先日、ソウルの大韓サッカー協会、韓国プロサッカー連盟を訪ね、Jリーグチェアマン就任の挨拶をさせていただいた。話題はFIFAワールドカップやAFCチャンピオンズリーグから国内リーグに至るまで及び、幅広く意見交換をさせていただいた。滞在の中で、印象深かったのは皇甫官(ファンボ・カン)氏との会食だった。 皇甫氏は元韓国代表選手で、1990年のFIFAワールドカップイタリア大会ではスペインを相手に得点をあげるなど大きな活躍を遂げた英雄だ。現在は韓国代表チームを率いる技術委員長の要職にある。 皇甫氏は1995年から2010年までの16年にわたり大分県で日本サッカーに貢献してくれた人物なのだ。大分トリニータの前身である大分FC時代は選手として活躍し、 その後は育成世代のコーチ、監督、クラブの取締役などを歴任されている。今回のFIFAワールドカップブラジル大会に選抜された西川周作、清武弘嗣、森重真人らが
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