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2012年4月29日のブックマーク (2件)

  • 政府の説明不足が目立つ食品のセシウム新基準値――茨城大学高妻孝光教授に聞く() @gendai_biz

    筆者 郷明美(ライター) 4月1日から実施された料品の新基準値には、大きく分けて問題が3つあると思います。 1つめは、計測の体制ができていないことです。一般品の新基準値である100ベクレルという、これまでの500ベクレルより低い値を計測するには、対象とする品の量を増やすこと、計測時間も長くする必要があります。 また、ある程度の知識と技術が必要です。たとえば、ジュースなどの水ものはガンマ線をよく吸収しますから長時間計測する必要がある、というようなことです。 ゲルマニウム半導体検出器を使えば正確に測ることができますが、高価な機器ですのでそう簡単には購入できない。計測できる体制が広くできていない状況で、「100ベクレル」という基準が、動き始めます。 けれども、「100ベクレル未満ならべていい」という説明はありません。あとの判断は、流通業者や生産者に投げてしまっている状態です。これでは国

    政府の説明不足が目立つ食品のセシウム新基準値――茨城大学高妻孝光教授に聞く() @gendai_biz
  • 「無添加」は「添加物入り」より本当に安全なのか? “嫌われ者”食品添加物を正しく理解する(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    品添加物入り品は、危険なのだろうか。このような疑問のもと、前篇では大女子大学家政学部物学科の堀江正一教授に、品添加物の安全性を確保するための基準の立て方などを聞いた。 前篇でのポイントの1つは、品添加物を品に含める時の基準そのものが厳しく見積もられているという点。動物実験で、有害な影響の出なくなる“閾値”である「無毒性量」を出す。それを人間に当てはめるため「安全係数」の100でさらに割る。こうして算出された「一日許容摂取量」の範囲内で、品添加物入りの品は出回ることになっている。 しかも、実際に出回っている品に含まれる各品添加物の量は、たいてい一日許容摂取量の1%未満。多くても数%ほどにとどまるともいう。 だが、品添加物自体の一日許容摂取量が定められていても、品メーカーがそれを破ることはないのだろうか。 後篇では、流通している品に含まれる品添加物の検査体制がどう

    「無添加」は「添加物入り」より本当に安全なのか? “嫌われ者”食品添加物を正しく理解する(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)