大分市議選で初当選したプロレスラー、スカルリーパー・エイジさん(44)について、市議会は6日、覆面姿での本会議などへの出席を認めなかった。 これに対し、エイジさんは「私を応援してくれた民意を大切にしたい」とし、定例会初日の11日に覆面姿で議場へ向かう意向を示しており、両者の対応が注目される。 「覆面は規則で禁止しているものにあたり、認められない」「議会の品位を尊重すべきだ」。6日の会派代表者会議では、こうした意見が出て覆面姿を認めなかった。市議会の会議規則は覆面について明記していないが、「帽子、外とう、襟巻きの類い」の着用を禁止しており、これに該当するという判断だ。 一方、岩手県議会と大阪府和泉市議会は、レスラーの議員が覆面姿で議場に入るのを認めており、エイジさんは記者団に「岩手県議会や和泉市議会には品位がないというのか。覆面を脱ぐつもりはない。議場入りが認められない場合の対応は改めて考え