[東京 12日 ロイター] 米携帯電話のスプリント・ネクステルの買収協議に入っているソフトバンク<9984.T>に対して、みずほコーポレート銀行と三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の3行は、買収資金として総額1兆8000億円規模の協調融資(シンジケートローン)を取りまとめる検討に入った。複数の関係筋が12日、明らかにした。 協調融資の取りまとめは、主力取引銀行のみずほコーポレート銀行が担当。すでに、ソフトバンクは三菱UFJと三井住友も融資を打診しており、3行は検討に入っている。3行が連携することで、巨額買収資金を手当てする考えだ。早ければ、来週中にも融資実行を確実にさせるコミットメント・レターを出す。