大阪の観光集客などについて考える大阪府と大阪市の「都市魅力戦略会議」(座長=橋爪紳也・府立大教授)が26日、市役所であり、大阪城公園など市内5地区の活性化構想をはじめとする中間報告をまとめた。同公園には、光や音楽に合わせて水が躍動するエンターテインメント性の高い噴水を造る。同様の噴水があるバルセロナやドバイといった海外の観光地をイメージしたもので、世界から人が集まる観光拠点を目指す。 会議では、大阪城・大手前▽中之島▽御堂筋▽天王寺・阿倍野▽築港・ベイエリア--の5地区を重点地区に指定し、各地区の活性化策をまとめた。来月に開催予定の府市統合本部で提案され、橋下徹市長らの了承を得て府市が本格的な検討に入る。 大阪城・大手前地区の大阪城公園南側に整備する噴水は音楽やショーが楽しめる。北側の水上バス船着き場付近には、展望塔を備えたカフェやレストランが入る集客施設を整備する計画だ。 中之島地区は、