時代の変化から、女性のライフスタイルだけでなく、ワークスタイルにも新たな流れが生まれています。どのような仕事をするかはもとより、自分の人生の中で仕事をどう位置づけて、どんな働き方をするかも大切なこと。山形新幹線「つばさ」の車内販売員(アテンダント)として働くかたわら、自身の体験を元にした講演活動もこなしている茂木久美子さんにお話をうかがいました。 車内販売のカリスマ 山形新幹線「つばさ」の車内販売員を務める茂木久美子さんは、群を抜く売上高が注目され、たびたび「車内販売のカリスマ」としてテレビや新聞でも取り上げられるようになりました。東京ー山形の1往復における1人あたりの平均売上は、10〜12万円のなか、茂木さんは3年前に1往復半で50万円を達成しました。しかし、入社直後からこんなに売ることができたわけではなく、その陰には独自の工夫と努力があったといいます。 商機を増やす、スピードアップの秘