無線LAN機能を内蔵した、デジタルカメラ用SDメモリカードの先駆けとして知られるEyefiカード。2016年8月、米国Eyefiが事業を売却し、それに伴いアイファイジャパン株式会社も解散した。 現在は、Eyefiカードと同等の機能を持つ製品として、EyefiカードのIP(知的財産)をライセンス協定を結んでいる東芝が「Flash Air」を提供。また、「Eyefiクラウド」と「Eyefiアプリ」の事業は、リコーの研究開発子会社であるRicoh Innovations Corporation(RIC)が継承。名称を「Keenai(キーナイ)」に変え、内容は従来のままでサービスを継続している。日本の企業がさまざまな形でEyefiの事業を継承し、グローバルに展開していく流れだ。 従来からのEyefiクラウドユーザーの中には、ある日突然サイトのURLやアプリのアイコンが変わり、戸惑った人もいるかもし