サッカーJ1・浦和レッズの本拠地の一つ「浦和駒場スタジアム」(2万1500人収容、さいたま市浦和区)の照明の明るさがJリーグの規定を満たしていないことが、所有するさいたま市の点検で判明した。 Jリーグのナイターができなくなる可能性もある。 Jリーグの試合実施要項は「ピッチのいずれの箇所においても1500ルクス以上の照度をもつ照明装置を設置し、明るさを均一に」と定めている。 市によると、駒スタが8月開催のサッカーU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)でナイター会場となることが3月に発表され、国際サッカー連盟から1500ルクス以上の照度を求められた。市は6月、約840万円かけて4基ある照明装置の電球をすべて交換したが、照明から遠い中央付近などで約1200ルクスしかない部分があった。W杯の本番では移動式の照明車2台を臨時使用した。 駒スタのナイター設備は1993年にできた。電球交換を行