2010年1月6日のブックマーク (39件)

  • 「公開会社法」法制化とソフトローの役割 - ビジネス法務の部屋

    今朝(1月5日)の日経新聞では、対照的なふたつの記事が掲載されておりました。ひとつは法務大臣が「公開会社法」(仮称)について、2月にも法制審議会に諮問する方針を固めたというものでありまして(日の法務大臣の記者会見でも確認されたようであります)、もうひとつは特集記事「2010年資市場~新ルールでどうなる~」で、東証・大証が改訂したガバナンスルールの解説であります。いずれも上場会社法制に関わるものでありますが、公開会社法がハードローの世界、そして上場ルールはソフトローの世界であります。私的には今年、来年あたりの株主総会に大きな影響をもちうるのは東証・大証ルール改訂だと思いますので、後者の方にとても関心が高いのでありますが、多くのブログ等ではすでに「公開会社法」に関する話題が優先しているようであります。なお、この民主党PTによる公開会社法に関する素朴な疑問につきましては、すでに民主党・公開会

    「公開会社法」法制化とソフトローの役割 - ビジネス法務の部屋
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "一律に法制化することは、行政手続法同様、「ほら、ちゃんとあなた方の代表者の方々と協議しましたよ」といったアリバイ作りだけのために利用される可能性のほうが高いものと思われます。"
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 互酬は非金銭とは限らない

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 濱口先生からまた、リプライをいただきましたが、私の書き方の拙さのせいでしょうか、やや誤解を生んでいる部分もあるような気がします。私は決してボランティア精神全般を批判しているわけではありません。おそらく、濱口先生がタイトルにされた「非金銭的な互酬の論理」という論点をわざと詳細に議論しなかったため、このような事態に陥ったのだと思われます。さすがに問題の核心は鋭く見抜かれてしまいましたね。この問題は必ずしも、客観的に議論できる内容ではなく、完全に価値判断全開で言わざるを得ない、そういう領域に入ってくるので、あえて遠ざけたというところです。まあ、でもここまでいったらはっきり書きましょうか。 たとえば、こんなたとえ話で考えて見ましょう。今、年金生活で

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "そこは対立の軸ではないのです。実務上は切り離せても、実際は金銭の交換の上に気持ちが乗せられて飛び交う(=非金銭的な互酬が成立する)ケースがある以上、なかなかそう簡単には切り離せないのです。"
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 「やりがい搾取」の構造は互酬の否定である報酬拒否から生まれる

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 今回のエントリは多分、その筋の人たちにとっては衝撃的な内容だと思います。しかし、あえて書きます。一連の濱口先生の「働くことを報酬にしてはならない」論で攻撃されていたのは、「やりがい搾取」の雇う側の人たちでしたが、私はまったく逆に、ある種のボランティアの人たちに批判を加えようと思います。そういう人たちがいるからこそ「やりがい搾取」が起こるんだと言いいたいのです。なお、私は原理原則を分かりやすくするために、かなり極端な例を使って説明しています。 19世紀末に社会事業が巨大化してくると、必然的にある程度の官僚化が起こります。ここでの「官僚化」とは社会事業の専門ノウハウをもった人が恒常的に必要になる事態を意味します。そうなると、手弁当ではやってられ

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "本質を考えるときに重要な問題を見誤ってはダメです。基本的な原理原則で言えば、働いた分の報酬はどんな人であれ、与えるべきなのです。どうしても無償で奉仕したいという人はその後、全額寄附すればよいのです。"
  • [ライフハック]なぜ、だれも休むことができなくなるのか - keitaro-news

    新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…

    [ライフハック]なぜ、だれも休むことができなくなるのか - keitaro-news
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "権利を行使をしないというのは自由ですが、それが他人の権利を侵害する理由にはなりません。休みたいのに休めずに働いているというなら、それはあなたの権利が既に侵害されている状態であることを意味します。"
  • 仕事始め - 内田樹の研究室

    朝から母の家の居間で原稿書き。 最初に『ブルータス』の「吉隆明特集」へのアンケート回答。 「最初に読んだ吉隆明のは何ですか?」というようなアンケートである。 私が最初に読んだのは『自立の思想的拠点』で、1967 年、高校二年生のときのことである。 その頃、私のまわりには吉隆明を読んでいる人はまだそれほど多くなかった。 70 年に大学に入った時点でも、決して多くはなかった。 私は全共闘の諸君は全員吉隆明の愛読者だと思っていたので、「誰、それ?」というリアクションに仰天した覚えがある。 大学に入って最初に「吉っていいよね」という私の言葉にそっと頷いてくれた相手は意外にも民青の活動家だったウエムラくんであった。もちろんそのようなカミングアウトは彼の党派的立場からはありえないことだったのだけれど。 時代が経つと、「1968 年には日中の大学生たちはみな吉隆明を熱狂的に読んでいた」と

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "100%の被害者として自己申請をしたならば、私をこんな眼に遭わせた「私自身の共犯事実」は野放しにされるからである。私たちはそういうふうにしてせっせと世の中を住みにくくしているのである。"
  • 金融破綻を招いた米系金融機関が反省無く儲かってる件 - My Life After MIT Sloan

    の新聞などに載り始めたので、そろそろ書いても良いだろう。 (追記:コメント欄で指摘されましたが、↑イミフメイでしたね(笑) 10月頃、MITの経済関係の教授たちと話したことがきっかけで書き始めた記事を、書き直したもので、自分的にはそろそろ、とか思っていただけでした。) 2009年下半期は、米系金融機関がありえないほど儲かった様子。 「回復」どころじゃない、歴史的な儲け。 昨年末の米系投資銀行の多くが、またボーナス数千万とかいっちゃったことでしょう。 一方で家も無く年を越す人がたくさんいるのにね。 別に彼等が儲けること自体が問題なのではない。 もっとも、世界に貢献するイノベーションも大して生み出すわけでなく、それどころか世界経済を破綻させたくせに一番儲かってる、というのは、感情的にはあったまくるけどね。 問題は、金融破たんを生み出した現在の(主に米系の)金融機関の体制に対し、規制するどこ

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "「組織の論理」と「マネーゲーム」に巻き込まれてしまう。別に、金融危機を生むような商品を作り、危険な投資を続けた、米系投資銀行の人間が特別倫理観が無い、ということではなく、誰もが凡人だ、というだけだ。"
  • 58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。 (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    今年はどんな(というよりも、作中に出てくる人物)との出会いがあるだろうかと楽しみにしています。まったくとんでもねえオンナだなあ、とか、こんなオンナに惚れてみたいもんだ、とか。いや、オンナでなくても別にかまわないわけで、実際にこんなヤツがいたら一緒に酒でも酌み交わしたいと思わせてくれる人物を描いてぷりーず!ってなとこで、今年も「よしなに」お願いいたします。(2010/01/07)

    58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。 (4ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "「私の人生にもこんな劇的なできごとがおこるだろうか」という問いを発生させる。いっぽう小説の神が降りてきている「小説」を読むと、それを読んだこと自体によって、人生も捨てたものではないなと思ってしまう"
  • 58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    今年はどんな(というよりも、作中に出てくる人物)との出会いがあるだろうかと楽しみにしています。まったくとんでもねえオンナだなあ、とか、こんなオンナに惚れてみたいもんだ、とか。いや、オンナでなくても別にかまわないわけで、実際にこんなヤツがいたら一緒に酒でも酌み交わしたいと思わせてくれる人物を描いてぷりーず!ってなとこで、今年も「よしなに」お願いいたします。(2010/01/07)

    58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "小説にも物語が含まれているけれど、それだけじゃなくて小説としかいいようのない要素が含まれている。それは、子どもや若者といった精神的育ち盛りの人たちには必ずしも必要ないものなのかもしれない。"
  • 58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "「好き」な小説が必ずしも「神が降りてる」わけでもない。降りてなくても大好きな小説はいっぱいある。でも、「神が降りてる」感覚を感じたときには、必ずその小説が好きになっている。これはもう間違いないこと"
  • 58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。:日経ビジネスオンライン

    日直のチノボーシカです。明けましておめでとうございます。今年もよしなに。 昨年の下半期は、文芸誌《文學界》の「新人小説月評」を担当していた。この「新人小説月評」という欄は、ふたりの評者が前月の文芸誌(文學界・文藝・群像・新潮・すばる・en-taxiなど)に載った純文学系の新人作家の小説をすべて読んで、そのすべてに言及するという形式のものだ。 いや、たいへんな仕事ですよこれは。たった半年とはいえ、毎月10篇前後の小説を読んで、2週間程度でそのすべてに言及する評を書かなければならない。小説を書く新人のみなさんも一所懸命書いているわけだから、読者であるこちらもいい加減なことは書けない。 文芸誌を毎月読むということ自体、ふだんやらないことをするわけで、脳味噌の日常使っていない部分が赤くなったりしていたことと思われる。任期が終わって、正直ほっとしている。 あまり読まれなくなったむかしの小説の、絶版に

    58. 年頭訓辞2010 : 小説の神が降りてくるのを待ちながら。:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "思ったこと。純文学の文芸誌に載っている小説は、じつはけっこうおもしろいのである。かなりの高確率で。これは意外でした、と言えば文芸誌をそれまで見くびっていたということであり、失礼な話ではあるが。"
  • http://member.diamond.jp/series/dol_syndicate/10001/?page=3

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "むしろイノベーションは、低学歴の人びとに対する搾取を完璧なものにし、市場をより効率的で安定したものにすることを意図した規制や会計基準を逃れることを志向していたのである。"
  • ジョセフ・スティグリッツ教授 特別寄稿 「もう同じ過ちは繰り返すな! 2009年に得た厳しい教訓」 | 2009年の教訓 2010年の課題 | ダイヤモンド・オンライン

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "貸し出しを支援するために自分たちが払った税金が、巨額のボーナスや配当に化けるのを目にした。配当とは、利益の分け前であるはずだ。しかしこの場合は、単に政府からのプレゼントを分配しているだけなのだ。"
  • ジョセフ・スティグリッツ教授 特別寄稿「もう同じ過ちは繰り返すな!2009年に得た厳しい教訓」

    ノーベル賞経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ教授(コロンビア大学)は、世界は2009年に5つの教訓を学んだという。どれも重要だが、どれも過去、学んだことのあるものでもあった。われわれはいつになったら経験を生かせるのか。 ジョセフ・E・スティグリッツ (Joseph E. Stiglitz) コロンビア大学教授。1943年生まれ。2001年ノーベル経済学賞を受賞。クリントン政権の経済諮問委員会委員長、世界銀行上級副総裁などを経て現職。 Photo(c)AP Images 2009年について、強いてよいところを見つけようとするならば、それは「もっと悪い年になる可能性もあった」ということだろう。2008年後半には絶体絶命の危機にあったように思われたが、なんとかそこから回復し、2010年は世界中のほとんどの国にとって、ほぼ確実に、もっとよい年になるだろう。 また、世界は貴重な教訓をいくつか学ん

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "さらには投資銀行、保険会社、自動車会社、さらには自動車ローン会社にまで寛大に差し伸べられた。こんなにも巨額のカネが、これほど多くの人びとから、かくも少数の者の手へと渡った例は過去にない。"
  • ジョージ・ソロス 特別寄稿「世界を覆う危険な金融保護主義“二番底”という我々の未来」

    著名な投資家であるジョージ・ソロス氏は、現在の危機は、過去のいずれとも違うと喝破する。国家という枠を超えたグローバル金融市場の混乱を鎮めるには、まったく新しい規制メカニズムの創造が必要と説く。 ジョージ・ソロス(George Soros) ソロスファンドマネジメント会長 著名な投資家であると同時に、東欧改革に取り組む慈善家、政治運動家でもある。オープンソサエティ・インスティチュート会長。近著に『The Crash 2009』。Photo(c)AP Images 今日、グローバル経済が直面する不確実性は、尋常でないほど広い範囲に及んでいる。われわれはちょうど、第二次世界大戦後最悪の金融危機を切り抜けたばかりである。これに比肩しうる危機といえば、1991年に弾けた日不動産バブル(日はまだそこから回復していない)、それに1930年代の大恐慌くらいである。ただし今回の危機は、これらに比べて数

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "常に主権国家なのである。これが意味するのは、いったん停止したメカニズムを再起動するだけでは十分ではない、ということである。われわれはこれまで存在したことのない規制メカニズムを創造しなければならない。"
  • http://diamond.jp/series/dol_syndicate/10002/?page=2

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "厄介なことに、この「遅れ」は双方向に働く。ほとんどの人は、今回の危機が過去の危機とは異なるものだということ、つまりわれわれが一つの時代の終わりにいるのだということをまだ理解していない。"
  • ジョージ・ソロス 特別寄稿「世界を覆う危険な金融保護主義“二番底”という我々の未来」

    著名な投資家であるジョージ・ソロス氏は、現在の危機は、過去のいずれとも違うと喝破する。国家という枠を超えたグローバル金融市場の混乱を鎮めるには、まったく新しい規制メカニズムの創造が必要と説く。 ジョージ・ソロス(George Soros) ソロスファンドマネジメント会長 著名な投資家であると同時に、東欧改革に取り組む慈善家、政治運動家でもある。オープンソサエティ・インスティチュート会長。近著に『The Crash 2009』。Photo(c)AP Images 今日、グローバル経済が直面する不確実性は、尋常でないほど広い範囲に及んでいる。われわれはちょうど、第二次世界大戦後最悪の金融危機を切り抜けたばかりである。これに比肩しうる危機といえば、1991年に弾けた日不動産バブル(日はまだそこから回復していない)、それに1930年代の大恐慌くらいである。ただし今回の危機は、これらに比べて数

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "倒産から1年足らずのあいだに金融市場は安定し、株式市場も反騰に転じた。経済は回復の兆候を示している。人びとは普段どおりのビジネスに戻りたいと考え、2008年の崩壊は悪い夢だったのだと考えたがっている"
  • http://diamond.jp/series/yamazaki/10112/?page=5

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "全体の雇用の拡大と生活の改善を目指すというなら、正社員、特に高齢の正社員の既得権を緩和すると共にセーフティーネットを拡大するような大きな仕組みの変更を、企業経営者と政府と両方に対して求めていくべき"
  • http://diamond.jp/series/yamazaki/10112/?page=4

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "合理的ではない。特に日本の製造業がますますグローバルな競争に晒される状況にあっては、定期昇給型の賃金カーブを早く解体して、人材の価値と報酬が見合う制度に切り替える方が労使双方にとって得だ。"
  • “最後の春闘”の争点には寂しい定期昇給の維持 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "毎年給料を上げるのは現実的に辛い。解雇が難しい上に、定期昇給までついているのだから、正社員を抱えていることは、コスト面では返せない借金を負うようなものだ。非正規労働者を増やしたくなるのも無理はない。"
  • サブプライム問題で儲けたのは誰か?

    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 米国シティグループなど複数の大手金融機関が共同で、サブプライムローン関連の資産を買い取るために750億~1000億ドル規模の支援ファンドを設立する検討をして

    サブプライム問題で儲けたのは誰か?
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "交渉の対象になること自体がおかしい。組合の交渉戦略としても、「定昇凍結」といった現状維持にも聞こえるような曖昧な表現ではなく、ベースがマイナスどれだけになるのかを経営側に言わせるべきだろう。"
  • “最後の春闘”の争点には寂しい定期昇給の維持 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

    「春闘」は今年が最後か? 今年の春闘を「最後の春闘」と呼んでみたい。 現実的な予想としては、来年の春も労働組合と経営者の交渉は行われるのだろうし、メディアは無難な繰り返しを好むから「春闘」という手垢で黒ずんだ言葉でそれを報じるだろう。しかし、過去少なくとも十数年間にわたって春闘はその存在感を低下させてきた。 組合は趨勢的に組織率を低下させてきたし、最大の闘争手段であるストライキもあまり行われなくなった。 一つにはストライキが国民一般から反感を買うことが明らかになり、もう一つにはストライキがもたらす企業へのダメージが資家・経営者だけでなく労働者にも及ぶことを労働者自身が感じるようになった。ストライキは時代遅れだし「割に合わない」。 加えて、近年の不景気とグローバルな競争が労働市場にも影響を与え、さらには正社員に代替可能な非正規労働者が現れて、組合員労働者が賃上げや福祉の改善といった分かりや

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "反感を買うことが明らかになり、もう一つにはストライキがもたらす企業へのダメージが資本家・経営者だけでなく労働者にも及ぶことを労働者自身が感じるようになった。ストライキは時代遅れだし「割に合わない」。"
  • 中国にはまねできない“英語力と海外ノウハウ”で勝負

    世界同時不況の影響で開発コストが大幅に削減され、開発コストや運用コスト削減を目指して中国やインドへオフショアリングする企業も多い。今回は、中国と並んで日におけるオフショア開発受託国であるインドのオフショア事情について、インドオフショアベンダ大手のタタコンサルタンシーサービシズジャパン社長である梶正彦氏に聞いた。 世界同時不況の影響で、2009年のIT予算は前年比20~30%減という予測が主流だ。そのような状況下、システム開発コストや運用コスト削減を目指して、中国やインドへオフショアリングする企業も多い。 今回は、中国と並び日におけるオフショア開発受託国であるインドの有力ベンダ、タタコンサルタンシーサービシズジャパンの代表取締役社長 梶正彦氏に、インドオフショア開発事情などについて聞いた。 ITサービス分野で存在感を増すインド勢 インド・ムンバイに社を置くタタコンサルタンシーサービシズ

    中国にはまねできない“英語力と海外ノウハウ”で勝負
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "良いと思うもの”を作って海外に売り、それが受け入れられてきた。しかし、世界的にニーズが多様化し、現地のニーズをより細かく取り込んだ製品設計をしなければ、そのニーズに応えきれなくなってきている。"
  • 「ホロン革命」 ??:村上敬亮 情報産業の未来図

    あけましておめでとうございます。年初、江島健太郎さん(以下、エジケンさん、でお許しください)のエントリを読ませていだいて、何となく、かつてのニュー・サイエンスに浸っていた時代を懐かしく思い出しました。そこで、いきなり胡散臭い感じで、なんですが、アーサー・ケストラーのことを少し書いてみようかなと思います。 元々自分は、勉強しない経済学部生からスタートして、ニューサイエンスに染まってからとコンピュータに格的に親しむようになり、社会システム屋だか社会哲学屋だかよくわからないような勉強をしながらグレゴリー・ベイトソンで卒論を書く、という妙な大学時代を送っていました。ですから、こういう話をしていると、何やら先祖帰りをしたような気分です。 というわけで、年明け早々、少々脱線を。 1.ネオフェリア エジケンさんが話題にしておられた「ネオフェリア」は、進化論的のものの見方を肯定的に捉えた上で、「ネオフ

    「ホロン革命」 ??:村上敬亮 情報産業の未来図
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "これまでの経済学的な市場観が、一つ限界に来ているような気がしているため、こうした見方を、今の市場構造に対する既存の見方を変えるためのヒントとして持ち込むこと自体には、意味があるような気がしてます。"
  • フランチャイズの問題点 | rionaoki.net

    ランチャイズについての話題が盛り上がっているようなので少し取り上げよう: フランチャイズシステムについて現場のオーナーがなんかゆってみた – G.A.W. 元ネタとなっているのは「セブンイレブンの罠」というのようだ。リンク先の記事は実際にコンビニの店長をやっている方が執筆されていて分かりやすい。関連する他の記事(「コンビニ。バブル後の夢をらって」や「映画化希望 ビジネスホラーの傑作「セブンイレブンの罠」」)に比べてバランスがとれている。 つまり、俺には勝算があった。部の言うことを鵜呑みにしないという前提で。 とあるが、まさにフランチャイズまわりの経済システムへの深い理解が読み取れる(ロスチャージの部分は意味がよくわからないので割愛する)。 まずコンビニ業界特有の単語の解説が並んでいる。 問題となってるドミナントだが、これはチェーン部が、ある地域を独占するために、まとめて出店するこ

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    kodaif 2010/01/06
    "1万円と評価するひとも20万円だと評価するひともいる絵を10万円で得るのは詐欺とはいえない。ひとによって評価が違うので普通に考えれば購入した人は10万円以上の価値を認めたと見做すほかない。"
  • 民主党は労働分配率を大きく引き上げてくれるでしょう - Joe's Labo

    藤末議員のブログ上の発言が話題となっている。 同じ時期に東洋経済onlineで連載されていて、なかなか良いことを言うなあと思って いただけにちょっとびっくり。 有権者向けのリップサービスだと思うけど、労働分配率も絡む話なので少しフォロー。 まず、企業の配当を制限して労働分配にまわすという意味がわからない。 「銀行員の賃上げのために利子をカットしときましたから」と言われて、その銀行の 預金者は納得するだろうか。しないだろう。 もちろん、配当を抑えて従業員に回すというアプローチもある。 たとえばドリームインキュベーターの堀紘一氏は、常々 「うちは配当は薄く、社員にあつく報いる」と語っている。 別に“友愛”を信奉しているわけじゃなくて、優秀な人材を囲い込んで業績拡大します よという戦略であり、それを評価する人が株に投資するというわけだ。 そういう個々の事情を無視して、ドリームインキュベーターみた

    民主党は労働分配率を大きく引き上げてくれるでしょう - Joe's Labo
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "かといって「我が社は人的投資や内部留保で、これだけ成長して見せますよ」という説得力のあるロードマップすら描けず、ただただ規制で労働分配率だけが高い国。日本人も含めて、誰も投資しないんじゃないかな。"
  • https://jp.techcrunch.com/2010/01/06/20100105google-nexus-one-the-techcrunch-review/

    https://jp.techcrunch.com/2010/01/06/20100105google-nexus-one-the-techcrunch-review/
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "長年ハードウェア・メーカーとの妥協に苦しめられてきた。そこで今回はこの問題に正面から取り組んだ。HTCが本体を製造するのは確かだが、これはまぎれもなくGoogleブランドの製品だ。"
  • 内なる「カツマー」と「カヤマー」について - H-Yamaguchi.net

    よくものごとを二分法で語ることがある。人についてだと、「世の中には二種類の人間がいる」みたいなやつ。今だとさしずめ「カツマー」と「カヤマー」か。この2人の「論争」については屋の店先と新聞広告くらいでしか見たことがなかったのだが、「直接対決」があったらしい(参考)。対談、つうか対決も近々発売されるらしい。こんな↓。どんな内容か知らないが、まあ想像のつく範囲なんだろうと思う。 別に「頂上決戦」に口をはさむつもりは毛頭なくて。ただまあなんだ。改めて書くまでもないことなんだろうとは思うんだが、ちょっと穴掘って書いときたくなっただけのことで。手短に。 上記リンク元記事は、「対立によって互いの著書の売り上げや人気を伸ばしており、このバトルは経済評論家と精神科医による"プロレス"と見る向きもある」とけっこう手厳しい。そうした要素があることは否定できないだろう(出版はまちがいなくそうだろうし、そもそ

    内なる「カツマー」と「カヤマー」について - H-Yamaguchi.net
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "バランスをどうとるかが人によってそれぞれちがうのも当然。そのとき自分がいいと思うほうを参考にすればいい。もちろん「どちらも参考にならん」と思うならそれもよし。そもそも絶対の「正解」などないのだ。"
  • 時間の中に生きる | タイム・コンサルタントの日誌から

    久しぶりに、自著『時間管理術』を読み直してみた。古い友人から、「偶然手に取ってみたら案外面白かった」とメールをもらったからだ。そして、おかしなことだが、自分でも案外面白かった(笑)。このを書いてから3年経つが、中心となるアイデアや技法は無論すべて覚えているものの、ストーリーづくりや話法はけっこう忘れていたからだ。まあ、の著者なんて案外こんなものである。 自分が読んだら面白いだろうなと感じるようなを書きたい、といつも思っている。共著・編著を含めたら1ダース以上のを出してきたが、うまく書けたかどうかは、時間をおいて読み直してみるとよく分かる。時間をはさむと、自分はいつも少しだけ他人になるからだ。 私たちは忘れる能力を持っている。嫌なことも、良いことも忘れていく。もちろん、私たちは記憶し続ける能力だって持ち合わせている。それがあるから、一人の人格として継続性を持ちうるのだ。もし一晩寝て起

    時間の中に生きる | タイム・コンサルタントの日誌から
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "私たちは忘れる能力を持っている。嫌なことも、良いことも忘れていく。もちろん、私たちは記憶し続ける能力だって持ち合わせている。それがあるから、一人の人格として継続性を持ちうるのだ。"
  • 攝津正さんの書評その3:よくわからない点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    攝津正さんの拙著『新しい労働社会』の書評の「その3」がアップされました。 http://book.geocities.jp/tadashisettsusougou/roudousyakai3.html 攝津さんは http://d.hatena.ne.jp/femmelets/20100103#1262493182 >ちと苦労して書いたが内容はつまらない。念のために言うと、著者の議論がつまらないという意味ではなく、僕の批評が面白くないという意味である。 と謙遜されていますが、いや何を仰いますか、たいへん興味深い突っ込みになっています。 攝津さんは冒頭、 >僕によくわからない点があることを明記しておきたい。それはホワイトカラーエグゼンプションの問題と日雇い派遣の問題である。労働運動の論理、その常識からいえば、ホワイトカラーエグゼンプションには無条件で反対、日雇い派遣原則禁止ということだと思う

    攝津正さんの書評その3:よくわからない点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "そういう運動論的な単純化による必要悪が分かった上で、その必要悪によって脳天気な無規制労働市場賛美論を押さえ込んだ上で、本当に重要なことは何であるのかをきちんと考えてほしい人々でもあるのです。"
  • 攝津正さんの拙著に触発された感想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://book.geocities.jp/tadashisettsusougou/roudousyakai4.html 攝津正さんによる拙著『新しい労働社会』書評シリーズの第4回ですが、今回は >テキストに即して議論するのは大事だが、ちょっとしんどいところもある。それで今回は、自分自身の現状と照らし合わせるかたちで考えてみたい。 と、書評というよりも拙著に触発されて湧出してきた攝津さんの感想を随想風に綴ったものになっています。 >僕は物流倉庫で働くパートタイマーである。時給は1000円に届かない。月収は15万円に届かない。そういう立場からすると、正社員と非正規労働者の均衡待遇というのを、是非求めていきたい。前回も書いたが、コミュニティユニオンの要求は時給1000円以上、フルタイムで働いて月20万円以上を最低賃金とする、ということで、僕もそうなればいいなとは思うが、僕が働いている会社

    攝津正さんの拙著に触発された感想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "ひどい状況に陥ってから個別に解決する仕組みだけが回ってしまうということは、それをそうなる前に職場の集団的な枠組みで解決する仕組みを作らなくてもいいということになってしまいかねません。"
  • ボランティアといえば労働じゃなくなる? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    塩見孝也元赤軍派議長がシルバー人材センターで初めて労働を体験したという記事に、黒川滋さんの「きょうも歩く」がコメントされています。 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2008/09/91567-d979.html 話はそこから「ワーカーズコレクティブとか、労働者協同組合などで働く人が労働者であるかどうかという問題」に飛び、 >出資者と労働者が同一ということで、そうしたところには労働という概念はない、ということに社会通念はなっている。しかし、仕事の内容を見てみたり、仕事の配分の決定者と仕事をしにいく人の間に労働をする、させる関係はどうしてもぬぐえなし、実際に法律では労働と扱われる。そのことをきちんと正面が受け止めて、いくらきれい事言ってもそこには労働問題があるんだ、ということを前提にすればとっても良い世界になるけれども、労働じゃないんです、と

    ボランティアといえば労働じゃなくなる? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "「おめえらはボランテアなんだぞ、わかってんだろうな」とじろりと一睨みして、子分がすくみ上がって「も、もちろんあっしは労働者なんぞじゃありやせん」と言えば、最低賃金も何も適用がなくなるという法制度"
  • それは非金銭的な互酬の論理 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "むしろ、ボランティアの人々は、狭っ苦しい金銭に縛られたがちがちの交換の論理を否定して、伸びやかで自由で形式にとらわれずいつでもどこでも誰とでもできる「互酬」の論理の実践としてボランティアを捉えている"
  • とある局の放送作家の人に愚痴られた話と、テレビ番組制作者のジレンマ。: 不倒城

    一応ブログに書く許可を取ってはいるが、詳細は色々とボカす。 私の昔の知り合いで、いわゆる放送作家をやっている人がいる。彼に新春早々愚痴られた。 放送作家というと大仰だが、要するにテレビ番組の構成や脚を決める人であり、実際はディレクターの仕事もやっているそうであり、更に言ってしまうと何でも屋(これは彼自身の言葉を借りている)である。ディレクターをやっているなら別に肩書きはディレクターでいいんじゃねえかと思うのだが、敢えて「放送作家」を名乗るのは、良く分からないが彼の方針であるらしい。名刺に何と書いてあるのかは知らない。 で、何と愚痴られたのかというと、基的には上司に対する不平であるのだが、その内容が面白かった。 何でも、「最近色々とうるさいから、インタビューをなるべく編集するな」と言われたらしいのだ。 かなり以前からWebでは、例えばドキュメンタリー番組における「インタビューに対する編集

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "沿った内容を淀みなく話すことすら努力を必要とするだろう。わき道にも逸れるし、間違いを言い直したりもする。そういった映像をそのまま垂れ流すことは、喋った本人にも、視聴者に対しても快適なことではない。"
  • RIETI - クラウドコンピューティングによる新しい世界 -Smarter Planet-

    「ムーアの法則」の予言通りに集積回路密度が1年半毎に倍増してきた結果、コンピュータの性能は法則が提唱された1965年当時と比べて80億倍も向上しました。それはコスト(=価格)が80億分の1になったことを意味します。コモディティ化と価格破壊を受けて、IT業界ではサービス化への移行が進展しています。また、ITインフラ全体が複雑化した(complexity)結果、(1)メンテナンス負荷の増大と(2)予測不可能性・不透明性という課題が顕著化しています。 1.自律型コンピューティングと分散型システム IBMは2001年に「オートノミック(自律型)コンピューティング」というコンセプトを提唱しました。個々のコンピュータでは対応しきれない複雑な事象を部署単位で自律的に管理するという考えです。具体的には、コンピュータが一定のポリシー(knowledge)に基づいて外界の状況を自動的に判断し、アクションを起こ

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "センサーネットワークを通じて相互に影響を与える仕組みができつつあります。どのような社会を目指すかという「価値観」は社会全体で決めるものですが、それ以前に世の中には無駄と非効率が数多く残っています。"
  • 特別コラム「新政権下における労働・雇用政策をどう考えるか派遣労働者への対応を中心に」

    2009年12月28日、厚生労働省の労働政策審議会労働力需給制度部会は次期通常国会に提出予定の労働者派遣法改正法案の内容について、民主党のマニフェスト、与党三党合意にも含まれていた、日雇い派遣を含む登録型派遣(注1)の原則禁止、製造業派遣の原則禁止などを内容とする部会報告を公表した。 部会での論点整理をみると、派遣切りにみられる雇用の不安定、登録型派遣では派遣契約期間と労働契約期間の一致し来の派遣の趣旨から逸脱していること、製造業派遣によるものづくり現場力の低下、労災の多発などが禁止賛成理由として挙げられていた。一方、禁止反対理由として、労働者のニーズへの対応、中小企業の人材確保、需要への即応などが困難になること、失業増大、海外への生産拠点シフト、派遣会社の雇用喪失などが指摘され、労使間の対立が続いてきた。 部会報告では、意見の集約を図るために、(1)禁止の例外、(2)施行期日や追加的な

    特別コラム「新政権下における労働・雇用政策をどう考えるか派遣労働者への対応を中心に」
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "説明することは難しい。むしろ、日本の場合、有期雇用に関する規制は元来それほど強くはなく、経済状況いかんによってはそれが容易に上昇していく土壌が日本の労働市場には元来備わっていたと考えるべきである。"
  • 特別コラム「オープン化とグローバル化:イノベーションによる成長戦略のキーワード」

    経済成長の源泉といえるイノベーションをめぐる環境に暗雲が立ち込めている。企業は収益環境がなかなか改善せず、研究開発費についても抑制する動きが続いている。また、政権交代による「企業」から「個人」の政策シフトの中で、科学技術予算の縮減措置が取られた。2010年の日経済は経済的に最悪の時期を脱し、ゆるやかに回復していくとみられているが、科学技術に対する投資が抑制され、中長期的な日経済の活力に対して懸念する声が広まっている。このような厳しい状況の中で、企業はイノベーション活動に対してどのようはスタンスで臨むべきか? 私はそのキーワードとして、「オープン化」と「グローバル化」の2つを挙げたい。 求められるオープンイノベーション戦略の再構築 (1)外部化したプロジェクトの顧客かサプライヤーとなること。 (2)外部投資家も入れたスピンアウトビジネスとすること。 (3)遊休知財の効率的な活用を図ること

    特別コラム「オープン化とグローバル化:イノベーションによる成長戦略のキーワード」
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "欧米企業とヘッドオンヘッドの競争を行いながら、新興国企業の追い上げにも対応するという状況の中で、短期的な視野で研究開発戦略の見直しを行うと、結果として企業の存続そのものが危ぶまれることもありうる。"
  • 特別コラム「2010年は政策の動向が経済を左右する」

    いつの時代もそうかもしれないが、特に2010年は政策の動向が経済を左右する年になると予想している。それは国内にも海外にもいえることである。以下では、筆者に土地勘のある「金融」と「景気」という視点から2010年を展望したい。 まず日を取り巻く海外から考えてみよう。2008年頃から世界経済が危機的状況に陥ったのは、元をたどれば米国の金融・経済が大きく揺らいだからである。今のところ米国は一息ついて小康状態にある。しかし、筆者は、まだ問題は根的に解決しておらず、その終息に向けて米国政府の果たす役割が決定的に重要と考えている。端的にいえば、米国金融機関の不良債権問題であり、さらにその先にある米国家計部門の過剰負債問題である。わが国も90年代以降に経験したことであるが、金融システムが十分に機能しないと、実体経済(景気と読み替えてよい)にも重石がかかり続ける。景気は「フロー」の概念で測るものだが、不

    特別コラム「2010年は政策の動向が経済を左右する」
    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "金融システム問題は、フローの積み上げであるストックが短期間で綻ぶ現象である。時間が経つにつれ傷も広がるので、自然治癒に任せるだけでは修復は容易でない。やはり政策当局による大胆な施策が必要となってくる"
  • Chikirinの日記

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    kodaif 2010/01/06
    "生活保護以外のどんな制度も全く無意味だ。職業訓練を受けても、仕事がなければ失業者数は減らない。公的な貸付金をいくら貸しても仕事がなければ、借りる人は減らず、返せる人も増えない。"
  • 日本生まれってだけで誰もが社畜になれるわけじゃない。 ニートの海外就職日記

    「最近の若い社員のことを”アスファルト人間”と言っておるんですわ」ーー日電産の永守重信社長は一気にまくし立てた。「とにかく怒鳴りつけても、冗談を言っても、まるで反応がない。いくら水をまいても、全部、跳ねのけて道路わきのドブに流し込んでしまうアスファルト道路と同じ。どんなに熱心に仕事を教え込もうとしても、染み込んでいきよらへん」。 (中略) カレーライスを昼に出し、早くべた者から採用したなどというユニークな人材選びの逸話に事欠かない日電産だが、バブルの時代には不意ながら、「常識的な採用」を強いられた。「京セラでフランス料理、島津製作所では日料理、お宅では中華料理でも」などと言う学生を相手に、人事部長がホテルで“接待”にいそしまざるを得なかった。 しかし、永守社長の堪忍袋の緒は切れた。バブルの時代も守り通した「新入社員は素手で便所掃除」という新人研修は学生にも「悪名」高いが、加えて

    kodaif
    kodaif 2010/01/06
    "「日本人なら仕事を優先するのが当たり前。サビ残、休日出勤当たり前。有給使えなくて当たり前。泥のように働いて当たり前。理不尽にも我慢して黙って従うのが当たり前」で思考停止しちゃってるし。"