サッカーJリーグは、今シーズンから、加盟するクラブや選手などがリーグの規約に違反した場合の制裁に観客席の一部を閉鎖することを加えることになりました。 制裁の内容としては、始末書をとって戒める「けん責」処分や、1件につき1億円以下の「制裁金」を科す処分のほか、スタジアムに観客を入れないで試合を開催させる「無観客試合の開催」、さらに最も重いものではJリーグからの「除名」など、これまでは9つの処分がありました。 Jリーグによりますと、今シーズンからは、これらに加えて、「無観客試合」よりもやや軽い制裁として、観客席の一部を閉鎖して、そこにサポーターの入場を禁止する「一部観客席の閉鎖」を新たに追加することになりました。 Jリーグでは、去年3月にJ1の浦和レッズの一部のサポーターが掲げた横断幕が差別的だとして史上初めて「無観客試合開催」の制裁を科しています。