日本音楽著作権協会(ジャスラック)がBGMの著作権使用料の徴収を強化しようとしています。市販のCDや音楽配信でダウンロードした音楽を店舗などの商業施設でBGMとして流す場合、二次使用としての著作権使用料を払わなければならないというものです。全国商工団体連合会(全商連)は音楽著作権を守る立場に立ちつつ、小規模事業者の営業を守るため、文化庁やジャスラックに対して使用料規定の改善を求めています。 料金規定の改善要求=全商連 5席の飲食店に「お知らせ」届く 東京都内で2年前に開業した飲食店は店内でCDを流しています。「無音じゃ寂しいし、私も音楽が大好きなので、BGMが流れていた方が仕事もはかどり、リラックスできる」と話します。 開業当時、ジャスラックから著作権使用料の支払いについて「お知らせ」が届きましたが、そのままになっていました。「音楽家の著作権を守ることは大事なことだと思う。ただ、うちの店は