なぜ、イングランドが負けたのか。 それをずっと考え続けている。 準決勝でオールブラックスを抑え込んだ試合を見せられ、決勝でも当然ながら有利と予想した。 【秘蔵写真】実は見たことない現役時代のエディーとジョセフ、4年前ちょっと笑いかけた稲垣、昔から凄い姫野・福岡・松島、サラサラ髪の堀江に細すぎるリーチ、カッコいい五郎丸、平尾、廣瀬らの若き日。 エディー・ジョーンズなら、南アフリカの弱点をあぶり出すはずだと。 しかし、決勝は南アフリカの「フィジカルモンスター」ぶりと、「ディフェンス愛」を表現する場となった。 世界的に問題になったのは、表彰式でのイングランドのふるまいである。 4番ロックのイトジェはイングランド代表の先輩で、同じロックでもあったワールドラグビーのボーモント会長からメダルを首にかけてもらうのを拒否した。 開始早々にイトジェと衝突し、脳震盪で退場を余儀なくされた3番プロップのシンクラ