2010年5月19日のブックマーク (42件)

  • アメリカに大学教員は多すぎるか? - Willyの脳内日記

    Rionさんの経済学101のブログにアカデミアの労働市場に関する記事 が載っているので、私も現場からの意見として一言書いておきたい。 記事によると、アメリカの大学では非常勤講師の数が増え続けており 今や教員の73%にも達しているとのことである。 私は数学科の外の話は詳しく知らないが、 数学科あるいはそれに類する理論的学問分野に関して言うと、確かに アメリカの大学のいわゆる教授、准教授、助教といったアカデミック・ ポジションの数は経営的な観点からはまだ多すぎると思う。 なぜなら、そうしたポジションの人を必要とする 大学院生向けの授業の数があまり多くないからである。 例えば、私の大学では通常、常勤の教員は 年間に4コース(2コース×2セメスター)の授業を持つ義務があるが そのうち大学院向けのコースは多くても2コース、少なければ1コースである。 それ以外の授業は、学部生向けのもので、修士卒や博士

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "専門家から生の話を聞ける授業を望むかもしれない。しかし、それはほんの一部の私立大学がやればいいことだ。多くの大学が求めるべきものは、より合理的な経営と学生の懐を痛めない授業料であるように思う。"
  • リンガ・フランカのすすめ - 内田樹の研究室

    大学院のゼミで、シェークスピアの受容史について論じているときに(いったい何のゼミなんだろう)通訳翻訳コースの院生から、私の論の中にあった「言語戦略」という概念についての質問を受ける。 言語は政治的につよい意味を持っている。 母語が国際共通語である話者は、マイナー語話者(たとえば日語話者)に対してグローバルな競争において圧倒的なアドバンテージを享受できる。 なにしろ世界中どこでも母語でビジネスができ、母語で国際学会で発表ができ、母語で書かれたテクストは(潜在的には)十億を超える読者を擁しているのである。 自国のローカルルールを「これがグローバル・スタンダードだ」と強弁しても、有効な反論に出会わない(反論された場合でも、相手の英語の発音を訂正して話の腰を折る権利を留保できる)。 だから、自国語を国際共通語に登録することは、国家にとって死活的な戦略的課題である。 ご案内のとおり、20世紀末に、

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "ということを言う英語教育者はきわめて少数である。誰もが「まず発音」と言う。なるほど。だが、このような学習法の提案がもっぱら英語を母語とする人々から提言されていることを見落とすべきではない。"
  • 父親のかなしみ - 内田樹の研究室

    小学館の取材で「家族」についてお話しをする。 もう何度も書いていることだが、親族制度というのは言語や経済活動と同じだけ古く、それを営むことができるという事実が人間の人間性を基礎づけている。 と書くと「ああ、そうですか」と退屈そうなリアクションをする人がいそうだが、人間とサルを分岐するのがその点であるということは、見方を逆にすれば「およそ人間であれば、誰でもできる」ということを意味している。 そこのところを当今の家族論は見落としているのではないか。 家族について論じている言説に触れて、つねに感じることは「そんなむずかしいことが『ふつうの人間』にできるわけないでしょ」ということである。 かつて「アダルト・チルドレン」という言葉がはやったことがあった(死語になってくれたようでうれしい)。 機能不全な家族で育った子どもがその後社会的能力が劣化する現象をいうのだが、そのとき列挙されていた機能不全家族

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "適当な時期が来たら子どもが「こんな家にはもういたくない」と言って新しい家族を探しに家を去るように仕向けることである。これが「制度設計」の根幹部分である。それができれば親としての仕事は完了。"
  • 育児と仕事の両立に見る、時間的制約がある人=戦力外な社会。 ニートの海外就職日記

    ■ 長時間労働と成果主義が、働き方の変化を許さない 最近、保育園で、夫婦共に外資系保険会社にお勤めのママさんと知り合いました。彼女の会社は、数年前に会社がワークライフバランス推進に力を入れ始めたこともあり、産休・育休は取りやすく、残業のない働き方にも理解があるそうです。彼女いわく「でも、やっぱりキャリアアップは難しいですね」。彼女は一般の契約者の方からの問い合わせを受ける部署で働いていて、問い合わせが夜にあることもある。年次の浅い後輩が対応して、トラブルになりそうな時、残業できないのでそばにいてあげられない。そうすると、そういうチームのリーダーになれない。リーダーになれないと、管理職への道が厳しくなる。出産や育児で休んでいる間に、時間的制約のない人達に抜かれてしまう。 (中略) 成果主義を導入しながらも、結局は「残業の量」が査定の決め手になる。あるいは、高い成果を遂げるためには、長時間労働

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "ろくに休みも取れずに連日連夜の激務で疲労困憊になってたら子作り、子育てどころじゃないから。内閣府の担当者が、少子化の背景には「個人の生き方の多様化」があるとか言ってたけど笑わせんなって。"
  • 開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "盛り込みたいと考え、「ユーザー要件」を必要以上に細かく聞いてしまいがちである。その際、公約数的に聞けばいいものを、公倍数的に聞いてしまう。すべての要件を包含しようとするから、システムの肥大化が始まる"
  • 開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "強いこだわりを持っていることが多い。そうなると、せっかくパッケージソフトを使ってシステム開発費を抑えようとしても、パッケージソフトだけでは対応できず、部分的に新しいソフトを開発しなければならなくなる"
  • 開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)

    私が、この業界に入った20年ほど前、ソフトウエア開発理論で名を知られるジェームズ・マーチン博士(第1回のコラムを参照)が、講演などでいつも口にしていたことがある。 まず、システムと組織には「KAIZEN(改善)」が必要だということ。システムをいったん作ってそれで終わりにするのではなく、「システムに合わせた組織を作る」「組織に合わせたシステムに再構築する」のが必要、ということであった。 何よりも「システムは生き物なので、どんどん成長させなければならない」と言っていた。具体的には、「総売り上げの5%前後を、システム開発に投資し続けるべき」というものであった。ビジネスモデルの変化を絶えずシステムと組織に反映すべき、という考えである。 プロジェクト担当者は「兼務」ではなく「専任」で その一方で、マーチン博士は講演でよく「ある国の経営者は、システム開発にあまりにも過剰な費用を投入している」と指摘して

    開発コストを膨らませる日本文化「仕様変更」 ユーザー要件をすべて汲み取ると何が起きるのか | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "システム要件の可否を判断したりすることになる。結果的に、仕様を確定した後でも「あの部分の仕様は、部内に持ち帰り検討した結果、変更が必要だということになりました」ということがしょっちゅう起きる。"
  • 正しい「標準化」で早く安くシステム開発を | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    正しい「標準化」で早く安くシステム開発を | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "大量のデータがやり取りされる場合ならば、独自のシステム構築が必要になるだろう。だが、それ以外のシステムであれば、このようにSIやシステム会社、ツールベンダーなどが「テンプレート化」したものを活用"
  • ユーザーの要望を聞きすぎてはいけない | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    ユーザーの要望を聞きすぎてはいけない | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "一般的にはシステム部門がユーザー部門の側に立っている場合が多い。その場合、ユーザー部門の「正義」(多くの機能を盛り込むこと)を貫くと、間違いなくコストが肥大化し、様々なトラブルを招くのである。"
  • 「いい加減なシステム屋」にご用心 | JBpress (ジェイビープレス)

    かつては、革に白いソックスを履いて、リュックを背負って、ビニール傘を持った社会人は大半が「システムエンジニア」と相場が決まっていた。 私が社会人になった時の「新入社員研修」では、「下の色はかズボンの色に合わせる」とか、「ベルトとは同じ色に」「ストライプ模様のシャツにストライプ模様のネクタイは合わない」とか、身だしなみの基を教えられたものだ。 当社の新入社員研修では、上記のことはもちろん、社会人として守らなければならない「就業規則」、各種法律やビジネスマナーなどを徹底して教えている。その「当たり前のことを、当たり前にやる」ことを、当社の「社員3カ条」の1つに挙げている。 当たり前のことを当たり前に行わない「いい加減なシステム屋」 しかし、IT業界では当たり前のことが当たり前に行われていない。黒い革に白いソックスを平気で履くような「いい加減なシステム屋」が大手を振って歩いているので

    「いい加減なシステム屋」にご用心 | JBpress (ジェイビープレス)
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "社内の人員だけでは人手が足りなくなったので、一部のサブシステムを外注した。ところが、あまりにもこのサブシステムの出来が悪く、今年のゴールデンウイークはどこかに吹き飛んでしまったのである。"
  • http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3502?page=3

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "今では好みが変わったのか、サッチャー元首相の名言を借りれば、欧州の首脳会議で「我々のカネを返してほしい」と発言したり、ひたすら「ノー、ノー、ノー」と繰り返したりするリーダーの方がお好きなようだ。"
  • http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3502?page=2

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "しかし、ブリュッセルのEU本部で深夜に及ぶ交渉を観察してきた向きにしてみれば、この種の取引は珍しくも何ともない。どうしても譲れない部分は確かにあるが、午前2時頃に譲歩できる部分もある、というわけだ"
  • 英国と欧州を近づける恐怖感  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年5月15/16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧州大陸が政治と経済の混乱に見舞われた1週間が終わり、英国の政治は以前よりも欧州的に、欧州の政治は以前よりも英国的になったように見える。 英国で発足したタイプの連立政権は、ドイツやイタリア、オランダではごく普通のものに見えるだろうが、2大政党が敵対し、強い単独政権をいただく政治の伝統を持つ英国にとっては極めて異質である。 片や、ユーロ圏の債務危機が生み出した政治・経済の雰囲気はサッチャリズム全盛期の英国を彷彿させる。アテネの街頭で生じた騒乱、スペインで見られる国と公務員との対立、ドイツで大衆迎合主義的なタブロイド紙が主導している欧州連合(EU)懐疑主義的な反発などがその主なところだ。 極めて欧州的なクレッグ副首相が変化の触媒 英国で変化の触媒の役目を果たしているのは、副首相に就任したニック・クレッグ自由民主党(自民党)党首であ

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "議論を展開していた時には、彼を作った科学者たちも大喜びしているだろうと思った。心配があるとすれば、体内の回線が何かの拍子で切り替わり、突然ドイツ語で話し出すかもしれないことぐらいだっただろう。"
  • 仕事様を優先に出来ないヤツは迷惑だから社会に出て来るなw。 ニートの海外就職日記

    私は1歳7ヶ月の息子のいる働くママです。主に先輩と2人で日々の業務をしています。先輩にも1歳3ヶ月の娘がいます。 息子を保育園に預けていますが、よく風邪をひいたりして会社を休まなくてはいけないことが多いです。保育園に行きたくないと言うこともあり休むこともあります。その日の業務調整は先輩がしてくれています。 昨日先輩から「休みが多すぎる。誰かに協力してもらえないのか?」と言われました。私は夫の両親と同居していますが、義母は仕事していますし夫も忙しいので協力はしてもらえません。私がするしかないのです。 先輩も小さい子供がいるので、休めば私が2人分仕事をするつもりです。二人で協力して仕事をしていけばいいのにと思うのに先輩はほとんど休みません。有給は権利なので利用すればいいと思うんですが・・。仕事も大切ですが、家族も大切です。 みなさんはどう思いますか? これに対するコメがもう凄いことになってるぞ

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "まま起こるわけで、そんな非常事態の際にも事前申告が出来ないなら欠勤扱いなんて鬼畜以外の何者でもないだろ?赤ちゃんが来週水曜に熱を出すとか、妻が月曜に突然倒れるなんて誰にも予測出来るわけないんだから。"
  • 日本で働けなかった社会不適合者が海外から仕事様についてちょっと語ってますw。 ニートの海外就職日記

    有給を堂々と取ってください。取リにくいのは、はっきり言って上司や経営側の怠慢ですよ。女性が女性の足を引っ張ってどうするのですかね?そんなことでは、いつまでたっても、「子育て=退職」の構図が崩れず、会社内の女性の地位が一向に上がってきません。 私(男)が経営している会社では、男女問わず、積極的に有給は消化するように、常に促しています。ましてや育児の真っ最中、社員が必要と思うときに、有給を取れないのであれば、何のための権利かわかりません。私は、有給や育児休業を上手にとる社員の方が、私生活も充実し、十分リフレッシュができ、生産性も高いと考えております。労働時間を区切る分、正確かつ迅速に仕事をこなそうとするので、作業効率は必然的に上がります。意外とこういう社員の方が、愛社心が強かったりして、いざという時に無理してでも良くがんばってくれたりします。 仕事なんて無限にあります。もし、ある従業員が有給を

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "効率や生産性なんて二の次で、まずは精神論ありきの我慢大会。time managementもprioritizationも関係なく、「時間はいくらでもあるんだから、とにかく全部終わるまでやれ」。"
  • 業務ソフトとiPhoneプラットホーム

    業務ソフトプラットホームとしてみたiPhone iPhoneが大ブームとなり、このところはiPadの新発売でも注目を集めています。iPadの日での発売がちょっと遅くなってがっかりですが、今か今かと待ち構えている人も多いでしょう。iPhoneそしてiPod touch、iPadとシリーズ化されるまでになったこれらの製品について、稿ではまとめてiPhoneと呼び、機種に個別な話が出てくれば機種名で示すことにします。今回の最後の方では、iPhoneiPadの違いについても少し触れます。 iPhoneが話題に上るポイントはたくさんありますが、携帯できるデバイスなのにパソコン並みのOSが入っているという点で、画面は小さくても従来の携帯電話のような制約された環境ではなくなった点があります。結果的に、パソコンOSにはないアプリケーションまで登場するなど新しい世界を切り開きました。 特に最近では、ゲ

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "また、逆に顧客が「iPhoneで作ってほしい」ということを要求する場合も出始めています。iPhoneをおもちゃや遊びの道具と思っていると、こうしたムーブメントから乗り遅れてしまうでしょう。"
  • 「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (5ページ目):日経ビジネスオンライン

    。。。歪みが生じますから、それを解除するようにすれば力の出方が変わるはずです。。。----------------------------------------- *尹さんの記事が好きで毎回楽しみにしてます。からだを言葉で(何とか)言い表す、今回のシリーズも、苦労しながら諦めない様子が尹さんらしくて好きでした。読者の方に理解出来るか、興味もてるか、編集も難しいでしょうが、こういう作業は続けていただけると幸いです。そこからどんなヒントを見つけるかは読み手次第、少なくとも私には有益。鉱脈です。ありがとうございます。(2009/09/30)

    「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (5ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "3次元です。しかし、私たち人間をはじめとした生命体は3.12のような端数のある次元の存在とされています。ぴったり収まるはずのない次元で生きるように言われているから、力が出ないようにさせられている"
  • 「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "本人もしくは神経ネットワークが回復に努めた結果が病気なり障害であり、それらを活かすようにする」ということです。つまり半側空間無視は、脳が自己修復を行い、切れた神経が最大限につながるところを探した結果"
  • 「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "従来のリハビリでは、見えないところに光やものを置くなどして刺激を加え、視覚に関わる神経を再生させようとしました。しかし、うまくいきませんでした。なぜなら見えないところにものを置いても見えないからです"
  • 「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    :日人の足は短く、股関節はそれほど柔らかくありません。しかし、回転運動が身体能力の中で秀でています。 実際、フィギュアスケートでもジャンプ力はそれほどないのに、日人選手がトリプルアクセルをはじめとした回転技で世界をリードしています。 「まねる」が能力を潰す 河サッカーに話を戻すと、迫ってきた相手を得意の回転運動でかわすことはできても、それだけでは前進できません。日サッカーで組織プレイが強調されるのは、回転運動のネットワークの活用を指しているのだと思います。 ――サッカーよりも世界レベルで活躍する選手の多い野球ですが、回転運動はどのように活かされていますか? 河:メジャーリーグには、「よくもこんな格好で投げられるな」と思うような、フォームの汚い選手がいます。 しかし、“投げる”とは、後足から前足に重心を移動させつつ腕を回転させる行為です。前進と回転という異なる軸による運動が

    「継続は力」が「飽きる力」を失わせる (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "後足から前足に重心を移動させつつ腕を回転させる行為です。前進と回転という異なる軸による運動が行われるため、本来ならば体が崩れる。ところが日本人選手はきれいに投げます。本当はそのほうが不自然なのです。"
  • 「継続は力」が「飽きる力」を失わせる:日経ビジネスオンライン

    「カラダを言葉で科学する」も今回で最終回。最後にふさわしいテーマとして選んだのは、オートポイエーシスだ。 オートポイエーシスは「自己創発」とも訳され、要約すれば自己が自己になり続けるためのシステム、自己がそれとして出現してくるシステムのことだが、その含意するところを正確に理解するのは難しい。 このところビジネスでも創発という語をよく聞く。組織のなかで複数の個人が相互に影響を及ぼしあいながら、創造性を発揮する。こうした創発状態を生み出すための組織工学が活発に議論されている。 そして自己創発もまた、理論的な概念にとどまらず、現実の諸問題を考えるための糸口として議論が深まっている。その一つの例が、介護やリハビリテーションを自己創発の観点から捉えなおすものだ。 日におけるオートポイエーシス研究の第一人者である河英夫さんに、カラダの可能性について尋ねた。 河英夫(かわもと・ひでお) 1953年

    「継続は力」が「飽きる力」を失わせる:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "柔らかいと左右のディフェンスに対し、より多くの選択肢をもつことができます。だからドリブルで左右や股間を抜いたりできる。サッカーという同じ競技を行いながら、活用している身体能力がまるで異なります。"
  • 「世の中難しい」というウソに騙されない方法 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    「世の中難しい」というウソに騙されない方法 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "“過去の参照”でしかありません。たとえば初対面の人が目の前に現れたとき、自分の過去の経験に照らし合わせて人を判断する。それは“いま”を生きているのではありません。“過去”に身を置いているということ"
  • 「世の中難しい」というウソに騙されない方法 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ――因果関係より相関関係に注目しているということでしょうか? 寄金:「物事には原因があって結果がある」と一般的に思われていますが、それは嘘だと思います。結果はたんなる結果です。因果関係で説明できるほど単純でないことが多いのですよ。 たとえば「体に冷えがあるから、病気になる」といいます。でも、その冷えはどこから来ているのか。原因を遡求しても切りがない。 なんであれ因果関係を説明されると人は非常に騙されやすいでしょう。たとえば苦悶の表情で亡くなった方にお経を唱えていたら、穏やかな顔になるという人たちがいます。これは状況次第では事実ほんとうにそうなります。けれど、お経の代わりにラップを唱えても同じことは起きます。事実の連続に因果関係があるとは限らな

    「世の中難しい」というウソに騙されない方法 (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "穏やかな顔になるという人たちがいます。これは状況次第では事実ほんとうにそうなります。けれど、お経の代わりにラップを唱えても同じことは起きます。事実の連続に因果関係があるとは限らないんですよ。"
  • 「世の中難しい」というウソに騙されない方法:日経ビジネスオンライン

    鍼には刺すだけでなく、触れるだけの鍼、出血させるための鍼など症状や患者の体調に合わせ、さまざまな種類がある(ページ下の写真参照)。それらの対象であるツボや経絡は、目に見るような“実体”はないが、「確かにある」という“実感”をともなう。寄金丈嗣さんは、ツボの存在と技術体系を「妄想」だと表現しつつも、その有効性は認めている。 前編では、「ツボを有する体」とは、感覚的には捉えられるが、質的には不可知の存在であるという話があった。だが、体に限らず当は私たちの生きる世界も不可知だ。 では、私たちが現実だと感じていることと妄想の違いは何か。“現実を当に生きる”とはどういうことか。引き続き寄金さんに尋ねた。 寄金丈嗣(よりかね たけつぐ) 1963年東京都生まれ。87年鍼灸師・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。鍼灸を柱に据えた伝統学術の出版企画会社・六然社主宰、ジャーナリスト。高校時代よりフリーラ

    「世の中難しい」というウソに騙されない方法:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "私は人の体も世界も「不可知でいい」をスタートにしています。そうすると常識と違うことが起きても受け入れられます。そうはいっても、何でもありでは野放図なだけですから、透徹した視点と静謐な思考は必要です。"
  • 「ツボはただの妄想」とツボ師は言う (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    「ツボはただの妄想」とツボ師は言う (4ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "どこが辛いかを読む能力にもつながります。徒弟制度には、生得の感覚を育てるノウハウがあったと思います。相手が何も言わなくても空気を読めるような能力をもたないと、本当は病気など診られないということですね"
  • 「ツボはただの妄想」とツボ師は言う (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "すばらしく技の冴える人は、自身が到達した地点から発言するのですが、それが危険なのです。高いところに登ってしまった人には、そこに至るまでの歩みがどうだったかを振り返る必要がなくなっている。"
  • 「ツボはただの妄想」とツボ師は言う (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "わかった気になってしまいます。しかし、たとえば私があなたと仲良くなって、毎日飲んだくれる仲になり、理解しあえた気がしても、それは幻想でしかない。本当にやり取りされているものは目に見えない。"
  • 「ツボはただの妄想」とツボ師は言う 身体と社会のコリほぐす鍼灸術〜鍼灸ジャーナリスト・寄金丈嗣氏(前編):日経ビジネスオンライン

    「話のツボ」や「ツボにはまる」といった言葉を暮らしの中で耳にすることは多い。なにげなく使っている「ツボ」だが、由来は東洋医学の鍼灸術にある。 鍼を打ったり、もぐさを燃やしたりといった施術を受けたことのない人でも、鍼灸は人体に存在するツボを活用する医学だということは知っているだろう。 今回登場いただく寄金丈嗣さんは、鍼灸師の資格をもっている。ところが、ツボの存在は「妄想だ」と断言する。実感として存在するが、実体はない。それがツボだというのだ。 わかったようでわからない。そんなツボを通じて見えてくるのは、人間の体、生命の不思議さだ。 寄金丈嗣(よりかね たけつぐ) 1963年東京都生まれ。87年鍼灸師・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。鍼灸を柱に据えた伝統学術の出版企画会社・六然社主宰、ジャーナリスト。高校時代よりフリーライター・編集者として活動。特に伝統的な職人技や、民間医療等の現場調査をラ

    「ツボはただの妄想」とツボ師は言う 身体と社会のコリほぐす鍼灸術〜鍼灸ジャーナリスト・寄金丈嗣氏(前編):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "「ツボなんてあるかどうかわからない。鍼を打っても効くかどうかわからない」ということをスタート地点にすべき" "真摯に語ろうとすれば、「ツボとは不可知の存在である」という立場からスタートするほかない。"
  • お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (5ページ目):日経ビジネスオンライン

    最後で、周りの目より、自分を大事に すると精神科はひまになる。つまり、周囲の目を気にする人が うつになりやすいという解釈ができます。これについては、最初からの文脈(自殺を賛美するような文化)とつながりがなく、唐突な気がするのですが、どうでしょう。周囲の目を気にすることとうつの関係をつづきで説明してほしいと思いました。(2011/06/27)

    お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (5ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "いつも通りの日々を送っているつもりが、気がついてみれば隔離室の中で私と対面していた、というのが、患者さんの実感であろうと私には見えて来ました。これは、ひょっとすると死についても言えるのかなとも"
  • お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    最後で、周りの目より、自分を大事に すると精神科はひまになる。つまり、周囲の目を気にする人が うつになりやすいという解釈ができます。これについては、最初からの文脈(自殺を賛美するような文化)とつながりがなく、唐突な気がするのですが、どうでしょう。周囲の目を気にすることとうつの関係をつづきで説明してほしいと思いました。(2011/06/27)

    お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (4ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "20年間に数千人の精神病急性期患者の治療に当たってきたけれど、そこでやって来たことは、実は精神の治療ではない。じゃ、何やってきたんだ? といえば、肉体の回復をひたすら優先してきました。"
  • お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    最後で、周りの目より、自分を大事に すると精神科はひまになる。つまり、周囲の目を気にする人が うつになりやすいという解釈ができます。これについては、最初からの文脈(自殺を賛美するような文化)とつながりがなく、唐突な気がするのですが、どうでしょう。周囲の目を気にすることとうつの関係をつづきで説明してほしいと思いました。(2011/06/27)

    お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "肉体を軽視、というか蔑視して、精神・精神力を重視する通癖にはまっているんじゃないでしょうか。日本の多くのまじめなサラリーマンは、自分の精神が弱っているなどいうことなんて、断固認めたくない"
  • お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    計見 そういう主張が今回の政府のキャンペーンでも打ち出されていることは知ってます。でも「当にそうか?」と思ったことはありませんか? 仮にそうだとしても、「受診勧奨キャンペーン」は有効だろうか。50年近く精神科医を生業とし、しかも少なからざる数の自殺既遂者を受け持ち患者から出してきた身としては、考え込まざるを得ない。 Y 既遂者…。先生のそういう率直すぎる物言いは、人によってはあらぬ誤解を招きそうですが、個人的にはとても信頼しております。では、どうすればと。 計見 異常な自殺者増加に対して、いくばくかでも歯止めをかけることが可能か、可能とすればどんな手段がありうるか。結論が「可能だ、こうすればよい」というものにはならないかも知れないが、一応、話してみるか。 受診させたいなら「精神・メンタル・こころの」という扱いでいいのか 計見 たとえば「精神・メンタル・こころの」病気、という扱いが正しいの

    お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "本物のトンネルなら進めば光は大きくなってやがて外の野山が広がった光景になりますが、この人のトンネルは後ろに逆行して光がどんどん狭まって「死」しか選択の余地が無くなっている。"
  • お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない:日経ビジネスオンライン

    「我が国では、年間自殺者が3万人を超えるなど、『国民のこころの健康の危機』と言える状況が続いています」(2010年4月3日、厚生労働省「こころの健康政策構想会議発足式」リリースより)。3月には「お父さん 眠れてる?」というポスターがあちこちに貼られました。「2週間以上続く不眠は、うつのサインかもしれません」。あなたは、そしてあなたの親しい人は、よく眠れているでしょうか。 この自殺数の異常な高止まりは、まさしく緊急事態です。日で精神救急医療を立ち上げた精神科医、計見一雄さんに、この事態に対してなにかできること、知っておくべき事はなんなのか、伺ってきました。余談ながら、私は氏のべらんめぇな語り口が大好きなのですが(味わいたい方は『統合失調症あるいは精神分裂病 精神病学の虚実』などでどうぞ。このは書名の印象に反してとても面白くて分かりやすい!)、今回は状況の深刻さを反映してか、静かで、迫力が

    お父さんが「眠れない」のは、心の問題ではない:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "玉砕その他の「自殺強要作戦」とその称揚。この称揚は今も続いているようです。「この辺でケリをつけよう」と、生き延びるための持久戦をやめて集団自殺的攻撃に転じる。その種の「潔さ」は今も否定し切れていない"
  • ネット上の性とジェンダーみたいな何か - 1000万人都市の片隅から

    SNSTwitterなどのサービスを利用していると,ネット上だけでの交流やゆるやかな繋がりがある人の数が増えてくる。(ネトゲはしてないのでこの項では扱わない)。 レベルはさまざま。はてブで同じ記事をブクマしてる事が多いだけとかTwitterで相互フォローしてるだけ程度の「あの人通勤電車で同じ車両で見かけるのよね」レベルや,ブコメに☆をつけ合ったりTwitterでふぁぼりあったりの「なんとなく目があったら目だけで挨拶とか会釈とか」レベルでも,なんとなくその人の為人は窺える。 はてブでid言及したり,ブログにコメント残したり,@を飛ばし合ったりしはじめると,直接交流を持っていると言ってもいいだろう。 それが複数のサービスにまたがり,複数年が経過すると,一度も会ったこともなくても直接のメール等のやりとりがなくても,まるで旧知の仲であるかのように錯覚してしまいがちである。特にTwitterは文字

    ネット上の性とジェンダーみたいな何か - 1000万人都市の片隅から
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "気にして調べたりはしないし,その必要も無い。しかし,改めて振り返ってみると,よほど薄い繋がりでない限り,無意識のうちに,この人はたぶん男・この人はたぶん女,というのを判断していることに気がついた。"
  • 【正論】東京大学教授・坂村健 明暗分ける「人材流動性」の低さ - MSN産経ニュース

    情報通信技術(ICT)の爆発的な進歩が社会を大きく変えている。そういう大変化の時代に日と米国、どちらが適応できているのか。ICTの発達が複雑な金融商品を可能にし、それが引き起こしたリーマン・ショック、その震源地であったにもかかわらず、市況的に見て早くもその影響を抜けている米国。一方サブプライムの傷口がもっとも小さかったはずの日は「3度目の失われた10年」などと外国のマスコミに揶揄(やゆ)される状況になっている。 ≪状況に応じて働く仕組み≫ 当たり前なことだが「時代は変わる」。問題はICTの進歩により状況変化のスピードが爆発的に加速したことだ。もはや「どう変化したか」でなく「変化していること」が常態になってしまった。こういう状況は明治のころはいざしらず、今の日には向いていない。法律体系の問題もあるし、社会的安定を求める国民性などさまざまな問題がある。 その中でも早急に日社会が対応すべ

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "始まっている。むしろ問題は「従来型雇用」という建前のために、本音の「人材の流動化」をサポートする社会の体制が遅れているということの方だ。サポートなしに人材の流動性が高まれば悲劇になるのは当然だろう。"
  • IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも

    自己変革が求められるユーザー系の情報システム子会社 以前も触れたように、親会社としては、情報システム子会社を変革するか、売却するかいずれかの選択肢を迫られてきます。 情報システム子会社は、体とは異なるコスト構造を持ち込み、低コストオペレーションを実現するために設立されましたが、この存在意義が揺らいでいます。これからは、親会社の業務の効率化や(新サービス企画など)売り上げへの貢献を果たす存在へと自己変革することが求められます。 今後IT業界の方向性 先ほどの繊維業界と同様に、電気機械器具製造業の従業者は1990年代にピークを迎えた後は、6~7割程度にまで減少したことを考えてみれば、国内ITベンダーの従業者が同様の軌跡をたどることがないとはいえません。 国内IT市場の大きな成長が望めない中、業界再編やグローバル化は不可欠でありますが、日が強みを持つ製造技術やサービスや安全の品質と、IT技術

    IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "低コストオペレーションを実現するために設立されましたが、この存在意義が揺らいでいます。これからは、親会社の業務の効率化や(新サービス企画など)売り上げへの貢献を果たす存在へと自己変革すること"
  • IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも

    中堅ベンダー 最も難しい舵取り――急成長か撤退か 売上高が500億円から2000億円といった中堅ベンダーへのオフショア開発の影響は複雑です。 中小ベンダーがすぐに影響を受けるのに対して、中小ベンダーの発注元である中堅ベンダーへの影響はやや時間をおいて発生してくることになります。この時間差は、将来への方向転換への猶予期間・準備期間ととらえて迅速に戦略立案と意思決定を行う中堅ベンダーと、一過性の需要落ち込みと思い込み現状維持のまま忍耐し続けるベンダーの二種類に分けることになります。結論から言えば、業界での存在意義を一気に失っていくベンダーも出てくることになるでしょう。 中堅ベンダーの中には、大手ベンダーのグループ子会社のベンダーが多く存在します。 親会社はオフショア拠点を含めたグループ内での各子会社ベンダーの存在意義や役割分担・方向性を決めることを迫られます。システム開発やサービスに必要となる

    IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "将来への方向転換への猶予期間・準備期間ととらえて迅速に戦略立案と意思決定を行う中堅ベンダーと、一過性の需要落ち込みと思い込み現状維持のまま忍耐し続けるベンダーの二種類に分けることになります。"
  • IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも

    前回、5年から10年で国内IT産業の雇用の約3割が消失するという仮説について述べました。今回は、ベンダーの特徴別に、このことの影響と対応の方向性について考えることにします。 前回は、大手ITベンダーによるオフショア活用拡大がIT業界の雇用に大きな影響を及ぼし、この5年から10年で国内IT産業の雇用の約3割が消失するという仮説について述べました。今回は、ベンダーの特徴別に、このことの影響と対応の方向性について考えることにします。 大手ベンダー 経営面での能力向上に最大のチャレンジが残る オフショア活用の拡大は、富士通NEC、日立製作所、NTTデータなどの超大手ベンダー、およびそれに続く野村総合研究所、日ユニシスなどの大手ベンダーにおいては「雇用者数」の上ではそれほど影響を与えないでしょう。 ただし、仕事内容、能力については、かなりの変化が求められることになります。新しいオペレーションおよ

    IT業界に構造変化 「第2の繊維産業化」のおそれも
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "コンサルティング部隊を立ち上げてみたものの、あまり有効に機能していない点、コンサルティング業界という切り口で見た場合、ほとんどプレゼンスを獲得できていないことが、この難しさを示しているとも言えます。"
  • IT業界に構造変化 大手ベンダーの戦略転換と大量雇用減の可能性

    企業の情報システムのパラダイムが大きく変化していく中、IT業界の変化のありかたについて雇用面から考えてみます。結論を言えば、日の大手システムベンダーのオフショア戦略の再構築に伴い、この5年で日国内でのエンジニア需要は2、3割程度が消失する可能性が高いと考えています。 日IT業界の概観 業界の特徴を一言で表現すれば「ゼネコン構造」といえます。大規模なシステム開発や運用サービスなどの案件は、ピラミッドの頂上近辺の大手ベンダーが元請けとして位置します。これらの大手ベンダーは「プライムベンダー」と称され、顧客からは「請負契約」を締結します。その後、下位のベンダーへ2次請、3次請と再委託されていくのが一般的です。(図1) 中堅以下のベンダーは、プライムベンダーからの要請に応じたエンジニア派遣を事業の中心に置いているという見方ができます。プライムベンダーと下位ベンダーの契約は委任契約が中心であ

    IT業界に構造変化 大手ベンダーの戦略転換と大量雇用減の可能性
    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "雇用面から考えてみます。結論を言えば、日本の大手システムベンダーのオフショア戦略の再構築に伴い、この5年で日本国内でのエンジニア需要は2、3割程度が消失する可能性が高いと考えています。"
  • 理系の研究室の問題について徒然と書いてみる Creative Life

    こないだある経営者に会って話す機会があった。研究内容を聞かれて、「アルツハイマーとかのタンパク質に関する基礎的な研究やってます」とか言うと、「なんでその研究してるの?」と聞かれた。 「正直なところ面白いから」と答えたら、「アルツハイマーを気でなんとかしたいと思っている人は世界に沢山いるよ」的なことを言われて、自分の純粋な興味関心だけで潤沢な資金を使って研究していることになんだか疑問を感じて、それは未だに解決していない。 正直なところ、彼にこの質問をされるまでは、大きな成果はあんまないけど曲がりなりにも学会で発表してきて、別にこんなもんでいいとか思っていた。けれども自分に蓋をしていた部分に気がついてしまったような感じだった。 研究に対する情熱はない。 結局のところ中途半端な感じで大学院に来てしまった。まぁ入ったからにはきちんと研究してお世話になったラボに良いものを残して卒業したいとは思うけ

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "結局狭い視点しか持ち得なかった。良くも悪くも、理系の特に実験系の研究室は平日は朝から晩までというのが一般的で、「シュウカツ?そんなもんさっさと終わらせて研究しろよ。」的なオーラが満載だ。"
  • 未来から道筋を探す - レジデント初期研修用資料

    チームで何かを生み出すときには、「こんなものを作りたい」という目的と、もう一つ、「それが達成された未来」のビジョンを、なるべく具体的に語れるように思い描いておくと、意思統一がしやすい。 方向要素と距離要素 「こうしたい」と、「それでさらにどうなってほしい」とを想定して、それを共有することで、リーダーがどういう思考に基づいて「こう」を目指したのか、点が2つ作れると、方向と、飛躍の距離を測定することができるから、議論が収斂しやすくなる。 「こうしたい」という目的だけだと、恐らくは「その先」が拡散する。そこに至るまでの道筋も、方向が共有できないから、議論が拡散してしまう。 「こうしたい」と「その先」とが決定できると、今度は恐らく、「その先の未来」から、まだ何も始まっていない現時点に至るまでのロードマップが描ける。道筋が、叩き台として議論の場に登場するから、何が実現可能で、自分たちに何が不足してい

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "どうしたいのか、できればその思考プロセスを自分のものにできて、「理解」は「納得」に到達する。納得というのはだから、方向要素と距離要素とを合わせ持ったものとして、理解とは区別されるべきなのだと思う。"
  • 「テレビに出られることが報酬」という意識について。: 不倒城

    いつものことだが、特に一般化するべき話題ではない。こんな考え方もあるのか、という程度で。 先日、某テレビ局に勤務している知人と話す機会があった。というか、とある飲みの場で一緒になった。 あまり世評がどうとかメディアがどうとかいう話にはならなかったのだが、ふとした拍子に「インタビューに対するインセンティブ」という話題が持ち上がった。通常、たとえば街頭インタビューなどで顔を晒してインタビューに応じている人は、顔を晒すというリスクの割に殆どインセンティブを受けていない。これは何故なのか、あるいは遠からずインセンティブを生じないインタビューというものは難しくなるのではないか。そんなことについては以前から考えていた。 それに対する回答がこうだった。「いや、テレビに出られるってことが十分インセンティブになるだろう?」 直感的には、私はその回答は余りにも時代錯誤だと思ったのでそう指摘したし、それ程深まり

    kodaif
    kodaif 2010/05/19
    "その話題は立ち消えになったのだが、ことは思ったより根が深いような気がする。私自身は、「テレビに出ること自体が報酬になる」という意識が未だに一部には残っているんだなあ、と思って、率直にいって驚いた。"