ビットマスク(Bitmask)とは ビット演算の一つでいわゆるフラグ管理に利用されています。回路の仕組み上ビットマスクなどのビット演算はとても高速に処理できます。 ビットマスクはたとえばLinuxといったOSのファイルのアクセス権の管理に利用されています。ファイルの実行、読み込み、書き込みの権限は3bitで表現されます。(括弧内は10進数) 1桁目は実行権限、2桁目は読み込み権限、3桁目は書き込み権限を表しています。 000 (0) アクセス権がない 001 (1) 実行権限 010 (2) 読み込み権限 100 (4) 書き込み権限 011 (3) 読み込み+実行 111 (7) 書き込み+読み込み+実行 フラグをONにする フラグをONにするときはビットマスクとの論理和(OR)で行えます。例えば読み込み権限のフラグをたてるには以下のようにします。 000 OR 010 = 010 10