カカクコムは、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」に蓄積されるアクセスデータや価格情報などをもとにした、<液晶テレビに関する調査/分析レポートを報告した。 「『液晶テレビ』カテゴリの売れ筋価格帯推移」などの調査結果 これによると、3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響で、液晶テレビに対する需要が落ち込み、結果、市場全体で価格の値崩れが起きているという。 「価格.com」の「液晶テレビ」カテゴリのアクセス(PV)数は、家電エコポイント制度が終了する3月末に向けて徐々に高まっていたが、震災が発生した3月11日以降は激減。20日には震災前の水準に回復したものの、2010年11月末の家電エコポイント制度改正による“駆け込み需要”には遠く及ばないまま4月を迎えた。 「液晶テレビ」カテゴリの売れ筋価格帯の最安価格の推移は、こうしたアクセス数の推移に同調。2010