≪新たな日本のかたちの礎築け≫ 敗戦から68年経(た)つ今夏、日本が戦後の占領の軛(くびき)から未(いま)だ脱していない現実に向き合うとき、占領下で押し付けられた制度や考え方を再点検するとともに戦後の日本の歩みを検証し、日本を再構築しなければならないとの強い思いに駆られる。まずは現行憲法施行から70年を迎える2017年迄(まで)には日本の国柄、日本の心、日本の魂の籠った憲法を日本人の手で作り上げ、次の世代のため新たな日本のかたちの礎を築いておきたい。 併せてインフラ整備も喫緊の課題だ。戦後、先輩たちが懸命につくった上下水道、トンネル、橋などの殆(ほとん)どが老朽化してきている。共同溝敷設の全国展開など必要な公共事業を推進し、次世代が安全で、快適な生活を享受できる国土をつくっておかねばならない。 統治機構も再考の時期にある。地方が十分力を付けてきた現在、県単位で、それぞれの特長を生かした自由
「ブラック企業大賞2013」なる授賞式が11日に都内で行われ、ワタミフードサービスが受賞した。 ブラック企業大賞の実行委員会は、「労働法に抵触したり、パワハラなど暴力的強制を従業員に強いる企業」をピックアップして、ウェブで投票を募ったという。 今回、ノミネートされた企業は、ワタミのほか、クロス・カンパニー、ベネッセコーポレーション、サン・チャレンジ(ステーキのくいしんぼ)、王将フードサービスなど。 どちらかと言えば、努力や工夫を重ねて成功したとされるイメージのいい企業がずらりと並ぶが、実行委員の一人であるルポライターの古川琢也氏は「企業イメージがいいのに、内情がまったく違う」と主張している(8月12日掲載、ウェブ版日刊ゲンダイ)。 大きな企業であれば、労使を巡るトラブルは少なからず発生するものだ。しかし、だからと言って「ブラック企業」という汚名を着せるのは、いささか度が過ぎる。 ブラックと
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