ソフトバンクがVodafoneと国内携帯電話事業について買収交渉を行っていることを認めたようだ.この買収が成立するかどうかは未知数だが,仮に成立すれば携帯電話市場が激変するだけでなく,携帯コンテンツ事業者や国産携帯端末事業の再編に繋がる公算が大きい.ここへきて「はてしない物語」から「神話の終焉」に転落する可能性が出てきたのだ.*1 もともとVodafoneになってから英国本社主導の経営が日本市場にそぐわず,周りから「voiceだけfone」と揶揄されたり,優秀な人材が1年〜半年前くらいからだいぶソフトバンクに引き抜かれていたので,どうするんだろうなとみていたら,思いのほか早く音を上げたことに少々びっくりしている. この買収交渉は圧倒的にソフトバンク優位というか,写メールの開発者はじめキーパースンを事前にソフトバンクが引き抜いていることもあってVodafoneの事情は全てソフトバンク側に筒抜