タグ

2020年2月1日のブックマーク (2件)

  • 『戦争は女の顔をしていない』コミック版について、個人的補遺 - MINITRUE

    スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』の小梅けいとさんによるコミック版、1巻が先日発売となりました。僕も監修という形でお手伝いしています。多くの方に買って頂いているそうで、当に嬉しいことです。 www.kadokawa.co.jp ところで、発売前から「コミック版は『可憐な女性兵士のけなげなエピソード集』『泣けて感動する話』として『消費』されてしまうのではないか」と危惧するご意見がありました。発売後もよくお見かけします。これはまったく正当な懸念です。 漫画というのは情動を刺激するメディアであり、まさにそこが強みです。強調するにせよ抑制するにせよ、ほぼ全ての漫画家はそこに自覚的です。おそらく誰が描いても感動物語になり得るでしょう。 そして、僕はこの作品で泣いたり感動したりエピソード集として楽しんでも別にいいのだろうと思うのです。自分の情動を止めることなどできますまい

    『戦争は女の顔をしていない』コミック版について、個人的補遺 - MINITRUE
    kj-54
    kj-54 2020/02/01
    速水螺旋人“人は世界についてもうちょっと複雑な受容ができます。”“ この本は理解するためのものではありません。理解していないことを知るための本です。そう簡単にわかってたまるものではないのです”
  • 「感染症の前に、民主主義は立ちすくむ」か - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    「わしに誇りがあるとすれば、民主共和制において軍人であったということだ。わしは、帝国の非民主的な政治体制に対抗するという口実で、同盟の体制が非民主化することを容認する気はない。同盟は独裁国となって存続するより、民主国家として滅びるべきだろう。」-アレクサンドル・ビュコック(銀河英雄伝説) これを、パロディ化してみる。 「わしに誇りがあるとすれば、民主制において医療従事者であったということだ。わしは、感染症の拡散に対抗するという口実で、日の体制が非民主化することを容認する気はない。日は独裁国となって存続するより、民主国家として滅びるべきだろう。」 ただ、そう単純には言いかねるのは、この老元帥はこうも続けたことだ… 「ワシはかなり過激なことを言っておるようだな。だが実際、建国の理念と市民の生命とが守られないなら、国家が存続すべき理由などありはせん」 この時、老将軍にこう問うなら、何と答える

    「感染症の前に、民主主義は立ちすくむ」か - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-