(編集部注:本記事は、子どもや子どもの心を持った人、サンタクロースを心から信じている人に安心して読んでもらえる内容になっている。) サンタクロースがクリスマスイブに世界中を駆け巡るとき、半世紀以上前から、彼には仲間がいた(もちろん、トナカイとは別に、という意味だ)。 それは、もっと温暖な場所で新生活を始めたいと思っている、いたずら好きの妖精でもなければ、やんちゃなホッキョクグマでもない。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が提供するさまざまなテクノロジのことだ。 1955年、米コロラド州で子どもたちがサンタに電話をかけられるサービスの広告が出されたが、誤植により、中央防衛航空軍基地(NORADの前身)の極秘ホットラインの番号がそこに掲載されてしまった。それ以来、NORADはプレゼントを待ち望んでいる世界中の子どもたちと同じような気持ちで、サンタの追跡という、少し風変わりな仕事を行っている。
![NORAD関係者が明かすサンタクロース追跡技術の裏側](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a4fe29166ea9c154e86702f729c64941591015eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2017%2F12%2F21%2F3b72f8fee6aefb5e1957b3a239786f46%2Fnorad-tracks-santa_640x480.jpg)