参院本会議で立憲民主党の福山哲郎幹事長の代表質問に答える安倍晋三首相=国会内で2020年1月23日午前10時50分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相は23日の衆参両院の代表質問で、首相主催の「桜を見る会」を巡る問題で「説明責任を果たしていない」との批判に対して、「隠し立てや虚偽答弁を行っているとの指摘は当たらない」と強調した。 立憲民主党の福山哲郎幹事長は、問題に関して「すべての混乱の責任は首相にある。隠し立てや虚偽の答弁を繰り返すことなく、全容解明の責任を果たした上で、辞めることが潔い身の処し方ではないか」と追及した。 首相はこれに対し、「桜を見る会、前日に開かれた夕食会の内容については、国会等の場で繰り返し可能な限り説明を行っている」と反論した。その上で「さまざまな批判を国民から頂いている。真摯(しんし)な反省の上に、私の責任において全般的な見直しを行う」とも述べた。