるとしたならば……。引き返すことのできない、最悪の事態に陥ってしまう可能性がある。 「僕、パワハラに遭っていたんです。で
ユニーク(?)な株主提案議案 「オフィス内の便器はすべて和式」「代表取締役社長は代表クリスタル役社長と呼ぶ」――野村ホールディングスの定時株主総会(6月27日)に向けて株主が提案している議案がかなり斜め上を行っていて話題になっている。 同総会で取り上げる株主提案議案は20件弱、すべて1人の株主から提案されたもの。その内容が招集通知(13ページから)で公開されているが、なかなかぶっ飛んでいる。例えば第12号議案は「貴社のオフィス内の便器はすべて和式とし、足腰を鍛練し、株価四桁を目指して日々ふんばる旨定款に明記するものとする」というもの。提案の理由は「和式便器に毎日またがり、下半身のねばりを強化すれば、かならず破綻は回避できる」からで、それでも回避できなかったら「運が悪かったと諦めるしかない」そうだ。 さらに第13号議案は「取締役の社内での呼称は『クリスタル役』とし、代表取締役社長は代表クリス
中間管理職の方が、ゾッとするような研究結果が発表された。何と「管理職の死亡率が5年で7割も増えている」というのだ。 「うちの会社の中間管理職も大変そうだもん」 「そうそう。上からは生産性を上げろ、効率を高めろって、散々言われるのに、ワークライフバランスで残業はできないし、ちょっとでも部下に厳しくするとパワハラだと言われちゃうしね」 「昔はさぁ~、部長なんて朝から週刊誌を読んでてうらやましいと思ったけど、今そんな暇こいてる人いないもんね」 精神的にも肉体的にも、「大変だ!」という言葉でしか表現することのできない中間管理職の方たち。彼らの酷使されている状況が、北里大学公衆衛生学の和田耕治氏らの研究で、“数字”として明らかにされたのである。 そこで、まずはこの調査結果から紹介しよう。 日本の研究者たちが明らかにした中間管理職の窮状 英医学誌「BMJ」に報告された内容によると、和田氏らは「1990
たまにはちょっと真面目な記事でも。あくまで僕のケースですが、とても幼い頃に親を亡くしてしまったがゆえの「呪い」をどうやって解くかのお話です。先にお断りしておきますが、あんまり面白いお話じゃないと思います。不愉快になる人も多いかもしれません。しかも長いです。でも、僕が11年もブログをやっていて、いつか書こうとずっと思っていて、やっと書けたテーマでもあります(それも、まさか解決に近づくとは思ってなかったため書けなかったこのことを)。 呪いって? とは言っても、呪いってなんのことだよ、と思う方がほとんどかと思います。ここでいう呪いとは、まったく記憶にないがゆえの苦しみとでも言い換えられるでしょうか。 僕のケースを詳しく説明します。僕は2歳の頃に母親を亡くしました。心不全だったそうです。実はうちの母方の家系は心臓疾患があるようで、まあうちの母親がそれを知っていたかどうかはわかりませんが、おなかに僕
開幕して初めての更新が今日。遅くなりました。 今さらだけど、アウェイでの開幕戦の勝率の悪さは今に始まったことではなく、一度も勝ったことがないのだから「勝率」と書くのさえ憚られる。 だけど、こう思うのだ。 シーズンの成績が悪い→翌シーズンの開幕戦はアウェイになることが多い。 シーズンの成績が悪い→たいてい監督は交代する。 つまりアウェイで開幕戦を迎えるときというのは、監督が替わって初めての公式戦であることが多いということだ。始めて2か月足らずでは、まだチームが十分出来上がっていないから勝てないことも多い、と。それにしても14戦して3分け11敗の理由にはならないが(97年と03年はナビスコ杯の初戦を開幕として計算)。 そんな言い訳を書こうと考えながら3月11日、広島から新幹線で帰ってきたのだが、17日、20日というホーム連戦に加え(なんで今年は春分の日が21日じゃないんだ!)、MDPの体裁や内
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事 【サッカー】 <目撃者>権田の熱い言葉で21人に一体感 2012年2月24日 紙面から マレーシア戦前日の21日、試合地クアラルンプール郊外のホテル。ミーティングは日差しがまぶしい昼すぎに始まった。 約2週間前、シリアにまさかの敗北を喫した。攻守の歯車が回らずギクシャクしていた。翌日のマレーシア戦に1点でも多く得点して勝たなければロンドンへの道は険しくなる。頭では理解しながらも、心の奥底では何かが引っかかっていた。そんな軽くはない空気の中で、主将のMF山村が自主的に音頭を取り、熱弁を振るったのはGK権田だった。 「オレのミスで負けた。そこは本当に申し訳ない」 シリア戦の2失点に対する、チーム最年長守護神の“謝罪”。そこまでしてでも微妙な気持ちのズレ、違和感を取り除くためにどうしても言いたいことが、権田にはあった。「ミスした
2007.11.17 【誤字等の雑記帳 6】 日本語についての話題を、とりとめもなく書き連ねるコーナー「誤字等の雑記帳」、その6です。 [お湯を沸かす] 「お湯を沸かす」という日本語は間違っている。 「沸かす」とは、水を加熱して湯にすることを示す言葉である。 沸かした結果が「お湯」になるのであって、沸かす前の状態は「水」だ。 既に「お湯」になっているものを、さらに加熱してどうするのか。 従って、ここは「水を沸かす」と表現するのが正しい。 ……という説を滔滔と語る人に出会ったことがあります。 みなさん、この説明、どう思いますか? 「お湯を沸かす」は、本当に「間違った日本語」なのでしょうか。 いくつかの「類似例」を使って、検証してみます。 「ご飯を炊く」という日本語は間違っている。 炊いた結果が「ご飯」になるのであって、炊く前の状態は「米」だ。 従って、ここは「米を炊く」と表現するのが正しい。
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