京都府亀岡市の府道で23日、集団登校中の同市立安詳(あんしょう)小学校の児童ら10人が軽乗用車にはねられ、2人が死亡した事故で、運転していた少年(18)らが京都府警の調べに対し、「前日から事故を起こすまで一切、寝ていなかった」と供述していることがわかった。少年は前日朝から外出しており、府警は少年がほぼ1日眠らず、疲れから居眠り運転をしたとみて調べている。 捜査関係者によると、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された少年は22日朝、自宅から外出。その後、大学1年の男子学生(18)、専門学校の男子学生(18)=いずれも道交法違反(無免許運転)のほう助容疑で逮捕=と合流したという。 3人は「一晩中、亀岡市や京都市内を車で走っていた」と供述。亀岡市内のファストフード店に立ち寄るなどしたが、まったく睡眠をとっていなかったという。 一方、軽乗用車は、大学の男子学生の知人男性の所有と判明。この男性の家族による