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ブックマーク / kawango.hatenadiary.org (12)

  • ライブドア事件は粉飾なのか? - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    一昨日、堀江さんが収監された。とにかく当にひどかった。 なんだ、あのモヒカン頭は。前日も飲んだくれた後の顔のむくれと相まって、どうみたって反省していない犯罪者にしかみえなかった。せっかく一部で評判をとりもどしつつあった堀江さんだったのに、世間の多くはやはりこいつは悪人という認識をあらためて刷り込んだに違いない。 そして隣につねにつきまとっていたひろゆきもつねにへらへら笑っていて、最悪の印象をあたえた。 およそ、人間がなにか行動をおこすとき、必ず動機と目的があるはずだ。ぼくが、先週末にブログを書いたのは堀江さんに同情していたから、彼の誤解を少しでもときたかったからだ。 昨日の彼らはいったいなんのためになにをしたかったのか?堀江さんはライブドアと同じく粉飾事件をおこしながら実刑判決をうけていない会社名がプリントしたTシャツを着ていたが、世間にアピールしたかったのであれば、むしろ逆効果だった。

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    kokogiko
    kokogiko 2011/06/22
  • 世界でいちばんひどい生放送サイトをつくったらわりと流行った件 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    そろそろ話しても害はないと思うので昔話をしてみる。 2年前ぐらいにCGMベースの生放送サイトをつくったときの話だ。 すでに生放送のシステムは1年前に運用開始していて、いろいろな番組をつくって配信していたのだが、自前で番組までつくるモデル(公式生放送)ではスケールして成立するビジネスモデルをつくるのが難しい。だから、もともとユーザが自分で生放送ができるサイトで勝負するというのが当初からの戦略で、1年間やっていた公式生放送は、成功できるユーザ生放送システムとはどう実装すればいいのかを探るためのプロトタイプという意味合いが強かった。 年末を目標としてサービスを立ち上げるという目標でユーザ生放送企画開発チームが発足したのは2年前の夏前ぐらいだ。開発期間が半年ぐらいしかなかったが、すでに公式生放送のシステムは1年ぐらい運用していてベースとなる技術は蓄積されていたのでそれほど不可能な目標ではなかった。

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    kokogiko 2010/09/24
  • 個人の才能とはいったいなにか - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    下のエントリを読んでいろいろと思うところがあったので書いてみる。 少数精鋭のテクノロジーベンチャーは企業が支払うべきコストをどこに付け替えるのか このエントリには、別の二人の記事が引用されているので、そこを抜き出してみる。 * LingrとRejawサービス終了のお知らせ:江島健太郎 / Kenn’s Clairvoyance - CNET Japan しかし一方で思うのは、4人というのはやはり大所帯だったということです。アーキテクト・デザイナ・クライアントという専門には重複がなく、これにアーキテクチャとデザインの両方を見られるマネージャであるぼくを加えて4名なら、適正な少数精鋭と言えると思っていました。しかし、これは決して「少数」ではなかったのです。 自分が技術的に成長した今だから言えることですが、今のLingrやRejawのようなプロダクトなら、1人か、多くても2人ぐらいで作れるべきで

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    kokogiko 2009/07/06
  • プラットホームホルダー対コンテンツ屋さん百年戦争 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    どうもコンテンツプラットホームホルダーとコンテンツ屋さんとの関係をきちんと理解していないひとが多いようなのでちょっと書きます。 いいたいことは、自分で自分の戦う土俵をつくれないひとは、しょせん成功なんてできるわけがないってことです。 そしてコンテンツ屋はプラットホームホルダーと戦わなければならないのは必然だということです。 ぼくは、以前のエントリで、アップルは”神様”でもなければ”お上”でもないと書きましたが、shi3z氏のエントリによるとやっぱり”お上”だそうです。 JRAに勝とうと思って馬券を買う人は居ないだろう。 つまり、胴元に勝つことを前提に戦略を組み立てることはできない。 しかし、JRAがルールを変更するとしたら、それは大きな影響がある。 そしてAppleが胴元だとしたら、胴元の気に入るようなものを作るしかない。 与えられた土俵の中での最適解を見つけるなんてゲームは、ある程度の頭

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    kokogiko 2009/07/05
  • ホルダーがコンテンツをつくらないプラットホームは微妙 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    iPhoneのコンテンツプラットホームとしての設計が間違っているという話をしたいわけであるが、まずはそもそもアップルがつくったアプリを有料にしない時点でやる気なくない?ってことからはじめる。 iPhoneがコンテンツプラットホームとしてどのように設計されているかを考えるとする。まず、コンテンツプラットホームホルダーであるアップルとコンテンツを提供するアプリ制作会社との間にどのようなゲームが成立しているかを考えてみる。 まずはアップル側がiPhoneでアプリマーケットを展開するメリットは3つぐらい想像できる。 (1) iPhoneの機能拡張を自社開発リソースをつかわずに提供できる。 (2) iPhoneのアプリ世界が充実することによる継続的なiPhoneへの宣伝効果 (3) 有料アプリからの収益。 (1)と(2)はiPhoneというハードウェアの販促となるわけだが、おそらくアップル的には(3

    ホルダーがコンテンツをつくらないプラットホームは微妙 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
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    kokogiko 2009/06/21
  • (続)コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計が間違っている件 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計が間違っていると題して、ぼくが書き殴ったメモはいくつか反論の記事をいただいた。 shi3z氏 ー iPhoneとiモードのプラットフォームとしての未成熟さ、または「儲からないからチャンスがある」という考え方 AppBank氏 ー iPhone市場はiモードと違うからだめなんて、くだらんと思います。 で、とりあえずきちんと書き直すことにしましたのでよろしくお願いします。が、ちょっと長くなりそうなので、まずは両氏のエントリに対するコメントを先にすることにします。 とりあえず両氏の記事に対していいたいのは、ぼくは元記事でひとこともiモードプラットホームどうこうなんて書いてないということです。ぼくの空想上の立場からこういうことをいっているんじゃないかと想像して、書いていないことに対して批判をされても建設的な議論はできないので、余計な先入観はやめてほ

    (続)コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計が間違っている件 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
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    kokogiko 2009/06/20
    感覚的にはわかる
  • コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計は間違っている - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    いま、ベンチャー企業でiPhoneアプリをつくることが流行っているようだ。 iPhoneであれば世界相手にビジネスがリスクも少なく挑戦できると考えているひとが多いようだ。 こういう消去法的に戦略を選択することは危険であると、このブログの最初のほうに 貧乏子沢山なWEBサービスという戦略 というエントリで書いた。 今回はiPhoneアプリのコンテンツビジネスがなぜ可能性がないか、同じ問題を抱えるXBOX360、wiiなどのゲーム機でのダウンロード販売についてもあわせてくわしく説明する。 とまあ前置きを書いた段階でだいぶ眠くなってきたんで、詳しくじゃなくて、かいつまんだ要点だけいう。 いいたいこと ・ コンテンツプラットホームではヒットコンテンツが十分にもうからないとダメ。 ・ ちなみに儲かるクリエイターが存在できることではなく、たばねるパブリッシャー的な存在が儲かることが成立する必要がある。

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    kokogiko 2009/06/16
    『コンテンツのプロモーション手段がiPhone内に存在していないことも大問題。』ケータイ公式は公式サイト内での紹介順列の頭の取り合いが死活を握ってるもんなあ。
  • ユーザがなぜ頭が悪いか? - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    2回ほど書いた過去のモデムビジネスについてのエントリで、頭の悪いユーザをだましているだけじゃないか、のようなコメントがいくつかついていたので、そこだけ、もうちょっと説明したい。だいたい、ぼくはユーザのことを頭が悪いと思っていない。 およそものづくりをする人間にとって、気がつきにくかったり、忘れがちになる重要なことある。ほとんどの人間はあなたのつくったものに興味もなければ、大事なものとも思っていないということだ。しかも、あなたのつくったモノやサービスのユーザであってすらも例外ではない。 自分の仕事で他人の人生に影響あたえることができるなんて当にまれな幸運な出来事だ。 ふつうは、自分の細かいこだわりとか思いなんてものは他人には、まったく伝わらない、興味をもってもらえない。 もし、一見、ユーザが馬鹿にみえるとしたら、その理由は、彼らが馬鹿だからじゃなく、基的には興味ないか、専門じゃないからだ

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    kokogiko 2009/06/12
  • 自分の考えたアイデアを内緒にしたがるひと - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    企画をするという仕事はどういうものなのかについて書いてみる。 よく企画屋と自称するひとがいるが、ぼくは企画屋という職種は存在しないと思っている。 パワーポイント屋ならよくいる。パワーポイントできれいな資料をつくってくれるひとだ。 とても便利な存在であり必要な存在だ。 まあ、企画をやっていますというひとのほとんどはパワーポイント屋であるといってもいいと思う。ところが、それを自覚していないひとが意外と多い。なにか自分の仕事をすごくクリエイティブなものだと思っている。気の利いた素敵な特別なアイデアをひらめかせることを仕事だと思っているひとが多い。そして、そのひらめきを才能とか能力の賜物と勘違いしていて一生懸命磨こうとしている。実際はそんなの無駄でひらめきというのは訓練で手に入る汎用の能力ではなく、豊富な経験と知識の結果としてあらわれてくるものだ。だから、アイデアだすのに頭ひねるよりも先に勉強しろ

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    kokogiko 2009/06/11
  • くそなモデムがバカ売れした理由についても話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    この前のエントリを、サポートが評判よかったのでモデムが売れまくったという話に受け取ったひとが多かったが、それは間違いなので補足したい。 そもそも世の中にサポートが良くてヒットする商品なんてない。サポートがよくてヒットするなんてことがあったら、大変な美談になって“ちょっといい話”になるところだとは思うが、現実はもっと夢がないものなので、そもそもモデムがなんでヒットしたのかについて補足しようと思う。 サポートではモデムが売れない理由は簡単だ。サポートがよいことによる販売数量の増加効果は購入した人のリピートか、まわりのひとへの口コミ効果によってしかあらわれないからだ。つまり売れた後に中長期的に効果が現れるパラメータであって、最初に売れる理由にはならない。 じゃあ、最初に売るために必要なのはなにかというと、まあ、人間がモノを購入する過程をモデル化して以下の順序で脳内シミュレーションすれば推測が可能

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    kokogiko 2009/06/11
  • ユーザサポートでめちゃくちゃ感謝された経験について話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    もう15年前にぐらいになるが、僕の仕事のやりかた、ユーザにたいしてどうやって向き合っていけばいいかについての信念を決定づけたある事件について語ってみようと思う。ほぼ懺悔にも近い。 ぼくが企画したモデムがバカ売れした。無名のブランドだったのにもかかわらず発売した瞬間に、秋葉原のショップで1番の人気モデルになった。理由は他者のモデムが無骨な段ボール箱にはいっていて、いかにもコンピュータの部品っぽかったのに、ぼくのモデムはカラフルな化粧箱をつけて、とても初心者が使いやすそうに見えたからだ。実際、簡単そうにみえる化粧箱をつくるのに何回もつくりなおして半年以上もかかった力作だった。 当時windows95が登場してインターネットが話題にのぼりはじめたあたりで、いままでマニアのパソコン通信ぐらいしか用途がなかったモデムをインターネットという単語に引き寄せられた大量の初心者が買い始めた時期で、とにかく簡

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    kokogiko 2009/06/05
  • 本当に世界的なwebサービスをつくりたいなら日本にいるべきと思う理由 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    世の中には、頭のいいひとたちがつくりあげる先進的な考え方といったものがあります。 そして、IT業界においては、先進的な考え方は常に米国からやってくることになっています。 米国でおこっている出来事を把握して解説することが、頭のいいひとたちの得意とするところです。 そんな頭のいいひとたちは話の受け売りをするだけではなくて、具体的な提案みたいなのもたまには出すのですが、そのひとつには、「論理的な帰結として、日が世界で勝つためには英語版のwebサービスをつくらなくてはいけなくて、米国でまず最初に成功しないといけない」というのがあるようです。 ……。まあ、おおむね正しいとしましょう。 で、じゃあ、具体的にどうすんだ?と。なにが差別化ポイントなのか?というとこれがない。 まあ、なんらかのサービスのすてきなアイデアがあってそれで勝負ということなんですが、それってじつはすごく現実をなめている話なんです。

    本当に世界的なwebサービスをつくりたいなら日本にいるべきと思う理由 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
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    kokogiko 2009/05/20
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